スレ一覧
┗1541.木漏れ日は刹那(保存)(11-20/46)
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20 :
ゾム
2022/09/10(土) 23:54
思ってたより大きい。もう戻れへんのかもしれん。
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19 :
ゾム
2022/09/10(土) 01:11
「もう寂しくてもそれが幸せやねん。やってお前も同じように思ってくれてるんやろ?」
秤もないのに感情を、同じやって笑ったお前が途方もなく好きやな、と思ってそれ以上もそれ以下も無くなる。お前が言いたかったんは、多分こういうことやろ。好意それ自体に社会的通念なんか要らへんって思っとる。でも告白したのは俺が先やで、社会性を捨てて俺と踊ってくれへん?って。
>>5
もうこの文句を忘れ果てて、昔のページを見返さなあかんくらいにはお前とずっと踊ってきた。あの部屋、俺たちを繋ぐあの狭いひとつきりの部屋の中でも、俺はお前のもので、お前も俺のものやった。前提も後述もない、それだけで存在できる手のひらが俺の目の前にあって、もしかしたらかみさまもたまには微笑むんかもしれへんな。それでももしもかみさまがおらへんくても、俺はお前を見つけるし、お前とこの世で死に至るまで踊る。
お前はひかり、あの日階段の踊り場から見上げた煤ガラスの奥の、淡い太陽。なあ、俺の生きる意味になって。
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18 :
ゾム
2022/09/08(木) 12:16
おれは地獄に行きたいんやけど、多分お前は天国に行きたい。
俺の手をいつか離して、ふっと飛んでいくお前を目の前にいるお前に見せつけられて、お前の傷が刃物になること、お前は知らないんやな。返答の余地を残す臆病さはお前になくて、両手を振りかぶって生きていけるお前が好きやで。手枷なんてない、まっさらな手首が好きやで。元々重たい俺と俺の足枷ごと、お前には持ち上げられへんから、お前が気づいた時には俺は居れへんのちゃうかな、って。机上の空論だけが回避的な思考タンクを染めていって、言葉を持て余しとる。寝かして、お願いやから寝かして、なんも考えたなくて眠り惚けたお前になら分かるはずや。
生きることは考えることなら、もう考えたない時はどうしたらええんやろう。眠りたいだけ寝て、それで目も冴えたらどうやって目を閉じたらええのか、分からんことが嫌いで、消えるに消えられへん俺の肌の内側をお前の言葉が滑っていく。ほんまに俺が居らんと死んでしまうなら、俺に殺されたらええのに。
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17 :
ゾム
2022/09/06(火) 23:40
どこかに俺の場所を設けなあかんようになってて、ここがそうなのかもしれへん。ちゃんと切り分けしようや、なあ。出来へんのやったら、もうやめた方がええで。
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16 :
ゾム
2022/08/29(月) 02:44
向いてへんくてごめん。なあ、俺知ってんねんで。俺がほんまはお前の隣が向いてへんこと。俺がそこにおりたくても、お前を傷付けること。完璧主義は俺もお前も殺すこと。眠気はなにものにも勝てへんこと。
それでもお前から離れへん、それこそ包丁みたいなやつでごめんな。お前よりずっと、お前を脅すように、好きなんやと思う。
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15 :
ゾム
2022/08/29(月) 02:41
ほらな。言うたやん、教えてって。
水より柔らかいもんに触ったことないから、俺の言葉を曲解した、その硬さに触れて泣き出してしまった姿を見て、ぐつぐつ湧くんは仄暗い感情。なあ、是ってなあに?俺、知らへんねん。肯定とか、正しさとか、本物とか。それでもお前は俺を知らへんねんから勘弁してやらなあかんなって思いながら、それを話されへんかった臆病な自分を誇りたくなる。相手へ返答の選択肢を残すための、俺の臆病さ。
「拒否されたみたいで悲しいんや」、俺、拒否しかされたことないねん。言葉に滲み出たんかもな、ごめん。全部そういうせいにする俺がごめん。お前に話されへんことで、本当は怒りで生きとる人間でごめん。お前は知らへんけどさ、ルミノールかけたら青く光る体でごめんな。でもさ、あのさ、言うたことないけど、お前が吐く何気ない柔らかい言葉が俺を無尽蔵に傷つける時、誰も恨めへん俺はどうしたらええ?ほんまに行き場のない、俺が隠した俺がお前の言葉で殺される時。綺麗なまんまのお前に嫉妬する。俺ばかりまた血塗れになって、それも誰にも気付かれんまま、失血する。
思考回路の速度や方法や手順、知ってるで。俺はちゃんと暗殺の心得を知ってる。やから、お前を殺せる言葉はお前の口で教えて欲しいんや。臆病な俺は、何度もお前を刺したくない。
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14 :
ゾム
2022/08/26(金) 12:15
何に触れたいんかおしえて、って言う暇もなく時間が過ぎて、行儀よく座らされた椅子の上。湯気を立てる料理が目の前にあるとしてさ、俺はこれを食う権利を持ってるんやろか。寛げば背中は凭れていく、ずるずる。血まみれやった俺の、綺麗になってしまったくちびるは好き勝手に弱音や我儘を捏ねて、なあ、そろそろうんざりしてへん?
もう今更欲しいもんなんてないんやけど、ここではよ終われや、とも思わんくて、あ〜あ。俺、何したらええんやろ。どうしていったらええんやろか、過去形以外の問いかけを持つことに慣れへん身体が、架空の体温に触れて震える。お前は俺を、どこまで受け入れてくれるん?
俺のために人生を棄ててくれる人。俺は好きやで。
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13 :
ゾム
2022/08/03(水) 23:39
はじめから一人やって分かってたはずなのに、俺の欲しいもんは絶対、手に入らへんのに、矢のない弓だけ引いて放っとる。ToもFromも記載のない手紙を送るみたいな事を毎日繰り返して、ほんで、おれ、何処に行くんやろうか。「ゾムに優しい人と一緒におって」「お前だけが辛いわけちゃうで」、やったら一体何が俺を天国に連れてってくれるん?
俺が望んどる結果をお前はくれる。いつかお前は死んでしまうから。死んでしまうものが、俺の手を引いて確かな楽園へなんて連れて行ける訳が無いねん。
純粋な裏切りは愛やんか、多分。
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12 :
ゾム
2022/07/01(金) 06:13
噛まへんから噛ませてや。見通しと盲目さが一緒くたに成立する俺のこと、お前はどこまで許してくれるん?
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11 :
ゾム
2022/07/01(金) 06:12
生きてたら色んな感情に出会うもんやけど、あいつも色んな感情に出会って、良かったって笑ってくれる、それが良かったと思っとる。もう「好きって言うてや」とは言わんくなったなとふと気付いて、俺が好きやって何度でも言うようになったからってことにも気付いた。減らんかったで、それ。古い古い自己嫌悪と結びついたフレーズが、本当の意味を伴ってくるのに、何年もかかった。それで良かったと思う。
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