999本の花束を。

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┗1927.999本の花束を。(10-14/59)

14 :遊城十代
2024/11/06(水) 04:06

変な時間に目が覚めたから。

好きになったきっかけと、好きなところ。

ヨハンにまたな、なんて言葉を投げてお互い帰るべき場所へと向かったその日に何となく星空を、月を見上げて眺めてたんだ。木に登るのなんてぶっちゃけ慣れっこで、高い所まで登ってたまにユベルと言葉を交わしながら。その時だったかな、アンタからの一通のメールが届いたのは。深夜で夜風がまだ少しだけ涼しかった日。
何気ないメールだったんだ、だけどオレはアンタが打ち込んだその文章に惹かれた。簡潔に書かれてるメールなのに、何でだろうな。気付けば真っ先に会いに行ってた。他に目もくれず。
そこからアンタとの毎日が始まって、最初は価値観が合うから楽しいな、くらいの気持ち。
一度目に若干意識したのは命の使い時は俺が決める、って言われた時。素直にカッコイイと思った、憧れのカイザーが何一つ変わらないカッコイイままで胸が高鳴ったんだ。可愛いなって思ったのは、子供ではないので当然悪い事もしていい、って言ってた時。屁理屈並べて可愛いなーってちょっとニコニコした。

話は少しだけ変わるけど、オレは存在理由を欲しがる癖がある。だからこそ最初に伝えた願いを出会ったその日から今日までずっとずっと叶え続けてくれてるアンタに心底惚れ込んでる。嫌な顔ひとつしないで、あの日あの時から了承をしてくれて。そういう律儀な所も好きになった所のひとつなのかもしれない。
一人は、嫌だ。子供の頃から一人で過ごす事が多かったオレは、アンタのその優しさに心酔してんのかな。

惚れちまった決定打の話をしよう。
あるよ、これにやられたってやつ。直接言うのは少しだけ恥ずかしいからこっちで。
オレの蓋をしてる秘密の部分の話をした時、アンタは何を言ったか覚えてるか？

お前にとって大事にしたい部分ならば触れずに居る、卑屈にする部分であるならば覗いてみたい。案外、簡単に受け入れられるかもしれない。
こう言ったんだ。これを聞いた時、オレがどんな気持ちになってたかなんて分かっちゃいねぇと思うんだけど。……人に見せたくない部分なんて、興味本位で聞き出す事は確かにあるかもしれねぇ。だけどアンタはオレの気持ちを、オレの意見を尊重した上でその先の行動を決めてたんだ。これって中々出来る事じゃねぇよ。無理に聞き出すのは確かに簡単だ、多分聞かれたら歯切れは悪いかもしれねぇけどきっと答えた。…だけど、オレに選択肢を与えてくれた。自分の気持ちを主張しつつ、オレの事を考えてくれた。
すげぇ嬉しかったんだ、これが。こんな事が？って思うかもしれねぇけど、オレにとってはすごく意味のあること。その上、長い目で見ていつか見れる時が来るならば、なんて言われたもんだから意識もしちまうだろ。好きになってもいい人なのかな、って。

そこから、思わず出たすき、を無かったことにしたのがオレの失態なんだけど。からかってるって思われたのが嫌だったんじゃなくて、拗ねちまったとは言ったけど口に出したら反応に困る言葉だったかなって思わずあんな事になっちまったんだ。オレがあんな事を言ったから、カイザーが合わせてくれてるのかもしれない、悪い事したな、って逃げた。
でも本当はあの時漏れた言葉は嘘でも冗談でも、ましてやからかってるなんて以ての外で。もう既にオレはアンタの手の中に堕ちてた。

好きなところはたくさんあるよ、オレからの印を欲しがるような、強請る目がすきだ。
手を繋いで毎日一緒に寝てくれるところも、腕枕をしてやると喜んでくれるところも。
幸せだって伝えて笑ってくれる表情も、怒った時の悪そうな(？)顔も。好きだって言ってくれるところも、キスが好きな所も。
あはは、アンタを形成する全てが好きなのかもな、これだと。ああ、でも！悲しそうにする顔は得意じゃねぇからそんな顔させねぇようにする。

書き出したら止まんなくてページが足りなくなっちまう。それくらい、オレの頭の中はアンタでいっぱいだ、亮。この場所見つけてくれてありがとな。
オレとどんな毎日過ごしたい？オレは、亮が居てくれたらそれでいいよ。アンタのために生きて、アンタと共に死ぬ。永遠や運命って信じるか？オレは…亮となら信じてもいいぜ。
ゆめを見たんだ、すげぇ幸せなゆめ。でもこのゆめはアンタが居なきゃ意味がない。
終わらない恋と、醒めないゆめ。オレは今、すげぇしあわせだ。
今年中に一緒に星を見よう、真冬の空に煌びやかで綺麗に散りばめられた星を。手を繋いで、アンタと星が見たい。外は寒いから窓際でさ、どう？

改めて書き連ねると結構恥ずかしいのな、これ。

>04:54
書き途中とだけ書いてページを作って、仕上げるまで約1時間奮闘した。長すぎますって注意書き10回くらい見た…。

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13 :遊城十代
2024/11/05(火) 22:26

生きた心地がしなかった。

地下での出来事をオレは詳しく知らねぇ。改まって聞くことでもねぇのと、地下だろうがどこだろうがアンタはアンタ、何も変わらねぇオレの憧れであり、最愛だから。
だけど、そん時のなんやらが色々相まって今体調がそんなに思わしくねぇってのは聞いてた。実際目の当たりにもした。

