最近の朝夜の寒さに身を震わせておる鬼の女王ことわらわじゃよ。は～、城で巣篭もりがはかどる～～。ごろごろしながら最近読んでおるくとぅるふのしなりおがあるんじゃけど、以前紳士に回してもらったヴェルネの天使は死を歌うというしなりお、あれわらわ大好きなんじゃよね。核心的なねたばれはしないけど、まあまあばれあり？　かもしれん。もしかしたらほんのり察したりするかもしれんし一応畳んで語ろうかな！

ごにょごにょ。

　まずもって美少年限定しなりおっていうのが涎ものじゃと思わん？！　もおおわらわ大好物……！　少年達が成長していくほんの僅かの過程、煌めきのなかにある葛藤、瑞々しい悩みの中にある人間くささ。それらを覗き見るあの時間、絵画でも見てるようでうっそりと溜め息をつきたくなるんじゃよ……。聖歌隊っていう舞台も既に心をときめかせるよね！

　これはぷれいやーきゃらくたーによってどんな望みを持ちどんな選択をするのか、ろーるぷれいによって大きく変わるのが顕著なしなりおじゃと思う。
　頭を使うものもいろいろあるけど、わらわああいう物語性とろーるぷれい、ぷれいやーきゃらくたーの思想思考が色濃く出るしなりおが特に好きかも。あの配信を終えてから、わらわも回したい！　他の人の子らがどんな物語を紡ぐのか見たい！　っていう気持ちが強くて強くて、もう眠い時しか眠れない。紳士が回してくれた時のように、えぬぴーしーも出来るだけ沢山出して物語性を幅広くしたいなぁ。

　とまぁ、そんなわけでいつかちゃんと回せるように、ふんすふんすと気力を起こして読み込んでおるから、回させてくれる者達には準備ができ次第声をかけにいかねば……！

　モンダラパスタ！　高く生きる紳士と書いて高生紳士と申しますぅー。
　さてさてさてさてー、セッションしてから大分日が経っておりますけども。すりっぷくんと遊んできた時の感想なんかを纏めようかと思いますぅ、はい。呟き実装してからあまりの楽さにちゃんと日記を書くことを怠っていたなんてそんなそんな！
　もし読んでいる人がいてまだ未通過のシナリオである、という方はネタバレがあるのでお気を付けください！　あと異性愛も含まれておりますね、ええ。PLがPLなもので同性愛に感じる方もいらっしゃるでしょう！　なんで合わせてご留意くださーい。

「心臓がちょっとはやく動くだけ」セッション感想

　えー……まず先に言いますね。このシナリオ、苦悩も葛藤も沢山して、その先で涙ありなめちゃくちゃエモいシナリオなんですよ……。ですが、ですが！　我々はPC選択を間違えました……。盲目的で共依存で死ぬときは一緒だよ、みたいな子達で行ってしまったが故に、苦悩も葛藤もなく終わってしまった……なんてこった……！
　……とはいえ！　とは言えね！　高生的にこれはこれでエモかった！　と胸を張って言えるセッションだったのでそれをまあ少しね。残しておきたいとこを書いていこうかと思いますー。

　とりあえずこのシナリオの内容的なものを書いてしまうと、探索者は目を覚ましてからある人形を目覚めさせるわけ。その人形がね、KPCを元に作られていて、その人形に探索者がRPを経て心を与えていくシナリオなわけです。そして最後にはその人形を自らの手で壊し、その心臓から鍵を手に入れ、その鍵で現実世界へ帰るというのがトゥルーエンドへの道筋なんですが。

　まず最初のまじかー！　ポイント。探索者は探索して服を見つけてたのよ。KPCの服を。それをね、目覚めた人形に着せてあげるんですわ、大抵は。だけどこの探索者、
「これはKPCの服だからだめ……」
　って言って最後まで。最後まで！　服は着せてくれなかったね！　人形なんだもんね？　の確認をしたうえでじゃあ大丈夫、これはPCのだからを貫き通されました。うーん、さすがこの子（探索者）……！　になったね、あれは。
　KPとしては複雑さがありつつ、でもKPCを動かしているPLとしては嬉しい気持ちもあり……。

