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┗1903.抱き枕の行方(24-28/71)

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28 :鋭児郎
2024/11/12(火) 10:09


少しの間勝己とは会えない日があった。

俺たちは結婚する前から出かける時は自由だったし
其処に言及した事はお互いねぇ。

でも勝己には思う所があるのかもしれない。

「なんもしてねーけどな俺ァ。てめーに対して俺ァなんも」

そんな事を言って勝己が少し言葉を詰まらせたのを俺は見逃さなかった。

でもよ。
そんな事を考えてくれてたんだなって。
そんな事も俺には幸せだなって思えちまう。

そう思うって事は、してやりてぇって思っててくれたって事だろ?

俺にとってどんなものよりも勝己に好きだって思って貰える事が一番の幸せなんだから。

高校の時からずっと勝己に好きになって貰いたくて片想いを10年以上してきた俺だ。
どんなものよりも勝己からの俺への好意は大事で最高なんだよ。
だから、勝己にそのまま伝えた。
勝己が俺を好きで居てくれることがどんな事よりもすげぇことなんだって。
しかも勝己は本当に素直で純粋で中途半端に適当にはしねェやつだから余計。
あいつの好きだって思ってくれる気持ちは適当じゃねぇのが伝わってくる。
しっかり正面向いてくれているんだよな。

だからな。
俺は毎日、昨日よりも今日更にすっげぇ好きになんだよ。
大事だな、宝物だなって思えるんだ。

長い間一緒に居て褪せる事ない好きが保てているのは勝己が初めてだぜ。

朝になって、やっぱ昨日より勝己が好きだったぜ。


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27 :勝己
2024/11/11(月) 21:44


週末体調がイマイチだったのを知る鋭児郎は、今日の昼も「しんどくなってねぇか」ってメッセージを寄越した。
よく寝れなかったって聞きゃあ、久々に顔合わせる夜だってのに「今夜は早寝な?」って諭すように返しやがる。
寝れなかった理由がメンタルの不調だって知りゃ、「力になってやりたいのによ。話なら聞くぞ、勝己」って。
迷わず言うんだわ。
テメェの背負うアレコレは外に置いて毎日笑顔で帰ってくるくせして。
言葉通りじゃねーか。
こんな宝物みてーな。

ただただムズ痒い。
けどどの瞬間も絶え間なく愛されとることにぐっと来て言い返すことなんざ出来やしなかった。


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26 :勝己
2024/11/10(日) 21:39


◇炬燵
リビングに炬燵を出した。
毛足の長ェラグと共にソファとテレビの間に設置する。
まるっと洗った清潔なラグと炬燵布団に気分が上がった。
意識が飛ぶ程ヤった次の日にこんだけやった俺を鋭児郎はもっと褒めていいんじゃねェのか。

◇コスプレ
気の進まねェ俺に対して鋭児郎は好きらしい。
猫がいいっつーから猫を模した露出の高ェコスチュームを仕事中の鋭児郎に送ってやった。
こういうンかよ?って聞いたら、暫くしてからそういうやつ!って食い付いてきた。
こういうのも好きそうだなって逆に露出のねーコスチュームも送ってからの、
「着ねーけどな!」
「ですよね!」
っつうやり取りに声出して笑った。
脚舐めたいです…ってメッセージが続けて届いて更に笑った。
クッソ好き。
着ねーけど。

◇髪
鋭児郎のパーカーを着て髪を切りに行った。
髪切りに行くってメッセージを鋭児郎に送った。
「可愛くなった写真が欲しい!」
「可愛くなんねーから写真はねェな」
「えー!お願い!」
ンなやり取りにいい気分になりはしたが写真はねえ。
ねえけど事あるごとに俺の写真をねだる鋭児郎がすげー好き。


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25 :勝己
2024/11/04(月) 22:23


コスプレっつーのはどうにも好かねェ。
特に女物の服なんざ身に付けた自分を想像しただけでクッソ萎える。
ンな俺が唯一やってやんのは、所謂彼服?
世間がどう言ってンのかは知らねェが鋭児郎の服を身に付ける事なら抵抗無くやれる。
つーか、日常的にやる。
互いの服は寝室のウォークインクローゼットに纏まってっからその日の気分によって勝手に借りることがある。
鋭児郎はそれを漏れなく喜ぶ。
自分の服を着た俺にグッとくるらしい。
写真をねだられたことは一度や二度じゃねェ。

記憶に残ってンのは一年くらい前。
流行りの感染症にヤられた後病み上がりにしたセックス。
寒くねーようにって一回りはデカイ鋭児郎のパーカーを着て、シた。
ご丁寧にフードまで被って正常位でシたら最中も鋭児郎の匂いが常にちらついて、頭の先から背中、正面、全身を包まれてるみてェで癖になるくらい良かった。
今年のハロウィン。
気紛れで勝手にパーカーを持ち出してチープなアレコレをつけた。
鋭児郎は気に入ったみてーで2回終えるまでパーカーを脱がせなかった。
ナニ、とは言わねーもんでぐしょぐしょに濡れたパーカーの裾。
鋭児郎の私物を汚すのは妙な興奮をもたらした。
少し前にされた×××もそう。
未だ捨てきれねー雄の習性に自嘲する。
それをはるかに超えて満たされる瞬間を知ってンのに。

抱かれる度に好きだと思う。
いつになっても、何度目であろうとも。
溢れて苦しいくらいに、好きで好きで堪ンねえ。


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24 :勝己
2024/10/31(木) 20:57


毎年ダチが主催するハロウィンイベントに顔を出しとる。
去年は参加してたその筋のプロに捕まって本格的なゾンビメイク。
衣装まで着せられりゃ顔が割れずに思いの外気に入った。
今年ダチから渡されたのは牛柄の耳、首輪、尻尾。

「お前はエロいの担当。コレな」

どこから突っ込んでいいか分りゃしねえ。
が、チープなソレを付けて妙に納得した。
耳、顔、首輪、尻尾…つーかケツ、最後に胸。
纏わり付く視線が違ェ。
こりゃあ鋭児郎に怒られっかもな。
そこまで思ったら気分が上がった。
わーわー喚く姿もイイ。

その話をしたら写真をねだられた。
そりゃ、スマホの中に入ってっけど。

たまには驚かせてやっかな。


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