leg godt - ⊂*本Ⅵ*⊃

スレ一覧
┗leg godt(71-80/100)

80 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/02/25(水)　20：58

#　俺が渡したバレンタインの菓子を食べきってしまった事にガチでヘコんでる誠志郎が愛しい。

よく今日まで残してこられたなぁという驚きも半分ある。

かくいう俺も無くなってしまうのが嫌であいつからのバレンタイン菓子を節約して食ってたりする。
それももう明日には無くなっちまうだろう。

つーかお互い似てる分、やる事も同じなんだなぁ…。

だけどあんなに喜んでもらえるとこっちまで嬉しくなる。
勿体ないからと節約してまで味わってくれたんだ、今度はそんな心配しなくても食いたい時に好きなだけ食えるように作ってやろうと思う。

#　そりゃあもう、たっぷりと。

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79 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/02/23(月)　15：04

#　暖かくなってくると変なのが湧いてくる。

それはどれか一つに限ったものじゃなく、動植物全般に言えることだ。

>　──今日一日でそういう類に二度も絡まれた俺は厄でも憑いてるのか。

だけど今日はまだ９時間ほどある、これで今日中に三度目がきたら厄日だ。

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78 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/02/22(日)　20：16

２ヶ月ほど前、ミシェルが『最近笑うと横腹痛い』と言っていた。

お前体の色んな箇所頻繁に痛めるよな、なんて俺も返してたんだが。
首が痛いだの、足が痛いだの、こいつの体どうなってるんだと思うくらい何か起きてる。
治ったと思ったら別の箇所をまた痛めたりして終わりがない感じだ。

因みに脇腹に関しては『笑いすぎて腹筋痛めてるんじゃないか？』と言っておいた。

それから二週間後、俺がインフルエンザから復帰してミシェルと久しぶりに顔を合わせた時、特に変わった様子はなかった。

>　が、開口一番『肋骨折れてたみたいだ』。

>　所謂『疲労骨折』。

…お前…痛い痛いと言いながら一週間以上骨折したまま仕事してたのかよ。
ミシェル本人も骨折してるとは思ってなかったらしく、周りの奴らに『笑うと脇腹痛いんだよな、笑いすぎかねぇ』と喋り回ってたとのこと。

まぁそのお陰で職場での怪我として扱ってもらえなくなったわけで、ミシェルは『皆に話してなければ多分労／災おりたのに…！』と骨折してるのにそこを悔しがっていた。
その気持ちはわかるぞ、ミシェル。
だがそもそも職場で折れたという証拠出すにも疲労骨折だと証拠掴むの難しいと思うけどな。

肋骨は折れても刺さらなければ本人も分かりにくいとは言うが、まさかここまで気付かないものとは思いもしなかった。

折れた本人は『人生初のコルセットだ！コルセットあったかいな！』と全く負傷したとは思えないテンション。

笑うと『あはははっ、うへ、あ、ちょイテテテ…ふひ』という、痛がるのか笑うのかどっちかにしろとツッコミを入れたくなるような間抜けな声を出してたっけな。

それから更に１ヶ月後。

治ったのか？と尋ねてみたら治ったとふんぞり返ってきたので『良かったな』と返したら…。

>　『あ、コルセットはまだ着けてるぜ』とのこと。

……は？

>　『いやー、コルセットってあったかいしさ、冬の間はコルセット着けて生活することにしたんだ』。

…それ着けてたらお前の大好きなナンパ出来ないんじゃないか？
脱いだらコルセットって女に笑われるぞ。

>　『大丈夫だ、俺はコルセットすら着こなす男だからな』

あぁ…こいつは倒れてもただでは起き上がらないタイプだって事を忘れてた。

しかしだ、コルセット着こなす男ってなんだよ。

初めて聞いたぞ。

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77 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/02/11(水)　00：34

>　己の罪を告発するのは『己の良心』だという。

己が己の良心にソレを告発された時、どうなっちまうんだろう。

まぁ…俺はやってきた事を後悔する事も当然あるが、やって後悔を全くしてない事もそれなりにあるわけで。

それはあいつをこちら側に少しでも引き寄せる為だったり、
あいつが今何をしてるのか知る為だったり、
邪魔だと思う存在を遠ざける為だったり。

私利私欲だな。

あいつの気持ちが俺へ片寄るように。

だがこれらに関して後悔なんか一度もしてない。
あいつを手に入れられるなら、俺は汚い手だって平気で使えるんだと気付いてたから。

それだけ俺はあいつを欲してる。
あの頃から…今もずっと。

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76 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/02/09(月)　01：27

