ウィル・オ・ウィスプの片鱗

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┗1057.ウィル・オ・ウィスプの片鱗(91-95/140)

95 :隠／者(i／d／V)
2024/03/17(日) 02:42

｢あんたとくっついてるのが一番安心で気持ちいい。｣

シャワーから戻って来たあの子の髪を膝に乗せて乾かして居るとそう言い残してすやりすやりと寝息を立て始めてしまった。夜更かしをする事が出来るとは言って居るが元々、このような時刻まで起きている子ではないから"私の為"に起きて待っていてくれている事が分かる。好いた相手と共に過ごすための時間を作る努力をしてくれている。私もそう言った努力を惜しみたくない方だから、こう言った部分の一致は非常に有難い上に愛されているのだと実感する事も出来てとても嬉しい。
それらは間違いなく私の心に幸福と安寧を齎してくれているのだ。

#あぁ、本当に...毎日愛おしい想いが募って仕方が無い...。

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94 :隠／者(i／d／V)
2024/03/17(日) 02:12

様々な日記に目を通すとやはり愛しいあの子が恋しくなってしまう。その内、我慢出来ずに此処の事を伝えてしまう気がしてならない。隠している訳では無いから良いのだが…しかし、そうなった場合、どうやって伝えるのが一番無難なのかを考えると、何かの記念日の時が一番良いのだろうか。
>記念日にこのような帳面が欲しいかと言えば甚だ疑問ではあるが、私はあの子の日記ならば欲しいと思うのでそう考えた、の、だが…。

#これであの子も何処かに帳面を持っていたら中々面白いと思うのだよ、私は。

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93 :隠／者(i／d／V)
2024/03/16(土) 14:45

二人で過ごす部屋とは別にハンター陣営の館には私室があるのだが、先日、その部屋へ訪ねてきた夜の番人がとある一角を目にしてしおしおの表情でこう言ったのだ。

｢あんたもちゃんとヒトなんだね…でも、もうちょっと隠した方がいいと思うよ、そこのグッズのディスプレイ…｣

最近やたらとナイチンゲールや女性陣からあの子を模した物を贈られて居て、部屋に入ってすぐの所に飾っていたのだが気付かない内に大分、…大所帯になっていた。
>そう言えば黄衣の王からもハート型のチャームを賜ったか。

…ふむ、これは隠し棚でも作るべきだろうか…。

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92 :隠／者(i／d／V)
2024/03/16(土) 03:05

一つ、言いたい事がある。

見付かるのが早くないだろうか……？

>アイドルの君に向けた私信未満の一頁。

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91 :隠／者(i／d／V)
2024/03/16(土) 02:22

漸く本棚とやらを増設する事に成功した。棚の高さが上手く噛み合わず右往左往したが何とかなるものだ。期を見てもう少し蔵書を増やしたいと思っているが、兎にも角にも後編を減らさねばなるまい。

・・・。

あの子との遣り取りを見返すと暖かな気持ちになる上に、毎日笑顔が絶えないものだと改めて実感した。私が過去に、悪夢に、痛みに苛まれた時は逸早く気付き｢大丈夫だ｣と宥めてくれて、心配をしてくれる事がとても嬉しい。そんなあの子だから私も年甲斐も無く甘えてしまうのだが。

#今日は暖かな気候のせいで眠かったらしい。解読デバフがついてる、と真面目に言っているあの子が本当に可愛らしい。その解読、春の間は私がこっそり手伝う事は出来ないだろうか。

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