A kite

帰ってきたと思ったら負傷してやがった。仕方ねェことだが、心配になンだろ。部屋の中では重いモン持つのも両腕が必要になる作業も手伝ってやろうと思ったが、個性まで損傷したわけじゃねェからな。それでも俺が手伝う方がきっとアイツは喜んで、ニヤけて眺めてンだろうと思うとそうしてやりたくなる。惚れた弱み以外の何ものでもねェなと実感する。

二人でのんびり(？)過ごした日。
拗ねる俺をたまにキレつつ宥めるアイツが可愛かった。まァ俺がメンヘラになったのはアイツのせいだし、メンヘラに育て上げて「俺が生産者です」って顔でにこやかに笑ってるところが目に浮かぶよな。構えってキレる俺に穏やか対応するアイツが今日も可愛い。

✧俺たち結婚してたンだった、の驚き妄想
✧惚れさせたおまえが悪い論の押し付け
✧何もかもが可愛い恋人

俺が情緒拗らせてるせいで大暴れ情緒激ヤバカップルになっちまってンのすげェ好き。叫び倒すアイツと俺。

昨日拗ね倒しちまってアイツに悪ィことしたと思ってる。何となく続く不足を寂しく思ってンだよ。早く帰って来いよ。