本気で嫌だったんじゃない。
だけどあの時は…。

>　──あいつじゃないと嫌だと思ったんだ。

どうしても。

あの時は…。

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75 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/01/29(木)　02：07

>　バター不足だ何だと言われてるがバレンタインという菓子業界の策略で作り出された行事は今年もやってくる。

かくいう俺もその策略に飲まれてる奴の一人だ。

毎年欠かさずバレンタインに本命を貰えるのだから飲まれないわけがない。

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74 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/01/22(木)　12：15

>　身長の高い奴は普段頭を撫でられる事がないから、撫でられると喜ぶ。

嘘くさい話だな。

ま、少なくとも俺はあいつに頭をなでられるのが好きだからその中に入ってるんだろうな。
ただ撫でられる事がないから喜ぶのでなく、あいつに撫でられるから喜ぶんだ。

誰だって良いわけじゃない。

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73 :沖￣田￣総￣司(薄／桜／鬼/幽閉)
2015/01/20(火)　00：32

子供達と遊ぶ約束をしていた場所に行くと、僕を見つけた子が走って飛び込んできた。

今日も雪がちらついていて、羽織を着ていても吐く息は白い。

飛び込んできた子を抱き込めて温めながら、子供の体温は高いなぁなんて思う。

集まった子達の輪の中に向かう最中、たった一度だけ抱き締めた彼も温かかったという事を思い出した。

>　まだ一度。
>　たった、一度。

また雪が降り積もり、何もかも白く覆い尽くす季節になったよ。
君を抱き締めたあの日からもう幾月も経つんだ。

今にも大声を上げそうなほどに顔を歪めて、弱々しく呟いていた君。

僕等の記憶はその日から動いていない。

心はちゃんと今も動いているのにね。

>　──君に逢いたいよ。

なんて。

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72 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2015/01/17(土)　00：34

#　親子やペットと飼い主が似るように、恋人同士も長年連れ添うと似てくるらしい。

>　例えば『嫌みったらしい』所だったり
>　例えば『揚げ足取り』な所だったり

>　例えば『甘えた』な所だったり
>　例えば『変態』な所だったり

なら格好良い所や可愛いと感じる部分も似てくるんだろうか？
今の所それはねぇから似る可能性は極めて低いのかもしれない。

そもそもあいつの可愛さはあいつだからこそのモノ、俺にそれが移ったとしても同じになるわけがない。
…それ以前に俺は格好良くなりたいのであって、可愛くなりたいわけじゃない。

あいつって何か何処触っても触り心地が良いっつーか、反応が可愛いというか……常日頃から可愛いなぁと感じてはいるが深く考えてみるとあいつって『不思議の塊』なんだよな。

妖怪でも霊でも地球外生命体でもない極々一般的な『人間』なんだが、持ち合わせている類い希な能力と見た目の高低差のせいで何だか『不思議』な部類に見えて仕方がない。

あいつから言わせれば俺の髪色が先ず非現実的なんだろうけど。
しかし周りを見渡せば意外と居るもんだぞ、青髪ってのは。

だけどあいつのは唯一無二だ、能力も見た目ひっくるめた檸檬色の前髪も。

時折無性にあいつの髪に両手差し込んでこねくり回したくなる。
ふわふわ、もふもふしてるから。
擬音でしか表現出来ないが、本当にそんな感じの感触。

…そういえば随分昔は俺が髪を弄られる側だったんだよな…。
まぁ今も大して変わってねぇけど。

特に何が言いたかったとかじゃない。

>　だが強いて言うなら、あいつの髪をもふりたい。

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71 :早乙女アルト(MF/幽閉)
2014/12/30(火)　00：26

>　『枯れないでね』

──とは再三言われたものの、逆に枯れられたならどれだけ楽だったかと思いながらもう何度目か知れない欲求不満に苛まれている。

よーく思い出してみれば既に余裕で一年はまともに触れていない。

こんな事なら触れられる間にもっと執拗にベタベタ触れておくんだった。
腰回りの抱き心地や肌の感触は決して忘れちゃいないが、結局妄想で補完しているようなもの。

で。欲求不満になるのはなかなか顔を合わせて話せない擦れ違い生活ながらも一緒に住んでいるから毎日あいつの雰囲気というか残り香というか…要は『存在』に満ち溢れているせいだろうな。

>　(……これだけはしたくなかったが、言わなければあいつにバレる事もないだろ)

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