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10 :遊城十代
2024/11/04(月) 11:04


ゆめの話。

昨日はお互いちょっとだけ夜更かしをして、眠ったアンタの寝顔を眺めながら数時間過ごしてたんだけど。
元はと言えばオレは日付が変わる前には健やか〜に眠るタイプだった。毎日寝落ちの常習犯、そんでもって朝起きるのが早い。
いつもいつも、おやすみを言ってから寝てぇのに、なんて言ってたけど最初の方は言ってるだけで出来てなかった。それでもアンタは毎日オレに絶対おやすみをくれてた。

でも最近はオレも夜に慣れてきて(?)ちゃんとおやすみ、って言って寝れることが多くなった。
慣れてきてっつーか、オレの意地の勝ち。夜遅くまで無理をさせてねぇか、なんて野暮ったい事はナシだぜ。
話してたいオレの努力(特に何もしてないけど!)の賜物。寝るのが遅くなるならその分寝ればいいし、実際睡眠時間に変わりはねぇ。ほら、自由人だし?

話は戻って、夢の話をしよう。
オレは必ず毎日夢を見るんだけど、アンタと出会う前は本当に寝苦しい夢が多かった。あの時間に起きるのも全部夢のせい。
だけど最近はオレ自身にとって幸せな夢ばかりを見て、珍しく起きたくねぇ、ずっと見てたい、なんて毎日思ってるくらいいい夢ばっかで目覚めもいい。

アンタが毎日出てくるんだ、夢の中で一緒にデュエルしたり遊びに出かけたり、…ちょっとアレな夢も一回見た気がする。わーー!!!
時には翔や吹雪さん、明日香に万丈目も出てきたり…そういう日の夢は騒がしくて起きてから笑っちまったっけな。
寝る前に寝顔を眺めて、抱き締めて香るアンタの匂いも抱えて寝ると本当に幸せだ。
前に言ったけど、匂いが好きって本能が働いてるんだって。遺伝子レベルでアンタを求める本能が止まらねぇのってオレは結構いいなって思うんだけどアンタはどうだろ。……旅から帰ったらまずちゃんと真っ先に風呂入ろ。

今日も好きだなぁ、から始まったいい一日を、今日も好きだったなぁで終わる幸せな日にしてぇ。
好きだよ、亮。



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9 :遊城十代
2024/11/03(日) 22:27


一人で星空を眺めて見上げてみた。

久しぶりに万丈目や翔と会った。
各々自分のやるべき事、進むべき道を歩んでてオレは何も変わっちゃいねぇなってちょっとしんみりしたけど。
オレも、翔の兄貴であるあの人も関係を持ってることを特に伝えてないのもあって今いい人はいねぇのか、なんてデュエリストの口から出るなんて驚きだよな。

オレの口から言っていいのか分からなくて、適当に濁してお開き。
すっかり夜は寒くて、今日は久しぶりに星が綺麗に見えたからそれを見上げながら今はまっすぐ最愛が待つ家に向かってる。

今日はお互い用事があったから上手いこと噛み合わなかったけど、帰ったら抱き締めてキスをしよう。
傍にいればいるだけ、離れてる時間が少しでもこんなに恋しく思うんだなってしみじみ。

なぁ、アンタは今何してる?何考えてる?
……考えてる中に、オレはいるのか?なんて、らしくもねぇか。

待っててくれよ、ただいまと好きを持ってすぐ会いに行く。



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8 :遊城十代
2024/11/02(土) 22:58


オレの恋人は可愛い。

荒波にさらわれかけたと思ったけど、特にオレを放置するでもなくちゃんと顔を見せてくれる。
ふんわりと、ざっくり秘密基地の存在を一応伝えておいた。
どこにあるだとか、ここだとか…そういうのは置いておいて、インターネットの山に気持ちを書き殴ってる秘密基地がある、とだけ。
そうしたら昨日の夜突然旅に出るとか言い出したから焦った…!

もしもここを見つけたら。
うーん、その時はオレに初めて手紙を飛ばしてくれた日を入れれば書けるから可愛い足跡、残しておいてくれよな。

一日に一ページ、多けりゃそれ以上書くことを目標にしてるけど今のところまだ三日坊主にはなってねぇ。
自然とシャーペン握るのが楽しみになってるんだ、もちろん考えるのも書くのもアンタの事。

最近、寒くなってきたよな。
秋に出逢ったオレたちは、一度目の冬をそろそろ迎える。その後は春を迎えて夏になって…二度目の秋。
四季折々を一緒に眺めていきたい。
なぁ、……好きだ。


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7 :遊城十代
2024/11/01(金) 23:59


今日という日が終わる瞬間。

アンタが眠るその時まで、その光景を目に焼き付けておいた。
起き抜け、朝目覚めただけなのに幸せだと言ってくれた。これ以上ないくらい、オレが嬉しくなっちまった。
配送を知らせるインターホンを聞いて、お前の恋が届いたのだろうか、なんて一言までくれちゃってさ。そうだよ、抱えきれねぇ程の恋のお届け。

オレが抱えてる恋心ってすげぇデカいんだよ、大きなアンタの身体を持ってしても抱え切れるかどうか。
それでも、ちゃんと上手いこと落とさねぇように抱えてくれんのがアンタだろ?

オレも零さない、落とさねぇからさ、アンタも絶対落とさないでくれよ。
毎日鮮やかに色付けてくれてありがと、オレの視界はアンタに色付けられてる世界でいっぱいだ。

明日は何時に起きてくるかな?
どうか夢の中でもオレと共に在ってくれ、オレもそうがいい。



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6 :遊城十代
2024/11/01(金) 21:41


始めも終わりも要らなかった。

それは世話になってたアンタの家から出ようと、窓に手を掛けた時に思ったこと。
こんなに好きになるなら始まりも、いつか崩れてなくなっちまう終わりも。どっちもオレには必要なかった。

置いていくならば好きになどさせるな。
始まりの言葉、オレの何かが弾けて飛んだ時。
臆病なオレは、アンタの気持ちを考えずに(だってまさかそんな事言われると思ってなかった。)一人で出て行こうとしたんだ。
好かれてる自信はなかった、だから秋の夜長に少しだけの期間いい夢を見た、そう思うことにして。

それでもまさかこんな関係になるとは思ってなかったし、誕生日もすげぇ喜んでくれてオレの方が嬉しくなった。
先の約束を、してくれたんだ。オレの事を欲しがってくれた、これがオレにとってどれだけの意味があって、どんなに嬉しかったかアンタはきっと知らねぇ。

クリスマスも、正月も、オレの誕生日すらも一緒に過ごしたいって言ってくれて実はちょっと泣いちまったり。
毎年祝って欲しいって言ってくれたのは可愛かったけど。祝うよ、大切なアンタが生まれた日なんだからさ。

好きだ、今日は二人でどんな夢を見ようか。

>22:11...
荒波の中へ旅立っちまった……。
オレとの時間減るじゃん、秘密基地爆散してやろうか!もー!



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