　終始全裸人形とのRPを経てシナリオは進み、このシナリオの山場といえる一番熱が入るところ。人形を火葬路に入れるところなんですねえ！　そこでもまじかー！　ポイント。
　まあ、苦悩も葛藤もなかったよね！　この人形はKPCではない。KPCが待ってる現実に帰る。この気持ちが強くてですね……はい……。涙はなかったです……。

　ま、まさかのメッセージが長すぎますって怒られた、ってコト……？
　……はい、怒られました。怒られたから続きだよぉ！

「心臓がちょっとはやく動くだけ」セッション感想

　そんなこんながあって鍵を手に入れ、それを使う間際のことですよ。探索者が人形のことを思い出してこんな私のために、ばかだなあ……と鍵に口付けをしたんですよ……！　この子……！
　……いや、エモいやん……。みんな。エモ……。もう、もうね、高生オリジナルの改変というか、味付け的な感じで「その口付けをした瞬間、どくり、と鍵が鼓動を打ったような気がした」なんて語りを入れてしまったよ……俺は……。


　さて、そんなわけで無事現実へ帰ってきた探索者はね、KPCによって起こされるわけ。そうしたらさー、真っ先に飛び起きて抱き着いてくるのよこの子……可愛い……ちゅ……。
　どうかしたのか、怖い夢でも見たのかーなんて心配するKPCを見て体験してきたことを思い出す探索者は、火葬路のことを思い出してKPCの頬に手を添えながらこう言ってきたんですわ。

「最後は私が……」

　まあこれはね、RPとして続きは言わなかったけど、KPとしての高生もKPCとしての高生もすぐ理解致しました。最後は私の手で、って言いたかったんですよ、この子。そんなのもう、もう……。

「仰せのままに」

　この一言と微笑みだけよ……それで十分なのよ、この二人には……。
　いや、もう……全てがエモいが……？？

　沢山のあれこれがありつつ、このシナリオの醍醐味というか、このシナリオだからこそのエモさはチョイスミスで体験出来ませんでした、が！　俺的にはめちゃくちゃエモかったよ……みんな……。
　この二人だからこその過程と終着点、そしてエモさを全身に浴びて堪能したよ俺は……。
　いつかね、違う人にも回して楽しみたいシナリオだなーと強く思いました。これは、いいぞ！　ということで、みんなもレッツ卓ライフ！

　皆さんごきげんよーう、うー！　歌う幽霊、花幽カノンと申します～。普段はツイステオタク、たまにモンハンあもあすTRPG、最近は週一でジャックジャンヌを楽しんでおりますが、初見の方は仲良くしてやってなー。そんな花幽、今日はTRPGの話をしていきたいと思いますー。
　以前心臓がちょっとはやく動くだけの感想を上げたんだけど、その日にぶっ続けで卓を遊んだんですよ。タイマンだから出来るというかね、交代で回しあって遊んでて。今回は回してもらった時のセッション感想を書いていきますよー。未通過シナリオの方がいらっしゃったら気を付けて頂いて。早速いきまーす。

「シグナルレッド・デッド」セッション感想

　これはもう、いつもの☆　っていう始まり方から開始するお馴染みシナリオって感じだったんだけど、目覚めてすぐ知らない場所にいて、死体の山があって、警報が鳴って、頭が痛くなって……っていう怒涛の何が何だか状態を味わいます。しかも漸く落ち着いたと思ったら急に殴りかかってくる奴が現れるっていう本当に何が何だか！？　の急展開続きなのよ。見覚えがあるような気がする、だけど記憶にないその子。警報が急になりだすとその子はいなくなっちゃうし、慌てて身を隠すと神話生物お披露目♡　な慌しさ。
　死体に紛れて隠れる時「死体とやあ☆　って目が合うかもね」って言われたんだけど、やあじゃないのよ、やあ☆　じゃ。
　落ち着いて探索パートに入れるまでいろんなことがあり過ぎる……。久しぶりにわっちゃわっちゃした感じのシナリオでしたねぇ。

