悪夢の話(流石に少々情けないので折りたたみ)
久々に最悪な夢を見た。部屋に一振りきりになっていて、二振りで決めた茶箪笥や国広の分の湯呑みとかカトラリーとか、そう言ったものが全部無くなっている夢。
まだ深夜と言える時間に飛び起きて、部屋中をひっくり返してあれは夢だったのだと確かめて……その間ずっと冷や汗と涙が止まらなくて。ようやくただの夢だと実感して落ち着いた頃には空が明るくなって来ていた。
瞼を冷やしながら少しだけうとうとしたけど、まぁこんな夢で飛び起きたものだから今日の調子は最悪だったよね……。
夢如きに振り回されすぎだろう、というのは重々分かっている、んだが……。……身体中の血が下がっていって心臓が凍り付くような感覚は、夢であれ感じたくないな。というかどうして夢なのにそんなところばかりリアルなんだよ……。
……何処にも行くな。ずっと俺の隣にいて。
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今日は焼肉の日らしいね。うちの本丸の夕餉はちょっと辛いカレーだったけど。……言われてみれば、良く焼肉と言われて想像するような焼肉ってあんまりした事ないかもしれないな。