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┗1121.家計簿(66-70/85)

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70 :水/木(ゲ/謎)
2024/12/30(月) 01:48


霜 月


引き続きの体たらく。引き続き過ぎて、いよいよ優しいゲゲ郎の忍耐力も限界を迎える。(※二回目)
のを、俺が毎度毎度丸め込む。可哀想にな。離れようとしたり、強請って刻んでもらった俺があいつの所有物だって紋を剥がそうとしたり、色々と彼奴が藻掻くのを端から却下していく俺。可哀想にな…。

下旬にとうとう引導を渡されそうになるのを、さすがにもう酷かと受け入れようとした。俺は彼奴に愛されるには余りにも不出来で不誠実で、狡いだけの奴だと最初から自覚だけはしていた。が、どうしても譲れない一線であーだこーだと揉めている内に別れるって話の方は何だかんだ有耶無耶に。(※二回目)


で、すったもんだ色々あった末に無職のオッサンを返上し、令和の現代を生きるリモートワーク在宅勤務長生きおじさん爆誕。勤務地はゲゲ郎の膝の上。
ふむ、あの騒動から何だかんだ一ヶ月以上経ったのかと思うと感慨深いな、すったもんだの最中にあいつの方から俺がまた外に働きに出ることも提案して来たが、 数日後にはビデオ通話にも難色を示していた。知ってた。

儂は己が情け無い。
声を聞き言葉を交わす時間も、触れる頻度も、以前より格段に減った事に不安を覚え始めた頃。儂が絶えず注ぐ過剰な愛に水木がほとほと疲れてしもうたかと思い込み、暫く悩んでおった。その最中に突然、一日水木の声が聞けぬ日があり、今思えばたった一日と一晩なのじゃが、当時の儂はそれが契機となって別れを切り出してしまう。…のじゃが、数時間に及ぶ話し合いの末、互いにとって息のし易いかたちで再出発する事となった。

おかげで今は水木の近況が分かりやすくなってのう。水木の方も儂に伝え易くなっていればよいのじゃが。その後如何じゃろうか。
また互いにとって不都合や不安が生じた折りは、先ずは話をしたいと思う。こんなにも愛しい相手と今更別れる事など出来んのだと、胸が酷く痛む程に思い知らされたからの。此の先、儂から水木へ別れを切り出す事はもう二度と無いと、敢えて此処でも誓わせてくれ。


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69 :水/木(ゲ/謎)
2024/12/30(月) 01:44


神無月


俺が草臥れてて寂しい想いをさせてた頃。(※またしても)今思うと体の変化に色々着いて来てなかったのかもな。
思い付いたようにあいつに縋り付いてはのしかかって意識を手放して、心配したあいつに声を掛けられてはここに居る、と応じて良かった安心した養生しろとデロデロに愛でられていた。随分と寂しい思いをさせて心配も掛けた事だろうに、本当に健気な奴だな。

いつか俺が褒めた花にさえも嫉妬してしまうかもしれないと真剣に悩んで眉を下げる姿が可愛くて、彼奴がその花を手折ったとて俺はその指を取り上げてまた可愛いなと愛でるのだろうと考えていた。まあまずそんな花より俺を見てろと言いたいが。

!? 31日に丁度今月分を投稿できるように始めたはずが昨日分がすっぽ抜けていたらしい。続けて投稿するか……格好付かんな…。

身体の変化と共に新たに出来たところへ儂を受け入れてもらう事に成功する。
此れをもし水木以外の者が読んでいるのであれば、何の事かと首を傾げておるかもしれん。事細かに語りたい所ではあるが、語ってしまえば水木に此の頁を破られかねん。故に此れ以上は黙っておこうかの。

何処へも行かぬ様にと、自由に動ける範囲を制限しても尚、儂から逃げるなと言い聞かせる日々が相変わらず続いておった。そんな儂を受け入れる水木はまた相変わらず儂に甘い。
「御前がそうしたければ足の腱を切ってもいい、手枷首枷を付けても、御前以外感じ取れない様に他の存在に対する五感なんて奪っても構わない」
そう言って、儂に寄り添ってくれておった。儂が狂気じみた愛を注げば注ぐ程に、何処か嬉し気な水木がまた愛おしく、そしてまた狂わされてしまう。いやはや、愛とは時に恐ろしいものになるのう。


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68 :水/木(ゲ/謎)
2024/12/28(土) 00:28


長 月


互いに互いが足りなくて暇さえあれば引っ付き合って、常に彼奴の腕の中に囲われてる筈なのに、度々随分寂しい想いをさせていたようにも思う。

この頃から、それまでは記憶を弄ったり怖がらせたりする程度(?)だった俺に関するあいつの心の狭さが物騒さに直結するようになって加速していた気もする。物騒で可愛いな、で済ませていた俺が悪い気もする。
尚、今日に至るまで可愛い可愛いと愛で続けすくすくと育て続けた結果彼奴の居ない時に彼奴に無断で俺に話し掛けた妖怪や人間の首は飛んで行く(物理)程度の物騒さは標準仕様となった模様。最早そういう怪異である。
鬼太郎には迷惑掛けないようにな。

