…何て言うか、地獄に墜ちても良いと思った。
嘘を吐くことにした。
あまりにも、痛々しくなっていくから、壊れていくから。
バレたら最期の嘘を吐いた。
自分が楽になる方法を、取った。
だから、地獄に墜ちても良いと思った。


本当は、温かい手が欲しかった。握ると握り返し、涙を流せば拭ってくれる。そんな手が欲しかったんだ。

今ではもう、望んでも手に入らない。

うん…なんじゃろ…
応募すれば何の返答もなくスレが消え、募集すればイタメしか来ないんは俺のせい…？


暫くおとなしくしとこ。
今はきつい…ピヨ。

何かが、崩れる音がした。
嗚呼、そうやって壊れていくんじゃ。
俺の、大切な…。
今まで散々、傷付けてきて、傷付いてきたが、それも終わり。
終焉。最後まで、俺は嘘つき。
『幸せに』
(行かないで)
『平気だから』
(辛い、苦しい)

言ってることと、思ってることは真逆。誰も気づかずに、口先だけを信じる。
苦しいよって、言えんの。困るの知っとるから。

支えとる一方で、支えられるもんがない場合、どうなるんじゃろ。疲れて支えて欲しいときに、何もなかったら潰れるしかないんかの。頑張ってきたけども、まだ頑張れと尻叩かれて更に頑張った先には何があるんじゃろ。疲れたら、どうしたらえぇんじゃろ。面白いくらい、墜ちとるのぅ。