999本の花束を。

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┗1927.999本の花束を。(24-28/59)

28 :遊城十代
2024/11/15(金) 23:57

腕枕は一日交代。

オレは別に床が好きなワケじゃねぇよ、って最初に言っておく。
確かにレッド寮は狭いしボロいし…ドアの建付けが悪いし？あ！そういや校長に言っといてくれるって言ってたのに忘れてただろ！建付け変わってなかったんだからな！……おっと、話が逸れちまった。

床が好きなんじゃなくて、手を繋いで寝る約束を守ってくれてるアンタだったからこそ迂闊に同じ布団に入るなんてしちゃいけねぇと思って。
古臭い考えだって笑われるかもしれねぇけど、なんかそれはちゃんと気持ちを伝えてからって思ってたりして。だから床で良かったんだよな、ただそれだけ。
今は……床で寝かされたらなんでどうして、になるかも。
確かに旅で野宿は当たり前だったし、床で寝る時も多かったけど好きだから、って感じではなかったな。
今は畳より、床より…一緒に寝るベッドが一番好きだ。あ、でも一緒に寝るなら床も畳も好きだな。
要するに隣にいればどこだっていい、一緒に寝ればどこでも熟睡出来る。身体が心配だから絶対ベッド以外で寝かさねぇけど。

初めて亮、って呼んだ時。アンタはひどく驚いた顔をしてた気がする。だけど自然に出たんだ、名前が。
もっと名前を呼んで欲しいって言われた時はオレの方がドキドキしちまってたのをよく覚えてる。
名前で呼ばれるのが好きなのは知ってるけど、ずっと呼んでていいのか分からなくて結局カイザーって呼んじまう。
亮、りょう。カイザーって呼ばれるのと、亮って呼ばれるの、どっちがいい？なんちって。
愛してるを伝える時は出来るだけ名前を呼ぶんだ、愛情をたくさん込めて。

毎日が新鮮で、毎日が初恋。好きと愛してるの上の言葉を二人で決めたけど、確かにあれ以上の言葉はオレたちにはねぇよな。最高すぎて惚れ直したくらいだ。

アンタの、亮の思い描く理想のオレにはなれてねぇと思うけど…そんなオレでも丸ごと愛してくれるところが物凄く愛しい。
ちなみに今日は亮が腕枕をする日で、今これをちまちま書いてるのが午前4時。
明日は亮が定期検診で街に出掛けるらしいから、オレは大人しくお留守番。慣れたもんで付き添いはいらねぇらしい。まだ目の前にいるのに、綺麗な顔で寝てるのに、今からもう離れるのが嫌で行って欲しくねぇ…けど、体調に関わる問題だからそこはちゃんと見送って帰りを待つ。

オレはどんな時だってただ亮が好きなだけのそこらの男に成り下がってる。でも、それでいい。オレには亮とデュエルがあればそれでいいから。
なぁ、今日は夢見てる？そこにオレはいるか？贅沢で欲張りなオレは、夢の中でさえも独占しようとする。

毎日の初恋、溢れた恋心、抱えきれねぇ愛情、全部全部亮のモンだから上手いこと消化して貪ってくれ。
早く朝にならねぇかな、眠そうなその目をみて笑いながらおはようを言おう、そんでもって…キスのひとつを。

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27 :遊城十代
2024/11/14(木) 23:57

可愛い足跡があると思ったら。

諸々追い付かなくてちょっと待って欲しい。
髪乾かしてもらって寝る前にまた書きにくる！

なんでそんなに可愛いかなぁ。

よし！諸々書き連ねる時間が出来たからシャーペン走らせることにした。

ちなみに、風呂上がり服だけ着て物凄い勢いで押し掛けた結果髪は気持ちよく拭いてもらったけどオレが我慢できなくてちょっかいかけちまってタイムアウトだった。
可愛い足跡の裏側の話でもしよっかな。

オレはここに書き連ねるだけで、他の本を読んだことがねぇ。
だから何日か前からカイザーが書き始めたのも足跡の裏側を見るまで気が付かなくてさ。ごめんな、遅くなって。
最初は一日一枚書くって決めてるこの本にそろそろ書きに走るか、なんて開いた時にあったカイザーの名前と足跡が可愛いな、なんて思ってさ。また足跡残しに来てくれよ、って言ったから早速残しに来てくれて嬉しいなー可愛いなー、だったんだけど。