　漸く落ち着いて探索をし出すと、まあ全貌がわかってきますよね。探偵っていう職のPCで行ってたんだけど、どこかで恨みをかって廃ビルに閉じ込められている、と。そして命を狙われているわけですね、私のPCは。で、諸々のうちに思い出せた殴りかかってきたあの子、実は知り合いだった！　っていうオチなんだけど、シナリオ的に初対面の方が好ましいらしいです。皆さんそこはお気を付けてー。途中で思い出して力を合わせて脱出を目指すシナリオなんだけど、初対面だからこそ疑心暗鬼になったりなんだりがあってそのスパイスを楽しむのも一つの醍醐味なシナリオらしいのでね。
　今回は私と回してくれた子の関係性があってこその微改変というかね、そんな感じなので。
　そんなわけで思い出した私のPCは再び出会ったKPCとの戦闘を経て、お互いちゃんと思い出した状態で脱出へ向けて力を合わせるのだった……！　因みにこの戦闘が始まる時、お互いDEX値が一緒だったから1d100を振って出目の良い方から先に動こうってなったんだけど、奇跡の同じ出目を出すという運命的な結果を出しました、どうも。こんなところで……っていう笑いとそんなことある……！？　っていう笑いね。

　色々と紐解いて解決方法を導き出し、いざ最終決戦！
　神話生物との戦闘に入ったわけなんだけどぉ……、パンチの方が目標値は高いものの私は果敢にキックをずっと振り続けましたね。だってダメージはキックの方が良いんだもの……！　しかも相方瀕死になるんだもの……！！
　めちゃくちゃ焦ったわ！！
　ほぼ私一人で倒したわ！！

　無事に倒せて一安心、ともいかず、探索中にちゃんと見付けておいた応急セットを使って回復して、そこで漸く一安心でしたよ私は……。
　肩を貸して、ボロボロの相方を支えながら無事に、今度こそ無事に廃ビルを出て、無事生還と相成りました……！

　トゥルーエンド、「シグナルグリーン」の言葉を聞いて胸を撫で下ろした花幽です……！

　いやぁ……久しぶりに戦闘をがっつり挟んだシナリオで、ハラハラドキドキしながら楽しませて頂いたシナリオでございます。興味のある方は是非遊んでみてなー！

　可愛い可愛い人の子らよ、こんばんはじゃ。鬼の女王、竜胆尊じゃよ～。わらわでしっかり書くの、久しぶり……！
　今日は以前紳士に回してもらったたいまんしなりおとやらの、せっしょん感想を残していくぞ～。未通過で目を通してくれる者が居るなら要注意じゃよ。

「愉快な実験室」せっしょん感想

　知らないところで目が覚めて、はっ、いつもの……！　な始まりからすたぁとするんじゃけど、探索者は患者着を着ておって、手術台の上で起きるんじゃよね。で、そこは手術室。
　酷い頭痛を感じたり、胸に変な感覚を覚えたり、なんて体験をしながら探索ぱーとに入るんじゃけど、そこでわかっていくのはまあ不穏なことばっかりじゃよね！　自分が実験体にされてる云々、とか。

　あ、あとこのしなりお、虫が苦手な者は要注意かもしれん……。探索中、虫がわんさかと出てきて追い詰められる？　というか、囲まれる？　ような場面が出てくるからの……！
　想像したり聞いてるだけでもぞっとはするんじゃけど、わらわ自身はそこまで無理じゃー！　ってことにはならなかったから、せっしょん自体の進行に難はなかったが聞くだけでも嫌って人の子には厳しいかもしれん……。かくいうわらわらの探索者も虫は苦手な人の子じゃったから、ぎゃー！　無理無理無理！と叫びに叫びながらなんとか対処したぞ～！

　手術室でのあれこれをなんとか終えて、その先に進むとぺすとますくを付けた怪しげな男が一人……。ぺすとますく！　いいね！　ってちょっとの間紳士ときゃっきゃしちゃっちゃ……。性癖ぃ……！
　落ち着いてから再開して、その不審な男との対話が始まるんじゃけど、このしなりおの醍醐味というか、一番の決め手的な山場、心理学のたーんが……！

（さいころころころ）
「(ぶふぅっと吹き出す音）」
「wwwww（紳士がふぁんぶらーなことを知っておるわらわ、大爆笑）」
「これは？　これはもしや？　絶対にいけないほうのやつじゃな？」
「……ごめぇん…………！！」

