ご利用前に必ずINFOをご一読ください。
※色見本 ◇WHITE ◇WHITE2 ◇WHITE3
スレ一覧
┗1121.氷面鏡(21-25/39)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
25 :
リオセスリ
2024/05/06(月) 03:32
適当な裏紙に書き散らすのをやめて、しっかりした装丁の本を用意するべきか?綺麗な日記帳に多少の憧れはあるが、装丁は一度もやったことがない完全なるド素人なもんでな。ずっと踏み切れずにいるんだ。
[
削除][
編集]
24 :
リオセスリ
2024/05/04(土) 02:44
執務室に飛び込んで来た旅人にぺトリコールまで引きずられ、レムリア王朝時代の遺跡でひたすら魔像を砕いて回った。多くの学者達が人生を賭けても辿り着けずにいたであろう世紀の大発見が目の前にゴロゴロしていたというのに、旅人は魔像が持っていた剣の破片にご執心だった。なんでも、新しい仲間の武器を鍛えるのに使うらしい。どうやるんだか皆目見当もつかないが……まあ、この世のすべてを知っていなければならないというわけでもないからな。
[
削除][
編集]
23 :
リオセスリ
2024/04/28(日) 00:26
自分以外も読むものに字を書くのは未だに緊張する。
爵位をもらってはいるが、どう繕ったところで路上育ちの野良犬なのは変わらない。線の1本1本、気を張って書かないと崩れるような気がしてしまう。ただの強迫観念だろうが。実際看守もパレ・メルモニアの職員たちも、字が多少乱れていた程度ではなんとも思わないだろう。こっちに回ってくる書類に時々癖字すぎるのがいて解読に苦労するくらいだからな。それでも気になるものは気になる。自分の力ではもうどうしようもない部分以外では、"公爵"の名に恥じぬよう在りたいんだ。
[
削除][
編集]
22 :
リオセスリ
2024/04/23(火) 23:33
どんなに忘れ難いと思った記憶でも、この世に存在している限り経年劣化からは逃れられない。あらゆるものに時間は等しく襲いかかり、ひとつひとつ欠片を剥がして持っていく。恐ろしいのは、ただ漫然と日々を暮らしているとその劣化に気が付かないことだ。過ぎ去った日々を愛でるために、あるいは戒めとするために記憶を辿り、現在から遠ざかり頭の中に集中してようやく虫食いに気が付く。声を、忘れてしまったんだ。あんなに忘れまいと握り締めたのに。失くしてしまった。たぶん、生産エリアのどこかで落として、グレーチングの隙間をすり抜けてしまったんだろうな。手放して戻って来なかったものは、元々自分の物じゃないという。あれも、俺が持っているべきものではなかったんだ。きっとな。じゃあな、さよなら、こんな水の下じゃなくどこかすてきな場所で、自由であれ。
[
削除][
編集]
21 :
リオセスリ
2024/04/18(木) 23:56
気付いたら結構間があいてしまったな。もう少し高い頻度で書くつもりだったんだが。
ここ数日はパレ・メルモニアから派遣される看守たちの人事異動やらでバタバタしていた。なるべくトラブルのないように心掛けてはいるが、人間を相手にする以上予測しきれないところが出てしまう。3日で来なくなったりな。対応に慣れてはいるが、心労は溜まる。俺だって超人じゃない。ふむ……そういえば、看護師長から「また休暇の取得日数が足りてないのよ!」とお小言を頂いていたな。一度リフレッシュするべきか……。
[
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]