200.
御疲れ様

先ずは御疲れ様。こないな節目の頁俺が貰うやなンてなンやおこがましい様な気ィは大いにするンやけれども、でも其れ以上に嬉しかったり。
全部なん、知らへん。互いに多分此の先知ることなンあらへんのやろうけれども。でも、此の日記を通じて初めて知る事と言うのも確かにあるワケで。
此の日記を目にした時、キミに対する印象が良い意味で変わったのと同時に、申し訳ない気持ちで一杯に為った。申し訳なく思った気持ち、キミに話した事とは別にもう一つあるンや。まァ機会があれば亦話そうとは思うとるけれども。
キミと出逢って…暫く姿見掛けへんで…でも再会した時はホンマ嬉しかった。まァまさかこないなご近所さんやったとは思わンかったけどな。

俺が今迄見てきた姿、此の日記の姿。其れ以外にキミの色んな面を知っている人は此の日記読んどる人の中にも仰山居てるンやろう。でも其れでも矢張り此の日記を開けばキミの事亦一つ知った気にも為れるワケで。

まァ正直言えば、最初の頃はキミの口の悪さにイラッと来たり泣きそうに為ったりした事があった事は否めず。でも其れでもキミと言う人間をホンの少しやったとしても徐々に知って行くうちに今では其のキミの辛辣さも心地良いモノにへと変化していきました。

おめでとう、ではなく御疲れ。
まだまだこないな処で落ち着かれてもうたら俺が淋しい。ゆっくりのんびりでも書き綴っていく其の姿、ソファーに寝転び乍でも見させて頂きます。

ぐるぐる、と彷徨い続ける迷宮でキミが迷子に為りませんように、少しでも其の手を取る事が出来たなら幸い。

ピアス