スレ一覧
┗1715.柘榴(2-6/32)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
6 :水木
2024/03/21(木) 23:35
例えば毎夜、帰宅が遅くなってなかなか顔を合わせられない日が暫く続いたとして。俺は、お前が息子と共に寝入っているであろう部屋の襖をそっと開け、幽かな光を頼りに暗い室内をこそりと覗く。
お前達が薄い寝息を立てて眠り、この家に、宛てがった寝室にまだ居てくれている事を確認して、力が抜けるように胸を撫で下ろしているなど知らなくていい。今まで何度も、何度もそれを繰り返して、恐らくこれからも続けるだろう。
どうか起きずに、そのまま良き夢を見ていてくれ。俺に気付かず眠れ、眠れ。それだけで俺は安堵する。
[
削除][
編集]
5 :水木
2024/03/20(水) 00:39
お前は、身体の芯まで凍るようなとても寒いある夜にふらりと現れた。
俺はその頃厭な事や問題ばかりを抱え、他者をろくに信用できず酷く投げやりな心地でいて、夢見も悪く寝付けなくなっていた。
それを口実にしたのは確かに狡い事だったのだろう。だが、あの時の俺にはそれが必要で、それしかなかった。
[
削除][
編集]
4 :水木
2024/03/20(水) 00:28
お前の友人でいたいだけ。
この関係を崩したくはない。
だから決して、踏み込んでくれるな。
[
削除][
編集]
3 :水木
2024/03/19(火) 23:40
あいつに知られたくはない。
だが誰にも話せず、抱え込む事が限界だった。
独白、吐き出し、独り善がりの日記。
[
削除][
編集]
2 :
水木
2024/03/19(火) 23:29
何かあれば上記に連絡先がある。
>筆者
人間。妖怪の父子を自宅に住まわせてる。
>あいつ、お前
妖怪の友人。
>息子
と言っても、あいつの。
[
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]