　紳士にしては珍しく心の声が先行して、本来なら悟られてはいけない心理学の場面であろうところで心からの謝罪が漏れておった……。あ、でもちゃんと言っておくぞ。わらわは物凄く笑ったから問題なしじゃ！　何よりわらわと紳士の仲じゃからせっしょんが楽しければなんでもあり～！
　心理学の結果としてはこの男のことは信頼できるし、言っておることに対して疑う余地は何一つない！　ときっぱり言われたが、紳士自身からはでも最初めちゃくちゃ疑ってたから！　疑いが晴れるかどうかは！　ほら！　わからないから！と必死にふぉろーされて尚笑ってしまうわらわ。

「でもこの男のことを信じられるって確信するんじゃよね？」
「……うん」
「www　じゃあもうわらわ、迷いなく男の手とっちゃうな！」

　わらわ自身この選択は絶対よくない方向に向かうってわかっておったし、この心理学を得ても一度考え直して疑り深くなる思考へ修正することは可能じゃったんじゃけどね。でもそれをするにはぷれいやーの考えが強く出過ぎるし、心理学の結果はだいすの結果。だいすの女神がそう言うのなら、それも一つの物語としては受け入れて然るべきじゃし。何よりわらわの探索者なら、そう確信したのであればこの男を信用する、そう考えたら止まることは出来なかったんじゃ……。

　無事わらわの探索者は神話生物に成り果てたぞ！

　多分このしなりお、一番緊張するのはきーぱーじゃと思う。紳士が凄い謝り倒してきたんじゃけど、気にしなくていいんじゃ……これも運命……！　だってわらわは物凄く笑ったし楽しかった！
　最後は２人で感想を話し合いながら笑って、凄く楽しいせっしょんじゃったー！

　太陽に照らされて身も焦がれるような暑さから少し解放されつつある最近ではありますが、とうとう9月に入りましたね。まだ暑さも残ればじめじめとした湿気もあり、急な雨もあらこんにちは。そんな今日この頃、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか？　……いや、もう9月て。はっや。
　さてさて、それはさておき。今の時期にピッタリなシナリオを回してもらったので、備忘録として残しておこうかと。もし目を通して頂ける方がいましたらネタバレもありますのでまだ未通過、遊んでみたい場合には開かないようお気を付けください。

「残夏の向日葵」セッション感想

　KP大先生の元、俺とショッピくんとエミさんで遊んできましたー。HO有りのシナリオ自体久々でうっきうきやったんやけど、職業柄俺のはまあ普通、というかなんというか。あってないようなもん、みたいな感じではあったけど他二人はまあまあ面白いHO引いたみたいでセッション中どう明かしていくか、に悩んどったわ。
　みんな新規で探索者作って初対面でーって感じやったんやけど、エミさんの探索者が記者っていう職業柄もあってか誰にでも結構気さくに突っ込んでいくし、性格的にも猪突猛進的なとこがある癖に抜けてて放っておけん、みたいなとこあるから上手いこと3人で関わりを深めていけたところがあったかな。
　TRPGではお馴染みのご飯RPはさくっと済ませる派かじっくりロールする派かで分かれるところなんかは俺らやとその卓その卓で変わっていくんやけど、今回はどちらかと言えばじっくり派やったね。みんな同じ旅館に泊まってて朝夜はそこで済ませつつ、昼だけはでぇへんから定食屋さんに行ってたんよ。俺らの食べたいもんが違過ぎる問題で、KPの柔軟な対応によりそこの定食屋さんが結構いろんなもん出してくれるしサービスまでしてくれるようになってそこでたむろしてわちゃわちゃするのが楽しかったなぁ。夜なんか向日葵畑で手持ち花火して遊ぶ程仲良くなって楽しんだもんな……。ほんまはそこでSANcイベントがあった筈なのに、ショッピくんとエミさんがええ意味で悪い出目出して華麗にスルーした時は笑ったもんな。ふっつーうに楽しい花火と夜の向日葵畑鑑賞してええ思い出作って寝る、っていうな。

