簓ん家、ネギすら置いてへんのは問題やな…今度そっちで過ごす時は刻んで冷凍庫に入れとくわ。そしたらいつでも素麺食べ放題やで。
めちゃくちゃ偏見やけど簓って夏バテしそうやし、そういう時でも冷たい麺って何とか食べられそうやんか。…俺自身あんま夏バテしたことあらへんから感覚があんま掴めてへんのは置いといてな。
いざそうなった時薬味無いのは寂しいやろ、…いや、昨日食ったお高めのやつは薬味無くても美味かったけども。ネギ入れたらもっと美味かったはずや…!
ちゅうことで、お前ん家の酒と調味料くらいしか入ってへん冷蔵庫を俺が活用したるわ。定期的に行く約束もしたからな。
……一人暮らし始めたての息子に送るメッセージみたいになってもうた。
そん時々買うたらええや〜んとか思っとったけど二人で引き篭もってもうたら買い物も行かれへんしなあ。
作り置きとか冷凍野菜のストックとか頼むでオカン! 盧笙がおったら夏バテしてもうても乗り切れる気がするわ。知らんけど。
盧笙の方の日記に想像の斜め上を行くページが増えとってえ゙っ…!?!? ってなってもうた。せやけど恋人の、文字通り知らん顔を覗き見られた感じがええ……。こういうの、付き合うてくれるとこも好きやなあ。
昨日のにもぎょうさん書いてくれとるの読んで、胸がぎゅっとつまってもうた。まぁちょっと何や気にしいなとこあるな〜とは思っとったけど、そんな気にしとったんや…かわええやっちゃな〜。今も読み返されるんは恥ずいけど、おかげで安心してくれたとか噛み締めてくれとるんは嬉しい。…ほんまに嬉しかってんで、ドキがムネムネしてもうた。
ショートコントやったら頭引っ叩いていやブラウン管テレビとちゃうねん! とかやりそうやけど、ほんまに記憶喪失なってもうたらもっぺん俺に惚れてもらうとこからやな〜。
合わせるって何や、何かの記念日とかやっけ? って一瞬思ったそこの躑躅森くん! 別にそういうんやあらへんから安心し、このメモ帳を使い出して一周年か〜っちゅうだけやねん。ほな365ページあるはずなんやけど半分も埋まってへん…妙やな…。
読み返すとほんま盧笙の一挙一動に掻き乱されとったな〜、そもそもここを作ったきっかけもこいつこいつ〜!! を吐き出したなったっちゅうのもあるし。とはいえ余裕は今より…ある? ないか? 俺が盧笙を好きになって追っかける恋が終わった瞬間、俺は盧笙が焦がれてくれた白膠木簓やなくなってまうんちゃうか、とか思っとった気がするわ。
当日すぐに書いてへん時もあるからほんまにこの日かは怪しいけど、8月の頭か。まぁ夏の盛りやったからこの辺よな。盧笙からいきなり連絡来て、何やどうしたと思ったら仕事終わって俺のこと考えて話したなったとか…何やそんな感じのこと言われて。…ま〜〜そんなん嬉しいやんか。嬉しくて、そっから連絡の頻度増えたんちゃうかな。いや〜思い出すと懐かしいな〜、この話前にも日記で擦っとるで、たぶん。冷静になるとそっから転げ落ちる様が分かりやすすぎるやろ。…しかしやっぱこん時はまだ俺も若干余裕があったよーな今ほどふにゃふにゃしてへんよーな…気を引き締め直す頃か…?
一年も経てば最初の方のページを読むのはしょーみごっつ恥ずい。けど、こんなんあったな〜言うていつでも思い出せる。花火の話したその日に盧笙が買うてきてくれてベランダで花火したこととか、盧笙が寝落ちてもうてしょぼくれてた時とか、朝までエロいことしたこととか、盧笙がこっそり書いてくれとった日記に気付いてもうた時のこととか。
(主に俺がうにゃうにゃして)すれ違うし噛み合わん時もあったけど、読み返すと幸せな思い出ばっかやなぁ。
これからも二人でぎょうさん思い出作っていけたらええなぁ。特別な日も、特別やない日も。
ほんで、今このタイミングで日記渡しとったらたぶんめっちゃエモかったんやろなぁ…。知らんけど。盧笙、ちょっと記憶喪失なってみいひん?
サプライズは最後まで隠しとけへんし、もし盧笙にこういうとこ覗く習慣があったら気付いてくれへんかな〜思て鍵開けてもうたから一年なんてとてもあっためとけへんけど。
お前と過ごす毎日は特別やない日も全部輝いとる。俺もそういう日を忘れへんように、もうちょいマメに日記付けていきたいな…。
話がとっ散らかったせいで久々にごっつ目が滑る日記書いてもうた!
何っちゅうことはあらへんけど、今日も6と3(と0)が並んどるから記念確保〜。
忘れた頃にって奴だ。6と3と0の日なんだろ?
まぁお前さんのことだ、そのうち気まぐれに読み返して見つけるんだろうが…どんなツラすんのかその時が今から楽しみだな、ハハ。
DRBだフェスだなんだとデケェイベントがひと息ついて、お前らもよろしくやってるみてえじゃねえか。おいちゃんは若ぇ二人の邪魔をするなんて野暮はしねえからよ。…元相方だろぉ、二人っきりで積もる話もまだまだあるんじゃねえかって話だ、他意はねえぜ? ハッハ、逆に他にどんな意味があると思ってんだ。
ま、そんなことはさておきだ。ど〜にもお前らは俺を便利屋みてえに思ってるフシがあるみてぇだが…さすがのおいちゃんもどっかのホテルやらビーチやら貸し切りっつうのはなぁ。…そ〜だなぁ、いくらチームメイトと言えど対価も無しに融通はできねえからよ。ま、どうしても知りてえってことなら“客”から聞いた穴場くらいで勘弁してくれや。
俺とお前らの仲だからな、情報料は安くしといてやるよ。最近行きつけの店にキープしときてぇ酒があってなぁ…。
満月には僅かに満たないようですが、まるで台風一過。今夜は月がよく見えますねえ。
月と言えば、とある文豪は日本人ならアイラブユーをこう訳すだろうと言ったそうですよ、月が綺麗ですねと。またさる作家は私、死んでもいいわ、などと。
そしてとあるシブヤ在住の小説家であればこう訳すでしょう、この万年素寒貧ギャンブラー早く金返せ、と──嘘ですよ。後世の人間が語っているだけの俗説も俗説ですから。……貸した金を返して欲しいのは嘘ではないんですがねえ。
とはいえ小生も鬼ではありませんので…分割でも結構ですよ、利子はトイチで。利子分まできっちり耳を揃えて、毎日小生の家まで返しに来てください。
……と。いくら言葉を紡いでも、読み手に伝わらないようでは小説家の名折れです、たとえ受け取る側の読解力の問題だとしてもね。伝わるものにだけ伝われば良いとは言いませんとも。時には一言で伝わるシンプルな表現の方が刺さることもある。特に読み手が単純な性格ならね。また野良猫のようにふらりと立ち寄ってきた時にでも伝えれば良い。ま、実行するとは言っていませんが。
たまには変わったことをしようと思い立ったが吉日、メモしたは良いものの清書する隙を見失いに見失ってしまい今に至るのでこれを書いたのは先週末です。今夜は星の一つも見えない清々しい曇り空でしょうね。
色は追々気が向いたら直しに来るでおじゃ〜。