僕の日記の書き方からして、特定の日付にページを確保したところで然程意味はないんだけれど……まあ、今日くらいは良いんじゃないかと思ってね。
書き手が僕で良いのか、という疑問は一先ず胸にしまっておいてもらおう。 フフフ、何せ今の僕は柄にもなくとても浮かれているようでね。 どこかで胸の内をさらけ出しておかなければ場所も問わず花火でも打ち上げてしまいたくなる程に、言葉にはならない嬉しさが込み上げているんだ。
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何もやりたい放題が許されると思っている訳ではないさ。 ほんの少し、悪戯心はあるけれどね。
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瑞希から惚気とも言える話をこんなに聞けるようになるとは思わなかったな。
とても微笑ましかった反面、同じような話題を求められても応えられなかったのが少し残念だ。
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僕の方が余程、なんて比べる事に意味はないんだよ。そのままで居てくれれば良いと思っているんだ。
望んでいるだろう言葉に近しいものを渡したり相手の望み自体を引き出すのは比較的得意だけれど、僕自身が望むものを挙げるのは難しく感じる。 全く、ほしいという言葉に応えたい気持ちばかりが募ってしまうな。
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原因が分かっているのに解決出来ない事程困るものはない。 お手上げなんて言いたくないというのに。
僕自身の不器用さに気が滅入る程だ。 これが単純な手先の器用さであればそれなりに自信があるんだけれど、人との関わりとなればそうはいかない。 いやはや経験値不足がこんなにも尾を引くとはね。
■ドローン照明・ペンライトなどの無線制御について
・会場で流すBGMに特定周波数を仕込む
⇒同期させたネネロボへ任せる方が確実?
・効果音同様に使用シーンのみ流す音源を用意
⇒セリフによるタイミング調整の可否は要確認
◎光り物の小道具全般にも組み込んで利用可能
会場規模によって使い分けるのが吉か
※音源は必ず可聴域外の音で構成すること!
↑追記:発光パターンは司くんか寧々のチェック必須
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えむくん主催のお芋もりもりパーティーにサプライズを仕込む予定さ。 喜んでもらえると良いな。
司くんが随分と憔悴していたから話を聞いたら「二日連続で自分の体よりも大きい虫に追われる悪夢を見ているんだが、もしかしてオレは呪われてしまったんだろうか……」と言っていた。
呪われたのではなく、この間みんなで作業部屋に来た時に観た古生代の生き物に関する映像のせいじゃないかと僕は思っているよ。
いやあ、恐らく石炭紀あたりは見たくないだろうと三畳紀だけ見る事を提案したら「こういうものは順を追ってちゃんと見るべきだ」と返されるなんて驚いたし、まさか言い出した本人が最終的に気絶をするとは思わなかったよ。 本当に彼の行動は予想がつかなくて面白い。
とはいえ悪夢に魘されて日常生活にまで支障が出てしまうのはよろしくないからね、見ていた夢がショーであったなら結末をどう書き換えてハッピーエンドにするかをみんなで一緒に考えたり、試してみて具合が良さそうな快眠グッズを各々プレゼントした。 これでいつもの司くんに戻ってくれるといいんだけれど。