【公式】第五回（冬季）　四学vsデ学　特別総合演習　実施要領【2/15～2/25】

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睦月　某日

総括理事長（ギルデンスタン）による招集のもと、四学交叉総合演習の実行委員会が顔を突き合わせた。

もちろん冬季演習の打ち合わせのためである。

と言っても「夏季とだいたい一緒でいいか」というのが既定路線だったので、あとはいつも通り開催告知して適当に酒かっ喰らって解散になる……はずだった。

「なんか学校増えてない？」

誰かが酔っ払いみたいな事を言い出したので（一応まだ会議中だ）みな訝しんだが、手元の資料を見返してみるといつもより１枚多い。

四学の近況をそれぞれ１枚ペラに纏めさせているので通常は４枚ぴったりに収まるわけだが、なんか５枚ある。

ディザスター学園（通称ディザ学）

そのまんま過ぎる名称でいつの間にか１校増えてた。こんな悪ふざけみたいな学校、もちろん承認した覚えはないのだが……

いちおう所在地まで確認しにいってみるとほんとに建ってる。それはそれは魔王の城にヴァルハラ宮殿を増築して地獄の匠がビフォーアフターしたような荘厳なる学舎だった。普通に在籍してる生徒も実在確認。

いろいろ調べさせた結果、滅びの種子がこのあたりでまとまって増殖しボンッッて感じでディザ学を創造したっぽい。なので通っている生徒たちも全てディザスター由来。登場人物全員災厄である。

もうこの時点で頭痛い案件ではあるが、不幸中の幸いというべき現象も確認されている。

◆コピー増殖した「滅びの種子」が各生徒の核（コア）になっているがオリジナルほどの脅威度ではない
　◆教育訓練特区の時空間の歪み、補正力は彼等に対しても効き目があり、ディザスター種に対しては概ねその能力を抑制させる方向に働いている
　◆それでも個体ごとの戦闘能力は特級品である
　◆多かれ少なかれディザ学の生徒である自覚は持っており、とりあえず通っとくか的に学生生活を味わっている
　◆だから演習にも普通に参加する気である

さしあたり彼等が教育訓練特区から本土側へ容易に渡ってこれないように結界を強化してはみたものの……

さてどうしようと真面目に話し合った結果、とりま予定通り演習を開催する事になった。
（彼等がやる気である以上は今更やめられないという結論になった）

ただし明らかにパワーバランスが崩壊してしまうので、特別な措置として［四学連合　vs　ディザ学］の形態を取る事とする。

「どうなることやらわからんが、若い奴等同士で交流してもらえれば案外良い感じに落ち着くかもしらんし」

交流って……どうやって？

「拳で！」

【以下はPL向けの説明】
というわけで冬季の学園演習は［四学連合　vs　ディザ学］の特別演習とさせていただきます。
ディザスター学園の生徒は本日から登録可能。2/1～よりチャットルーム参加OK。2/15～の本番へ向けて肩慣らしをしたり親交を温めたりフラグを立てたりしてみてください。
戦闘能力については一般キャラと同等（最大レベル３、ステータス合計値12）もしくは特別強化（レベル４、ステータス合計値が最低0～最大16で自由にビルド可）から選択して頂けます。
ディザスター生徒に限り、レベル変更/ステータス変更はいつでも自由に行えるものとします。
負傷（敗北）する事でレベルダウンする、もしくはその逆、などの熱い演出も可。また、負傷ルールなどについて特別な仕様変更が搭載されています。

サイトトップのデザインも「ほろぼせ！ディザスター学園」の特別仕様に切替。
果たしてほろぼすのはどちら側なのか、ほろぼされるのは……