　とは言えこのシナリオ、ロスト率は高いしまあまあ冒涜的でえぐい。最初からロスト覚悟で来てほしいつて大先生にも言われとったから新規で行ったわけやし。……にも関わらず。ロストへ向かう伏線伏線で毎回俺が医学成功するしなんならクリティカルよう出すしでロスト一直線のところを大分回避しまくってんな。山場の戦闘というかまあ……ともかく大修羅場みたいなところではショッピくんの戦闘と回避が光る光る。
　まあなんか色々あって大変だったけど、友達も出来たし旅行としては楽しかったね！　また会おう！　みたいなめちゃくちゃええトゥルーエンド迎えたわ。

　まさかの赤文字先生到来により分割です。……え、そんな書いた？　とりあえず気を取り直して実のない続きでも。

続「残夏の向日葵」セッション感想

　ロスト率高いから覚悟しておいてほしい、を口酸っぱく言われとったからこんなにも丸く収まるトゥルーエンドで終わるとは誰も思ってなくてまあびっくり。感想戦でも今回はほんまにマンちゃんの医学あってこそのトゥルーエンドやったと思うわって言われて鼻高々。照れるめう～。

　クリティカル関連で言えば、やねんけど。ファンブラーとクリティカラーが混在する俺らの卓ではお馴染み、同時にクリティカルとファンブル連発、みたいなのは今回もまああったよね。最早安心安定。大先生もさすがやわ……ｗｗって笑っとったし、俺らも大爆笑。こんなん毎回しとったらそりゃあみんなクリティカル処理もファンブル処理も上手くなっていくよな。展開も色々御座れのお任せあれ。怖いもんなしやな。

　総括するとめちゃくちゃ色々あったけど、終わってみれば探索者としてもほんまにええ思い出が出来たし、PLとしても楽しいセッションが出来て満足。本当はね、もっと悩んだり焦ったり、窮地を迎えてロストに涙して、みたいなことの方が多いシナリオだとは思うのですが。俺らだからこそのセッションが今回も出来た、っていうのが満足度を高くしてくれる一つのファクターでもあるかな。勿論KPの回す上手さ、探索者同士の進め方、様々あるけどね。

　と、言うことで。シナリオ自体も凄く上手いこと組まれてて、探索は勿論人の手に負えないクトゥルフらしさとの対面、緊迫感。全てにおいてボリュームのある良きシナリオでした。
　何よりもこのシナリオをこの時期に持ってきてくれた大先生に大感謝。探索者としてだけではなく、PLとしてもええ思い出がまた一つ。
　あとはあれかな、やっぱり忙しさやら予定やら気力やら、ともかく複数人で都合合わせるのが難しいもんやから普段は暇人筆頭の俺とショッピくんでようソロシないしはタイマン回しあって遊んでねんけど。今回は久々の複数人シナリオ、それはもう満喫致しました……。もっと大人数もまたやりたいとこやね。

　まだ未通過の方は勿論KP側としても興味を持たれた方には是非楽しんで頂きたいシナリオの一つなのでオススメです。夏の残り香に浸りながら冬を迎えるまでの間にいかがでしょうか。

　久々にロボロと遊ぶ約束出来たからよっしゃ任せろ空のエスコートしたるやん！　ってイキってたらセッションだった話する？？　しますね！
　そんなわけで卓してきたから忘れへんように残しとこ。ここ読んでくれてて未通過の人おったらネタバレ盛り盛りなんでご注意くださ～い。

「無菌室」セッション感想

　まあお馴染みのふと目を覚ますと貴方は知らないところに居ました！　っていうオーソドックスな始まり方したんやけどさー、ＰＬはお馴染みでも探索者はＳＡＮｃでーすってこと多いやん。でももう大分色んなシナリオ通過しとる継続探索者やったから、また不思議な体験を……！　になったよね。
　まーだから動き出しも早いって言うか、帰るためには進まねばって感じで探索してたんやけど、要になる鳥籠の温室でＫＰＣと再会すんねんな。んでさぁ……そのＫＰＣが何個か前のシナリオて腕無くしてん、こいつ。その腕が元通りになってるしちゃんと動くしあったかいしでもうしんどくなったね、俺は。その時点でＰＣもお察しでしんどいねん……！
　そんなに通過シナリオの経験がない探索者やったらお察しなんてしないまま驚くだけやけど、正味まーじで色んなシナリオ通過してるししんどいことも経験してきた探索者なもんやからさ。「きっとこの夢が覚めればまたこの子の腕は在るべき姿に戻ってしまう」って考えるし、そういうお察しルートに落とし込んじゃうわけ。それでしんどくなるって言うな……。はーやだやだ！
　しかもその温室の中なら望むもんを思い描けばなんでも出てくるし、痛い事も辛い事も苦しい事もない、まさに安寧の地って場所。いろんな意味で正に鳥籠だと思いましたね、僕は。