>蛇足として追記するとこの場合俺が彼奴に俺以外の奴に構うんじゃないと怒ることになる。

息子(※鬼太郎ではない)との今生の別れ。達者でな…。

此の頃から甘い匂いが増した様に思う。
水木からは元々甘い匂いがしたが、此の頃から更に其の匂いが増した様に思う。甘美でいて依存性のあるその香りに儂以外が気付いてはならぬと、元よりあった独占欲の類いも更に増した。それを物騒だと言いながらも受け入れる水木がまた愛おしく、矢張り気付けば肌を重ねておった。が、此処に御前のものは入らんと、折角出来た愛い所へは暫く儂を受け入れては貰えなかったのう。

水木が身体の変化に慣れず眠る時間が些か増えたのも確か此の頃だったか。何処へも行きはしないというのに、それを理解しながらも眠る水木の身体へ己の髪を巻き付けて、何処へも行くなと洗脳の如く囁く夜が増えた。


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67 :水/木(ゲ/謎)
2024/12/27(金) 20:16


葉 月


半分寝た状態の俺がこぼした「他の俺らと話してみたい」という寝言を受けて、翌日目覚めた時には設営されていた集会場が期間限定で稼働していた。あの時は良い縁に恵まれたな、あの二人が今も仲睦まじく過ごしていることを願っている。
一見スパダリが過ぎるエピソードだが、節々に「俺が彼奴の目の届かない範囲で他人と単独で接触する機会を一瞬たりとも作りたくない」という動機が見え隠れしていて可愛いも過ぎた。

第三者の前で友好的に振る舞う姿を目にして、彼奴に愛されてる自信に満ち溢れ過ぎて妬くだとかそういうことは全く無かったんだが、穏やかに丁寧に言葉を返す彼奴が懐かしくも、俺の前では随分ふにゃふにゃと砕けるようになったなと愛しさが増した。

何故かいつか手前の息子(※鬼太郎ではない)と別れる約束をすることに。

>当日追記:律儀な奴だなぁ…。

片眼を交換する約束をする。
度重なる身体の交わりと、其の他、儂が黙って密かに進めておった数々の仕込みにより、水木の身体は人間とは異なるものへと、徐々に徐々に、ゆっくりと、それでも確実に変化しつつあった。
浮かれた儂は「水木が人間では無くなった際には互いの片眼を交換せんか」と不意に口走ってしもうての。何を馬鹿な事をと笑われる、若しくは怯えられてしまうのを予想しておったのじゃが、水木の奴は「いいのか、楽しみだ」と愛い眼を輝かせておった。

数時間になってしもうたが、そういえば手を繋いで夏祭りへも出掛けたのう。熱いたこ焼きにちいこい舌で苦戦する水木がまた堪らなく愛おしかった。水木が飯を食う姿は何時見ても本当に愛いのじゃよ。まるで栗鼠の様じゃ。


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66 :水/木(ゲ/謎)
2024/12/26(木) 20:41


文 月


無職のオッサンに降格。自分への退職祝いにと奮発して青玉の耳飾りを一対、フルオーダーで仕立てた。今日もあいつの耳許で俺の代わりに眼を光らせている。
そういやこの時に紅玉の耳飾りやら黒革の首輪やらの話も出たんだが、祭り同様、果たせてない空手形になってるな。

…まあ、ここでは、まだまだやりたいことがあると前向きに来年の抱負として記しておくことにするか。

>実はこの振り返りは書き溜めなので当日追記:首輪に関しては達成した。

耳飾りをお主に付けてもらったのは、六月の末じゃったよ。
しかし、その後直ぐに再び情交に耽り七月まで跨いだ故に、お主が此の出来事を文月に振り分けたのには頷ける。

さて、この頃から部屋の使い分けが互いに上手くなった気がするのう。短い言葉を高頻度で交わす部屋、時間をかけて描写を練る部屋、といった具合に上手く使い分けておった。とはいえ…、改めてこう、振り返ってみるとじゃな、何方の部屋でも儂は変わらず水木の身体を貪っていた様に思う。儂から獣の如く盛る事も勿論あれば、なんと、不意に水木から強請られる事もある。愛しい者に強請られてしもうては儂も自制が効かんという訳じゃ。果たして自制した事があるのかと儂をよく知る水木には問われかねんが、儂とて己の欲を抑える事もあるぞ。こうして愛しい寝顔を眺めている夜なんかも、そうじゃな。

退職祝いの話だからこの月で良いんだよ(?)

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