スレ一覧
┗
木漏れ日の下で
┗コピー
<!doctype html><html lang="ja"><head><link rel="stylesheet" href="https://dl.dropboxusercontent.com/scl/fi/ej0b7ry7rfcesmu0o5ui4/komorebi.css?rlkey=av54ht4l6o3qe1734w9rvn7ln&st=oylxq5lr&dl=0"><meta name=viewport content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=2"><link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Lora&family=Noto+Serif+JP&family=UnifrakturMaguntia&display=swap" rel="stylesheet"><meta charset="UTF-8"></head> <div class="box2-10"> <p>書いていた日記の頁に間違えて墨を落とした。そのせいで何を書いていたのか分からなくなってしまったよ。思い出しつつ書いていく。眠ると言った傍から眠れずにこの様に日記を綴っているせいだろうか、手元が覚束無いのかも。書きたい事は山程ある。がしかし、内容を書くと大体同じ様な事を書いてしまうのが最近の悩みだ。あの子が可愛い事をしただの、あの子が私の事を考えてくれているのが愛いだの、そういった事ばかり。あの子が今夜も良い夢を見ていたら良いのだが。もしこの日記を、あの子以外の他の誰かが見ていたとしたら、いよいよ呆れ果ててしまうんじゃない?まあ、結局私の日記だし、自由に書くんだけどね。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ あの子の脱字、結構好きなんだよね。雑/渡を言えずに"さっと"にしてしまったり、"ざって"だったり、色々。他にも色々あるけど、ここには書かないでおこう。それは私だけが知っていればいい事だ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 眠れぬ夜というのは、全身に火傷を負ったあの夜の事を思い出す事が殆どであった。この頃は、そういうのも減った方だと思う。目を閉じ、眼瞼に映るのは、赤黒く煙い景色ではなく、あの子が笑う姿なのだ。肌が痛む夜、夢見に悩まされ魘されて目が覚める日。そういうのも、減った。よく眠れると言う日が続いている。疲れ果てて眠る夜は別だけどね。割れた心の継ぎ接ぎにあの子が薬の如く染み渡って、染み染みと、ああ、私は愛されているし、幸せであるのだなと、感慨深くなるよ。 言葉にしてみると、私が如何にあの子のことが好きなのかがよく分かる気がする。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ あまりにも寝れる兆しが見えないから久方振りに酒を煽った。眠れそうだがそれはそれとして胃が痛くなった。明日陣/内に叱られそうだ。 追記 怒られた。 </p> </div>
[
Top
][
設定
]
WHOCARES.JP