　こんなことしてる場合ちゃうやろ、ってわかってはいても、ＲＰ楽しいしひとときの安寧はやっぱり蜜の味やん、ってことで結構遊んじゃったよね。でもそこはこの有能な僕なんでね、探索もちゃんとしました！
　いろんな手掛かりやらメモ見付ける度に察しては項垂れて、察してるからこそ敢えてＫＰＣの反応を伺う為に探るような言い方して。ほらなー！　わかってるよ！　どうせ後が辛いんや！！　の連続。あんなにテンションジェットコースターになることある？？
　あ、探索者は落ち着いた奴やからテンションはちゃめちゃやったのは俺だけです。はい。

　全貌が見えてきてやっぱりなー、って辺りからＫＰＣとのお話し合い（運命の決断）スタート。
　ここで一緒に暮らそ、辛い事もなにもないよって泣き出す奴を前にどうすべきかめっちゃ悩んだよね……。っていうのもまぁ、前に日記でも書いた依存型二人で行ったから尚どうしよ、っていう。こいつが望むんやったらそれもアリやな～、つーかそれが幸せなのでは？？　にもなったんやけど、こいつら二人にしかない絆があるとは言えそこまで脳が溶けてる奴でもないねん、俺の探索者。だからまぁ、ほんまに望むならそれもええけど、お前とならしんどいことも悲しいことも乗り越えられるで、ってこととか。こういうこともああいう楽しみもここにはないで、とかな。強くは出られない性格なんやけど、この探索者ならここまで言える、っていうラインで必死にＲＰで言葉尽くしたわ……。
　感想戦でも話してたんやけど、その子が望むなら心中でもなんでもしちゃうだろうけど、でもだからといって簡単に生きることは諦めないかなって。医学に関わる職業だからっていうのもあるし、まーいろいろ思うところがね、あんねん。

「無菌室」セッション感想続き

　なんとか説得したあとのロールがまた……なに？　なんやこいつら……って、我ながら尊いとエモいとしか言えなくなるしんどさ。いやもう、向こうのロールもずるいねんほんまに……！　向こうも向こうでＲＰ楽しくて熱が入ったみたいで、欲しがっちゃったよねとか言うてたしな。大分じっくり時間かけたな、ここ……。

　そっからまあなんやかんやあって最後の山場。多分ここが一番しんどいねん、普通は。普通ならな。でもなんか……なんやろなー、色々察しはついてたし、此処に至るまでにはもう確信も覚悟も出来ててん。だから戻るとはわかってても、っていう罪悪感はあれど、しんどさはなかったかな。一番しんどかったのは上で話した運命の決断のとこよ、やっぱ。
　無事に現実に戻るであろう直後、ＫＰＣが微笑みながらそう言うと思ってたから大丈夫だよ、わかってたよって言われた時はさすがにぐっときた……なんなら探索者は泣いた……。お前ぇぇ……。
　無事トゥルーエンド迎えて！　何よりでした！！


　こっからは折り畳みやなくてもええかなー、とは思いつつまぁ面倒やしいっかって感じで、シナリオに全然関係ないけどおもろかったから残したいこと。

（ダイスロールしようとしてダイスが受け皿が転がり落ちていった俺）
「ダイスが飛んでった！」
「ダイスは飛ぶもの」
「確かに（？）」

　シナリオ進行を読み終わったロボロに対してなるほどな～って頷いてから、目星振ってええ？　って聞いたらその前にちょっと……って言われたから、あ、まだなんかあるんか？　って身構えた時の話。
　続き待ってたらこいつ２本目開けるからって！　カシュっとプルタブ開くめっちゃええ音聞こえてくるやんおい！！　酒ぇ！！！
　俺の身構えた時間返して！？　笑ったけど！！