そんな中で、オレが朝っぱらから出払ってる中少し体調が良くない、なんて聞いちゃすっ飛んで帰るしかねぇじゃん？何かあったらなんて不安で不安で、粗方終わりの目処もついてた作業ほっぽって(ヨハンごめん！)直ぐに帰ったんだけど。やっぱり少し顔色良くなくて。
オレが心配性なだけ、って言われたらそれまでだけど……。今日はどんな事よりも亮を優先して過ごして寝よう、と心に決めつつ。
……決めつつ！あまりにも反応速度が早すぎて我ながらマジで気持ち悪い。いくらなんでも早すぎる。落ち着け、オレ。

起きてから伝えたはずのおはようも、起きてからしたはずのキスもなぜかどっかいってて。……まさか、それがなかったから具合悪くなった？なんてそんなことねぇか！はは。

偏食で好き嫌いが多すぎるから身体の資本としてやっぱり色々作って食わさなきゃだな、こりゃ。
今は幾分も顔色が良くなってて安心した、本当に良かった。
オレの全てを投げ打ってまで護りたい、護るって決めたんだから諦めて大事にされててくれよ。

ちなみに昨晩溢れた好き、は、未だに溢れたまんま。

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12 :遊城十代
2024/11/04(月) 23:50

少し物騒な話。

アンタの最期はオレの手じゃねぇと嫌だ。逆も然り、オレがもしも死ぬ時はアンタの手で殺されたい。

少し前、オレの心臓を取り出して食べてみたくなった、なんて言ってくれたよな。
字面だけ見るとすげぇ物騒なんだけど、オレはそれが最大級の告白に聞こえたんだよな。
だってそうじゃん、中々いないぜ？心臓まで欲しがる奴なんて。アンタになら全然差し出すんだけどさ。

「お前が共に死にたいと願うように、俺もまたお前と死にたいのだ。」
めでたく一発KO、好き度が三億くらい増した。デュエルしてるワケじゃねぇけどダイレクトアタック喰らった気分。
安心してくれていいぜ、アンタを殺すのはオレでオレを殺すのはアンタだ。

あまりにも嬉しかったから今度こっそりまたブルーの制服着て引っ付いてやろうかな、好きだろ？彼シャツってやつ。オレが着るとサイズが大きくて不格好なのと、やっぱり白と青と黒はアンタが一番良く似合うよ。
それでも喜んでくれんならいつでも…とまでは言えねぇけど、たまに着るくらいなら。オレは赤が好きだけど！

今日はたくさん話せて嬉しかった。
両手いっぱいの、抱えきれねぇほどの好きをあげるからさ、ちゃーんとアンタが抱えて大事にしてくれよな。

こんなに好きなの、どうしたらちゃんと伝わる？

>1105.00:06...
書いてる途中に来てくれてたのか、仕上げてから見直してたら可愛い足跡を見付けて心臓止まるかと思った。
せっかくだから表紙に貼り付けて宝物にしよ。
秘密基地が見つかった瞬間。
でも足跡が嬉しくて心臓うるさくて、逆に眠れなくなっちまった！だから寝顔を眺めるの許してくれ。
好きが溢れて止まんねぇや。

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11 :丸藤亮
2024/11/04(月) 23:37

🐾

愛している

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10 :遊城十代
2024/11/04(月) 11:04

ゆめの話。

昨日はお互いちょっとだけ夜更かしをして、眠ったアンタの寝顔を眺めながら数時間過ごしてたんだけど。
元はと言えばオレは日付が変わる前には健やか〜に眠るタイプだった。毎日寝落ちの常習犯、そんでもって朝起きるのが早い。
いつもいつも、おやすみを言ってから寝てぇのに、なんて言ってたけど最初の方は言ってるだけで出来てなかった。それでもアンタは毎日オレに絶対おやすみをくれてた。

でも最近はオレも夜に慣れてきて(？)ちゃんとおやすみ、って言って寝れることが多くなった。
慣れてきてっつーか、オレの意地の勝ち。夜遅くまで無理をさせてねぇか、なんて野暮ったい事はナシだぜ。
話してたいオレの努力(特に何もしてないけど！)の賜物。寝るのが遅くなるならその分寝ればいいし、実際睡眠時間に変わりはねぇ。ほら、自由人だし？

話は戻って、夢の話をしよう。
オレは必ず毎日夢を見るんだけど、アンタと出会う前は本当に寝苦しい夢が多かった。あの時間に起きるのも全部夢のせい。
だけど最近はオレ自身にとって幸せな夢ばかりを見て、珍しく起きたくねぇ、ずっと見てたい、なんて毎日思ってるくらいいい夢ばっかで目覚めもいい。

アンタが毎日出てくるんだ、夢の中で一緒にデュエルしたり遊びに出かけたり、…ちょっとアレな夢も一回見た気がする。わーー！！！
時には翔や吹雪さん、明日香に万丈目も出てきたり…そういう日の夢は騒がしくて起きてから笑っちまったっけな。
寝る前に寝顔を眺めて、抱き締めて香るアンタの匂いも抱えて寝ると本当に幸せだ。
前に言ったけど、匂いが好きって本能が働いてるんだって。遺伝子レベルでアンタを求める本能が止まらねぇのってオレは結構いいなって思うんだけどアンタはどうだろ。……旅から帰ったらまずちゃんと真っ先に風呂入ろ。

今日も好きだなぁ、から始まったいい一日を、今日も好きだったなぁで終わる幸せな日にしてぇ。
好きだよ、亮。

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