本当に日本の夏はじめっとしていて暑くて敵わんな。
夏と言いつつ「初夏」がいつからなのか、それは永遠の命題なのかもしれないが……先程道路で逃げ水を見た。逃げ水は晩春の季語らしい。6月はまだ春の範疇なのかな？しかし立夏は5月頭だしな……

　16:13
だからこの気温で屋外待機は無理だと。

　21:45
今日も今日とて、一日があと8時間あれば……と思っている。
だが、夜半にもうこんな時間だなとベッドに入り、君とくっ付いて眠るまで過ごすのも俺の大好きな時間だ。共に眠る夜と、君と迎える朝を思えば、明日が来ることにも少し感謝が生まれる。だが朝という時間のことは呪う。

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> 緞帳裏の第三の座へ
まさか私信を貰えると思っていなかったから驚いたよ……本棚への入れ返し、大変感謝する。
駆け出しの者を見守るのは至極楽しいことも、そうなると先の知識をなるべく入れて欲しくないということも大いに理解出来る。なのでくれぐれも見るなと念を押しておく。彼は俺が言わずとも「見たいのに見られない……」と歯噛みしているから大丈夫だと思うがな。
しかしこうして言葉を交わすことになろうとは、不思議な縁もあったものだ。この星の理は乱れているな……

今日片そうと思ってたタスクに未だに着手できていない、16時。

　20:30
今日の時間経過の早さと言ったら昨日の比ではない。それだけやることに満ちていたということだろうが、君との夜が一瞬で過ぎていくのだけは些か困る。

　00:50
夜中に貪る食い物は何故美味いのか。俺の仮説では、恐らく「罪」というものに味がある。

作ったは良いが書くタイミングを逸していた。こういうのは思い立ったが吉日と言うことだし、面倒な書類を纏めるついでに筆を執ってみようと思う。いや、書類の方がついでかな……？

こんなとりとめのない書き散らしに題も不要かと思っていたが、あまり適当な名を付けていて消されてしまっても困るのでな。愛しい君の隣を終生の居場所とする、そんな意味合いがあるのは勿論のことだが……俺の脳裏を、にわかに「この昏き牢獄を……」という科白が過って行ってな。知っている者はクスッとしてくれたら良いなと思うよ。

しかしなかなか、暑い季節になってきたな。車中なんて少し放置しただけでサウナのようだぞ……

　23:52
ようやくシャワーを済ませたらもうこんな時間なんだが……一日があと8時間くらいあれば良いのにと毎日思っている。
もしそうなったところで睡眠時間が増えることは恐らく無く、君と過ごすのに8時間費やすだろう。そして、君もそうするんだろうなという確信めいた物がある。