日記一覧
┗ト会を走る猫、

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1 :財前光
2011/06/28 00:15



世界が唄っている。
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10 :財前光
2011/09/01 01:00






 穴が在った。暗い、深い穴
遣った。其処が知れ無い其れ
に最初に物を投げ入れたのは
誰遣ったか、次から次へと投
げ入れられる大量の其れ。塵
に始まり思い出、気持ち迄投
げ込まれた其れは一向に埋ま
る気配も無かったから皆が投
げ入れる。見たく無い物を全
て。考えたく無い物、全て。

 或る時、頭の上に何かが降
ってきた。見覚えの在る、小
さな塵。先迄忘れて居た、彼
の時書き合ったメモの切れ端
。思いの固まり。
 気付いた頃には上から沢山
の棄てた思いが降ってきて、
雨の様に霧の様に、何時迄も
俺を濡らして居た。




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9 :財前光
2011/07/13 03:24






 堪らなく、泣きたく成る
唄が在る。其れはきっと叫
び。悲鳴。且つ、愛や。其
の人が全身で叫ぶアイラブ
ユー。プリーズ、ラブミー
。鼓膜が震えて、やから胸
も震える。微動は全身に繋
がって届いて、指先迄、震
える。嗚呼、アンタは其処
に居たンですね。もう良ェ
から、出て御出で。手招き
されて出て来た旋律。長い
間独りを生きて来て、煤け
て穢らしいパッケージやけ
ど、其れでも其の叫びを聴
くと震えたから。俺は、亦
泣いた。有り難う、__。





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8 :財前光
2011/07/08 03:37




貴方は幸せですかと訊いた時。
何も言わずに只笑って、少なく
とも君と逢う前よりはだ何て台
詞を吐いて呉れる人が、自分の
傍にいる事が、何にも代え難い
幸せ何や無いンかて思うた。

幸せ、て云う文字は酷く柔い。
手を翳しただけで霞む。掠めた
指先があつく燃えるのは、何時
かと同じ何時もの事。





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7 :財前光
2011/07/07 00:02




 星屑の中に何時もの如く
夢を見つけた。息を吐く。
何度目か分からない意味の
無い呼吸。無駄に酸素を消
費して望まれ無い気体が亦
産まれて仕舞うたけれど、
直ぐに其れは緑の葉に優し
く抱かれて生まれ変わる。
其うして亦求められる。宵
の頃、其の限り無く暖かな
抱擁はもう行われとらん頃
やのにも拘わらず、俺はカ
サついた平べったい葉に触
れて、御前もか、と訊く。


> 星が煌煌と、ひかる。

 光と云う名前は、如何に
も自分のモノで無い気がす
るのは何時もの事や、けれ
ど此の時は格別に。首の根
が痛く成る迄上を見上げて
其れを仰いで、俺は亦、小
さく叫び声を上げた。



嗚呼、嗚呼、願わくば。
俺を好いて呉れた彼の人に
、俺の傍で見守って呉れる
彼等に、せめて一時ばかり
の幸せを。如何か、如何か、

# 弾けて、消えて仕舞うても良ェから。





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6 :財前光
2011/07/01 23:21






旋律が頭を巡る感じが好き、
歌詞と音が沁みて落ちて俺に
成って行く瞬間が堪らんで、
何度も何度も厭きンと聴いと
ったら何時の間にか意識は墜
ちて、閨の街に入っとる。―
―― 、彼奴に教えたろうか
、安眠法として。

ベースでも、買うたろかな。
亦始まる新しいモン自分で創
るんも一興、やと思う。


>時間さえ、有れば。
―…此に関しては、溜息。





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5 :財前光
2011/06/29 00:39




 誰にでも、思っとる事が在
る。考えとる事が在る。人間
、動物、生き物で在る以上其
れは絶対的な事実で、其の中
で一部の人が胸の内を何かを
、文とする事を撰んだ。烈し
さや劣情を其の儘にした物、
妬みや嫉み、悪態、感動、独
り言、批評、惚噺。様々な色
で塗られた其れは似ていても
単色では無くて、何かが常に
混じっている。暗い中に見え
た光り。淡い、桜色の中に見
えた灰色の翳り。意識して視
れば此ンなにもハッキリと見
えるのに、嗚呼、皆今は視野
が狭いから。足元しか見えへ
んから。図と地が、分離出来
て無い。ホンマの、色が見え
て無い。

 図地分離。人は地、と去れ
るモノを認識して初めて図、
が見える。らしい。例えば、
此処に墜ちとる言葉の様に。
白が在るから、文字が在る。
地が在るから、図が見える。
 けれど其れは当たり前の事
過ぎて誰も、意識化して無い
から。見落として仕舞う。大
事な事。大切な事。本質。自
分と、相手。自分が此処に居
るのは、誰が居るからか。
 此の言葉は、何を地にして
此処に在るのか。背景に、如
何云う色を混ぜ合わせて其れ
が産まれたのか。何が、其う
させたのか。

 其う考えるだけで、亦色が
変わるから。
 言葉。矢っ張り好きやなァ
、て。思う。

>( 此も亦、独り言やけど。)





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4 :財前光
2011/06/28 02:57






手を伸ばして、頬を撫でた後。
何時か彼の人に触れて貰うた感
触が蘇って、すると切なさと甘
さと如何仕様も無い愛しさが一
緒に湧き上がって、此処に在る

此は疵何かや無い、何て無責任
な事は言えンから。(なァ、やっ
てアンタは、きっと俺に疵痕を
遺したかった筈やから。)
何か、丁度良ェ言葉を創りたい。
何とも付か無い、彼の人だけを
形容する様な、其ンな、言葉。




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3 :財前光
2011/06/28 00:25


 どろどろや無い言葉を吐
く場所が欲しく成ったから
、一冊本を抜いて鉛筆で線
を引いた。薄い。けれど白
とは違う黒に成れない灰色
に似た其れは、淡くて儚い
けれど無では無い。優しい
。此ンな気分に成ったのは
久し振り。きっと、最近俺
の面倒を視て呉れ出した良
く似た顔の、友人の御陰遣
ろうな、と思う。有り難う
、おおきに。

 静かな気持ちン時には此
処に、優しい言葉を書こう
。辛い時に、叫びそうな日
に、視て嗚呼、て息を付け
る様に。


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2 :財前光
2011/06/28 00:17



其の日在った出来事、呟き、等。
ぱらぱら落として行く。
大した意味は無い。
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WHOCARES.JP
2 :財前光
2011/06/28 00:17



其の日在った出来事、呟き、等。
ぱらぱら落として行く。
大した意味は無い。