日記一覧
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【Lumiere】
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8 :
財前光
2011/10/03 06:24
今日の会話の一端:今と昔の違い
出逢って付き合うまでと、今。
彼の人がそない変わったとは感じてへん。
そら付き合う前より優しさも甘さも増したんは確かやけど。
嫌な変わり方なん欠片も無い、寧ろときめき増すばかりで…生物学的観点から言うたら、俺の寿命て確実に減っとるんちゃうかて地味に思う程度や。(…)
俺は、出逢った時は野良犬みたいなモンでした。
人間不信ちゅうか、愛情不信で捻ねくれてた。
せやけど温もりは欲しくて。
心の底では安らげる居場所を求めてて。
夏の熱に煽られた欲に任す侭、あない出逢いをしたけど…未だにあの時現れたんが彼の人で良かったて思うとる。
遣り取りはどないでも合間の気遣いや優しさに俺の捻れ歪んだ心が少し解けた。
傍から見たら容易いやん、て思われるかも知れへん。やけど、結構長く放浪した中で一夜で結び目緩めた相手なん居らんかった。
そない一夜の野良犬相手に捜索板書いて呉れた時の衝撃も、未だに鮮明です。
それよりちょい先に勇気出して捜索板書き込んだ時の比やないわ、ホンマ。(←)
興奮とか緊張とか、喜悦とか…少し怯えもあったと思う。兎に角、詳細文覗くまでの心臓の速さと勢いはなかなか味わえへん類やった。
繋いだ関係に甘んじながら、やっぱり怯えて突っぱねて、でも傍に居たくて…あの頃の俺は余程滑稽やったんやないかて、思い出しては今でも独り密かに悶絶すんねん。(←)
当時イジワルや残酷やて言うたやろう彼の人の言動も、今にしてみれば優しさやったんやと思える。
本人は逃げやとか都合良ェねんとか云々自己評価低くしとったけど。恋は盲目上等で、それこそ俺に都合良く解釈しときます。(笑)
付き合うてからは、隔てていた壁が無くなって彼の人自身もめっちゃ柔らかくなったて感じとる。
言葉も、態度も。
初めて面と向かうて好きやて云われた時に心身全てを委ねられました。
飼い犬になってからはもう、すっかり主人の隣で安らげとる。
また野良に戻る怯えより、一緒に過ごす日々の至福に満ちてます。
俺が尻尾振ったん、彼の人だけ。
喩えどない理不尽な躾や我儘な命令されたかて服従して腹見せるんも彼の人にだけや。
傍に居って。
傍に居らせて下サイ。
それは昔から今も、変わりません。
そして、この先も。
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