……？よくよく見たらなんかチカチカしてる、と思ってさ。裏側見たらそりゃあもう超ド級の物置いてくれちゃったりしてて。
光の速さで足跡付けに行っちまった。そりゃあもう、かなり迅速に。
お揃いにしておいたんだ、足跡。あれ可愛いよな。
直接口で言ってこねぇのがカイザーらしくてちょっと微笑ましかったのは内緒。

オレの一日の日課に新しい事が増えた、カイザーの本を読みに行くこと。
カイザーなりにオレのことを想って書いてくれてるのが伝わってすげぇ嬉しいんだ。

今の幸せがずっと続きますように。
こんな願い事、オレらしくねぇって笑うかな？

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26 :丸藤亮
2024/11/14(木) 23:15

🐾
Find me!

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25 :遊城十代
2024/11/13(水) 23:05

一日が24時間じゃ足りなくね、って話。

アカデミアに居た頃は勉強すんのも嫌だったし、本当にデュエルする事ばっか考えてたから授業中は寝てたりデッキ編成の事ばっか考えたりして。
それでもデュエルに関わる何か、以外のことをしてぇとも思わなかったし実際寝てたんだからほぼしてねぇに近いんだけど。

最近、前よりももっと一日の時間が足りねぇ。
主にカイザーとの時間だけが増えればいいと思ってる。それだけ増やせる方法、急募。

今思えば、初めてカイザーとデュエルしたその時からオレの小さな恋心は胸の中にいてずっと抱え込んでたのかもしれない。あれがきっかけで話をするようにもなったと思う。
あの時からカイザーはカイザーで、カッコよくて強くて、オレの憧れだった。届きそうで届かねぇからいつまでも追い続けると思ってた。

だけど今は違う。毎日隣で幸せをくれる大事な人に変わった。
憧れであることには変わりねぇんだけど。
どんなオレもアンタのものだし、どんなアンタもオレのもの。

>23:54...
カッコよくて可愛くて綺麗で色っぽい。
そんでもって急ぎで緊急だってメールが何通か来てて気が滅入った。ばかやろー！

>11.14.00:30...
もう手繋いで一緒にベッド入ったから今日はなーんもしねぇ！

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24 :遊城十代
2024/11/12(火) 22:49

たった一日、されど一日。

昨日は風呂出た後に髪も乾かさねぇで寝室直行、思った通りやっぱり寝ちまってたからありがとな、って言いながら少しだけ…ほんの数分？多分、二分未満。少しだけ寝顔を見て手を握ったまでは覚えてる、覚えてるのに。

起きたら繋いだ手こそはそのままだったけど、ベッドに突っ伏して床で寝てた。
言ってなかったけど、オレが起きてまずすることはアンタの心臓の音を確かめること。
オレはどちらかと言えば(言わなくてもだけど！)寝相悪いし、寝汚い。毎日腕枕をして手を繋いで寝るようになってからそれは大分まともになったけど…。
レッド寮に居た頃、旅先、色んなところで寝相が悪い！一緒だと眠れねぇ！ってドヤされてた。そんな悪かったかな、とはたまに思う。

なんだっけ、そうそう、心臓の音を確かめるのはアンタの寝顔、寝相があまりにも綺麗すぎるから。だから何となく確認するようになった。
そんな一日から始まるのも悪くねぇなーって。アンタの音を確かめて、寝顔を見て、起きたらおはようって言うし寝る時はおやすみ、って。
合間に他愛ない会話も挟んだりして、っていうのがオレたちの毎日。

なのに昨日はほんっっっとうに忙しさにかまけてかあまり話せなかったからカイザー不足が半端ねぇ。
だから今日は絶対部屋の中で頼まれた仕事をこなすって決めてさ。邪魔にならねぇようにするから、って言ったら同じ場所で仕事をしたい、って可愛い言葉貰っちゃった時のオレの気持ち分かる？
なんつーか、もう、アレだ。メロメロってやつ？これこれ！

結局オレが我慢出来ずに引っ付きに行っちまったりとかして、もしかしたらアンタの仕事の邪魔をしちまったかもしれないけどさ、許してくれよ。
片時も離れたくねぇのに、上手くいかねぇとワーってなるから調整して頑張るか。

昨日は無理させたから、今日は絶対早く寝かす。なんならもう寝かしてもいいレベル。

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