安心は、眠気に直結するらしいのです。

貴方しかいないのに。を、どうしたら伝えられるでしょう。

自分じゃなくていいだろ。って思わせてしまったら、きっとダメなの。

お返事を。どうかどうかさせてください。

とても長い惚気がわたしの帰りを待ってました。嬉しいことよ。

萌えとはこの事なのかもしれません。ふたりの物語を読んで、トガは気付きました。　オオカミさんは、自分の事になると不器用で、いつも王子様にしてあげられることを、自分にはしてあげられなくて、飼い主さんを噛まないように切り上げてしまいそうになったのですね。　でもさすが飼い主さんです。絶対ひとりにしなかった。引き止めてくれたのですね。　きっと、それが何よりも嬉しかったんだと思うの。　「聞かないで、放っておいて」はね、時に、「聞いて、放っておかないで」の裏返しなの。　それをちゃあんと知っていて、オオカミさんのそんな変化に気付いて、無理矢理言わせられる素敵な王子様だから、オオカミさんには、歯磨きまでえっちに見えるんじゃないでしょうか。と、トガは分析しました！どうでしょう！　オオカミさんが、王子様の隅々に惚れてる証拠ですね。

ふたりの関係が、言葉以上にわかるとても好きなお話でした。　わたしはふたりが、ふたりらしくてすきよ。オオカミさんらしいなあ。王子様らしいなあって。　だから思うの。きっと、絶対。他に居ないんですから、次なんてないんだから、どうかどうか、ふたりでずうっと。握っていてくださいね。

ちょっぴりお節介なトガヒミコでした！

今日は更新されていた本たちを、一ページ一ページ、大事に。だあいじに。読みました。心が暖かくなります。感想は、あとでかきかきしにきます。

海の本が、なんということでしょうか。いつの間にか色がついていて、素敵が増していました。　居ないと見せかけて、ちゃんと太陽さんが見てるよってお知らせをしている様子だったのが、トガは好きでした。読んでいるわたしは、まるでずっとあたたかい陽のあたる場所で本を読んでるみたい。曇り空が太陽を隠しても、隠した先で、こっそり言葉を紡いでる。

オオカミさんは不器用さんなのが伺えて、王子様はやっぱり王子様だったようです。ふふ。助けるって言葉よりも、隣にちょこんと座って、オオカミさんの手を握るのね。とても優しいオオカミさんだから、優しい王子様はそんなところにだってきっと恋をするの。　二人には、夜に鳴るオルゴールの音が似合う。　トガは歯磨きのおはなしが、個人的に好きでした。

今日はあの人が深夜までみたいなので、待って、おかえりを言うつもりです。嬉しみだけれど、ちょっぴり淋しくて、こいしい。