12月が『師走』なんて呼ばれとる通り、ずうっと何だかバタバタしてたらもう1月も終わりそうになってもうてて…。
おれの多忙とあのひとの冬眠もあって、あんまり一緒におれん日も続いたりしとったけど…。寝る前にすこしだけでもお話したり、ぎゅって抱き締めて貰ったり……♪細々と、ゆっくり、おれらのペースでのんびり毎日過ごしとります。やさしい気持ちで、いまはあのひとの隣におります。おれとあのひとの関係が何か大きく変わることはまだ無いんやけど、目に見えない『だいじ』が、すこぉしずつ大きくなっとるのは確かやなって…あのひとの可愛くて優しいことばに全部詰まってて。おれ、今でも充分幸せ者や。

あのひとが足りひん。もっといっぱいお喋りしたいし、くっつきたい。あのひとの笑ったかわええお顔をもっと見たい。

んあ〜……。あのひとと、はじめての冬やけど…。
さむい場所で生きるくまちゃんみたいに、こんなにもころっと寝ちまうんやろか…？ここまで顕著やと、おれ、『ほんとうに冬眠する種族なんかもしれへん…！』なんて。ありえへんの分かっとるんやけど、つい疑ってしまうわぁ〜。

さみしいけど、そんな所も可愛くてだいすき……♪

かわいくて、小さくて、綺麗で。強く握ったら壊れてしまいそうに見えて、気持ちの根っこの部分は頑丈なひと。大事に大事に守ってあげたくなるような、そんなおひと。

伝えられへんのが、もどかしい。