↑ 「隣の芝が青く見えてるんじゃないッスかァ？」

↓ 隣の芝はよく見りゃ意外とショボイ、っつーのが通例だわ。わァーってマァス。青くは見えてねーケド、そもそも芝があンのがスゲェって素直に尊敬しちまうのはアウトか？

← 三日ボーズ。

→ こりゃ長引くわ、なっさけねェの。

↓ 蝉がウゼェ。部屋ン中にいてもッセェので気分下がるっつのォ…あとコロコロ地雷みてェに転がってンのマジで辞めてくンねーか。踏みそうンなって焦って更にアチィんだヨ…

↑ たまには普通のォ。周回コースのタイム、大会に向けて順調に縮んでてベプシで乾杯ィ！！

↓ その代わり、じゃねーケド生傷絶えねェ。

← 昨日より、一昨日より、一昨々日より。着実に縮むタイム。階段で足踏みすンじゃなく確りと上っていく感覚が掴めて来てる気ィすンぜ、福ちゃん。

→ まだ4日残ってンだ。もう4日、かも知れねーケド。ブッ倒れるまで回すしかねえ。

↑ かァいいとか面と向かって言ったらぶん殴られそ。ってふと思い出したわ

↓ オレは人とくっ付いて寝ンのも向かねーし、話し相手がいなけりゃ適当に音楽だの雑誌だので時間潰して満足するふてぶてしさに溢れてる方だっての、自分で自覚してンよ。…ケド、無性に疲れちまって。寝ねーとなのに何かがスカスカして眠れなくなった時があった。

← あん時ァ言わなかった。変な意地が勝って言えなかった。ケド疲れたっつってたのァ体じゃねえ、頭ァ。要するにオメェが言った通り寂しかったンだわ、多分。…あの夜、潜り込んだオレが悪態付いても何だかんだで一緒に寝たオメェの体温は心地好かった。が居て良かった、って思ったンだヨ。

→ 今となっちゃ昔話ィ。追い掛けたものの過去形の感想を吐いたアイツに、それ以上何も返せなかった。よなァ…

↑ ベタベタに体に張り付く感覚が引いてェ、ようやく日陰で息が出来たみてェな。抜けた感じィ。喉につかえてたモンがやァっと一つ取れた。こういう事だったンだネ、オレァ

↓ チャリのワイヤーキー。教室の黒板消し。唐揚げ定食の付け合わせのキャベツ。なくちゃなンねーモンだけどソレじゃあなくてもイイっつーか曖昧なモン。そん中のコレだ！っつうモンにはなれねェ一つ。例えばオメェにとってはどんなモンがあンの？って具体的に出てこねーだろ、そゆモン。

← 明日からまた毎日ブン回す毎日に戻る。体力、付いて来てっかァ？！

→ バカチャンはかぁいいトコあんね、んっとにィ。毎日毎日スゲェ、っつか素直に然り気無く、人に寄り添えンのはスゲェ。見ててかぁいいネ。ってマァジで。

↓ (消しゴムごしごし)あはは、ごめんなさーい。人の紙なのにおふざけが過ぎましたね？