昨日は教授がいなくなりそうになって、アルハイゼンにずっと相談していたんだ。いなくなったらどうしよう、ってね。で、僕はスラーダを飲んで……、まあ俗に言うやけ酒というやつだね。そう、ヤケ酒をして、彼を待ってたわけだけど……そうしたら、ただ寝てただけみたいなんだ!そんなことってあるかい。僕ははらはらと気を揉んでいたというのに。しかも、彼は僕の気も知らないで「視野を広げる為に他の僕とも話してこい」と宣ったのさ!有り得るかい?そんなことが。僕が長期休暇で、彼は今週いっぱい忙しいらしい。だから、その間僕は暇になるから、他の人と話せ、との事らしいんだ。レイシオ、この野郎……!本を読むのは好きなくせに、人の心を読むのは下手なんだね!僕はかんかんに怒っていたけれど、彼も寝起きで矛盾したことを言っていたし、自分でも何を言ってるか分からなかったんだろう。だって、「行って欲しいが、行って欲しくない」 っていうんだよ。普通に意味わかんないだろ、こいつ。でもそういうところが好きなんだ。
結局、「
行って欲しくない」って言ってくれたからよかったものの。僕が怒るのはこの先これ以上はないかもね。
ちなみに、酔ってた僕は寝る間際に彼に添い寝とハグをおねがいして、見事にぐっすり寝たってわけだ。笑えるだろ。