兼さん、続きはいつでも大丈夫だからね。のんびりやっていこう!
兼さんの好きなところまででいいし一緒に楽しく過ごそう?
兼さんが帰ってこない…
心配だ…。
と思っていたら帰ってきてくれました。よかった…。
ほんとに心配しちゃったよ。
雨ですることがなかった時に、赤くて長い紐を主さんから譲り受けたので…一人で結んで遊んでいます。遊ぶというか、格闘しているというか。
一本の紐を動かして格好いい結び目を作るのはなかなか難しく、気付くとかなり時間が過ぎていたり。手順を見ながら結ぶだけなのにどうしてこうも難しいのか。何度やってもこんがらがって諦めそうになったけど、やっぱり兼さんに見せたかったから。梅結び。
結びは…人と人との結びってことでもあって。何となく、これが上手く結べたら兼さんとも深く結びつく…みたいな、そんなおまじない。
そんな中、僕の相棒は友達と会っているとか。友人が多いことにもだいぶ妬けるけれど…僕とのことを惚気けているって楽しそうに教えてくれるのを見るとね…水を差すようなことはしたくないし、無事に帰ってくるのを待つだけです。
惚気けるほど好いてくれてるなら…嬉しいな。兼さん、僕と過ごすの本当に好きかなあとか、無理していないかなあとか何となく心配していたからね。気に入ってくれているなら…少し安心。
温かいお茶でも飲んで落ち着こう…。友達に妬くなんて、惚れているって自ら言ってるようなものだ…。今思うとすごく恥ずかしいな…。
その手の話はたまによくしているものの、実際に触れ合っているのかと言えば別にそういうわけでもなく。手を繋いだり、抱き合ったり…口付けたりはしてもその程度で。
兼さんは…いちゃいちゃとはしてきても、何と言いますか…。…健全なんだよなあ…。僕が迫っちゃっていいのかな。
気分じゃないと言いながらくっついてくる兼さん可愛かった。
僕にだけこう人懐こいといいんだけれど。まあ、誰にでもくっつくとは思っていない。
浴衣姿…可愛かったし、僕の浴衣を見て照れてるのも可愛かった…。頭痛くて寝ちゃうところも好きだ。守ってあげたいって気分にさせられる。それに頭や髪を撫でさせてくれるし、布団の中でくっついてきてくれる。
さて…買い出しも済んだし、後は兼さんが帰還するのを待って…無事に戻ってきたらはぐしよう。