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┗怪傑！新人類！
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# 結論を出すきっかけになったのは、うわべだけの前向きなことばかりを訴える存在ではなかった。 # 私の中に響く呪いの言葉の群れが、救いで、枷だった。必要で、おこがましいと思いながらも依存して、切り離さず、切り離せずにいて、言い訳にした。 # それだけが私にとっての事実だった。自分だけの世界で、真実だった。そう思い込んでいるだけだなんて気付きたくなかった。だからずっと、額縁の向こうから、現実の世界を見ていた。 # もともと違和感を覚えていたものの、はっきりとは自覚していなかった。だからこの結末を引き寄せてしまったのだとも言えるだろう。消極的に人のせいにして、消極的に自分のせいにする。それが何も生まないと知っていた。知っていても、できなければ、知らないのと同じようなものだ。 いいえ。「あの人」にその価値はありません。 # 今もそう思う。だから巻き込みたくないし、関わりたくない。だけど、もしも竜ヶ峰君や紀田君に手を出すつもりなら……その時は、覚悟してもらおうと思っている。泣き叫ばれても、助けを求められても、私はあの人を斬るだろうから。

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