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163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ
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その後もクリボージャーのメンバーは快進撃を続け、ついに!全員決勝まで登り詰めた。毎日3時間のゲームでのトレーニングが功を奏したようだ。 「第316回リアルマリオカート選手権、決勝ー! 今回はなんと、初出場のクリボージャーから8人が参戦!その他優勝候補だらけの24人が優勝賞品、緑コウラ100個を争い熱戦を繰り広げます!」 こでか「なんだその優勝賞品!100もいらんわ!」 そして24台のカートがスタートラインに並ぶ。会場全体が緊張の渦に引き込まれていく。 ジュゲム「3、2、1、ゴー!」 一斉に走り出した24台。カキボーはやはり上位でのスタートだ。 カキ「緑コウラめちゃ欲しい!100でも1000でも欲しい!絶対勝ってやるぜ!1周越しで勝ったら1万個くれるのかな?」 緑コウラばっかりそんなにもらってどこに置くのか。 そんなカキボーの横を1台のカートが猛スピードで追い抜く。優勝候補の赤キノピオBだ。 「お、さてはアイツ加速より通常スピード重視だな?いいぜ。加速で追い抜いてやるよ!」 クリ「よし、赤コウラゲット!」 こちら4位のクリボー。赤コウラを前方の車に当てようとする。しかし相手カートが一瞬早くバナナを装備。アイテムブレイクされてしまう。 しかも弱り目に祟り目。そのクリボーのカートにに後ろからコウラが直撃。 「マジかよ!後ろも赤コウラとは...!」 こでかクリボーとタワー妹はさすがに後方にいた。23位の状態でこでかクリボーがアイテムゲット。だが最下位のカートがサンダーをゲットする。 「はあぁ?!」 ビシャーン 全カートが小さくなるサンダー。だがカキボーはそれを予測していた。 「クラクションがあんだよ、こっちは!誰がどのアイテムを持ってるかは逐一確認しねーとな。な!前回の優勝者さんよ!」 赤キノピオB「ほお。やるじゃん。カキボー!」 カキボーが1位のままセカンドラップに入る。 すぐ後ろには赤キノピオB。しばらく離れるが3位にはクリボーもいる。 現在8位、クリボージャーの中では3番手のマメクリボー。 「よっしゃ、ミラクル8だ!8位だからかな?」 まずゲッソー。歴戦のカートたちにはほぼ意味がない。続いて緑コウラで7位のカートを仕留め、すぐはま赤コウラを使用し6位に浮上。ダッシュキノコで距離を詰めたのちボムヘイを投げる。残念ながらこれは不発に終わるが、コインで加速、そしてスターがある。無敵状態ならサンダーも関係ない。突っ込んでくるキラーもだ。マメクリボー、決勝であるにも関わらず4位まで追い上げた。 一方のパタクリボーとタワー兄は12、3位を争う。 タワー兄「ジャンプ台で抜くぜ!」 パタ「何イ?おらよっと!」 カーブをインコースで曲がったパタクリボーが抜き返す。 「コインは全部もらってくぜ。」 「あーっ!後でコウラぶつけてやる!」 だがアイテムはゲッソー。 「ついてねー...」
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