　笑いあり涙ありしんどさあり、とてんこ盛りで楽しいセッションやったなー、いやめっちゃ面白かった！
　なんやろ、「心臓がちょっとはやく動くだけ」に系統は近いかもね。これが好きな人は無菌室も好きだと思う。情緒握られる系ってやつ？　エモくなるかどうかは探索者次第。俺はエモかったです。まじで。

　興味のある方は是非遊んでみて～！



　凄いどうでもいいことなんだけど、セッションしてからあんま日開けずに書けたの我ながら感動してる。

　ＴＲＰＧと一言に言いましても沢山のシステムが存在しております。そんななかで私がクトゥルフ以外で特に好きなのがネクロニカなのですが、なかなか遊べる機会に恵まれません。それは何故か。クトゥルフから入ってしまうとドール作成が少しとっつきにくい。戦闘システムがやや複雑。そして何よりも一番の難関が複数人の人数が必要というところなんですね。クトゥルフのようにソロやタイマンがないわけでもないですが、なかっなかございません。ネクロマンサーとドールを含めて最低３人は欲しいところですがこれが結構難しい。よく卓を囲む面子もクトゥルフが主でネクロニカのルルブを所持している人数がそもそも少ない。
　さてそんななかで！　なんと！　大先生がルルブを買ってくれたおかけでネクロニカで遊べる人数が４人になり、これは遊ぶべきやろうとね、盛り上がりまして。ネクロニカで遊んだことのある面子も含め４人で遊んだ時の記録を少し。ネクロニカに関してはあんまりネタバレというネタバレもない方やけど一応収納で。

「死人工場」セッション感想

　とりあえずは大先生の初めてのネクロニカ、ってことで難しいことはあれこれ付属せぇへんようにと思って、基本ルルブに掲載されとる死人工場で遊ぶことに。今回頑張ってネクロマンサーしてきたわ。俺含めショッピくんとトントンもネクロニカで遊ぶのは久々やし、大先生と一緒に最初から色々やっていくかってことになって、ドール作成もサンプルキャラシを拝借。そこから欲しいもんやらこういうドールにしたい、の完全系に寄せていく感じで骨付けしていった感じやね。

　折り畳みにしといてなんやけどなんせＲＰ重視なもんやからほんまにネタバレってほどのネタバレもなく、なんとか色々完成していざ始めてみればまーあエモいの一言で感想終わり、みたいなとこあんねんな……。今回トントンがソロリティやったし性格的にもしっかり者のドールで、トントン主軸にして進んでいった感はあるね。大先生がアリス、ショッピくんがジャンクやったんやけど、ショッピくんのドールがいい具合に狂っててそこもめちゃくちゃ推しポイントやったわ……。
　感情が最初、ショッピくんのジャンクから大先生へのアリスへは嫌悪で始まったからどうなることやらとワクワクしながら見てたんやけど、感情判定で保護に変わった時はみんなして盛り上がったよな。嫌悪感を抱いたとったのも「心配で見てられなくて苛々してたんやろな」っていう解釈に落とした設定付けもエモいわぁ……。

　戦闘はまあね、みんなして復習とお勉強がてらって感じであれこれ見ながらやったから少しもたついたところもあったけど、まあまあスムーズには運んだんちゃうかな。戦闘が終わればあとはもうほぼＲＰして終わりって感じやったんやけど、最後は最後で絆を深めた三体のドール達、その関わり方への変化がまたグッとくるもんがあったな……。
　カルマも無事達成しとったし、俺含めみんなも楽しんでくれたみたいやから充実したネクロニカ卓が出来た～っていう満足感が凄かったわ。セッション終わったあとの感想戦はみんなエモいと尊いしか言えへんくらい語彙力死んでたから。

　人数が必要ってこともあって予定の擦り合わせやらが難しいし、次回開催があるかどうかは大分謎なところやけど全員またやりたいの気持ちは大いにあるからね。ほんまにまた遊びたいところ。
　ネクロニカで遊ぶ時のみんなの合言葉は「はらわたは捨てるもの！」でおひとつ。