……配慮に欠ける事を、重ねてしまった日だと思った。
気を付けたい。


……あんたが、俺の腕の中で眠ってくれる事を、……当然と、ではなく、……感謝すべき事として、……毎夜大切にしていきたい。
…………愛している。


…………それはそれとして、話していた夢を見たい。
……あんたも、……見れるといいな。

……国広が、……俺に、半分を分けてくれた。


……あんたには、悪いが、

…………物凄く、……嬉しかった。


……愛している。


……俺の愛情勝ち、で迎えた、……二十か月目。

今日も今日とて身体を縦に出来なかったので横になっていた。長期非番に入ってからひと月くらいか……、療養に専念しているが、身体を縦に出来た日の方が数える程度しかないのではないか。ちなみに縦と横の表現はくれないのの山姥切の真似をしている。
軽い私信だが、五苓散（ゴレイサン）という漢方を試してみてはどうだろうか。俺も気象病と全体的に虚弱で弱いので政府から特別に処方されているんだが、毎日飲み続けていると以前より大分気象病の方は楽になった。漢方は積み重ねでようやく効いてくるものなので即効性があるわけではないのが難点だが、毎日三食前に飲んで身体に馴染ませていくと、少しずつ不調も改善されていくと思う。水か白湯で飲むのを薦める。余計かも知れないが是非。



最近あまりにも眠い。
もう少ししたら先に寝た伽羅と一緒に寝よう。

……夜半にも関わらず、国広が俺を◯◯◯にくる。


…………愛おしさが募る。


あんたを抱き締めて眠りにつける、……この幸福に、日々感謝を。

……俺を、愛してくれて、……ありがとう。
……誰よりも、……愛している。

……出逢った頃の事を、国広と話した。
……懐かしかったし、……。
……いや、……懐かしかった。

……国広は、一目惚れをしてくれたそうだ。
……。……伝聞調で書く自分の事は、何処かむず痒いものだな。
……俺は、……気付くのが遅くなった。
気付いてからは、……伝え続けてきた。

…………その時、…………届いていなかった分も…………また、思い返すような機が、あんたにあれば、……改めて、……届くと、いい。


……夜半に思考を廻らせるものではないな。
寝るとしよう。

◆◇

朝起きて。

これまでは、一年と約八ヶ月。
これからは、……ずっと。

……これからの方が、断然長い。
……ずっと、……長くと、……届き、響くよう、……変わらず、伝え続けていくとしよう。

……これまでの分は、……改めて振り返った時にでも、……改めて、届いて、響いて。
……あんたを、……可愛らしく照れさせると、いい。