「おはよう。」「おやすみ。また明日ね。大好き」毎日毎日決まって同じことを繰り返して、一日が始まり一日が終わる。ただ当たり前のことなんだけどこれからもずっとできる限り末永く続けていきたいな。と思った突発的な1ページ。

更新を怠ってしまった。落ち着いたら落ち着いたらを何回も繰り返しているうちにあっという間に3ヶ月突入しちゃいそうだったから一旦保存をかけさせてもらった。

相変わらず俺たちは喧嘩も何も無く、仲良く日々を過ごしてる。映画観たりアニメを観たり、ゲームしたり。遊んだり喋ってるうちにもう少しで2度目の夏が来た。時の流れって早いね。夏バテには負けたくない！と言いたいところだけどまんまと負けてたり、ご飯は食べれてるし去年も同じ風に弱っていたしもしかすると夏って俺向いてない…？本格的な夏が来るのってこれからだよね。冷え過ぎるも良くないし調整が難しい。

こことは何も関係なく、俺と明那の関係が変わることも何一つとしてないけれど俺は俺としての物語が終わる。俺と明那の日常はこの先も何も変わらない。始まりが来るとやっぱりどうしてもね。「果て」があるんじゃないかと思ってる。それを強く実感した……ような気がする1ヶ月だったね。もう少しで出会って1年が経つよ。1年経たない前に言っちゃうけど本当に何も変わらないまま。果てがあるような気がしたと言ったのに、日常で話す様々なことが尽きたりしない。明那といると初めてのことばかりで俺も明那と一緒じゃなかった時の頃と比べたら、もしかしたら成長できてるのかな。そうだったらいいな。


夏の風物詩といえばホラーで涼しくみたいなのが定番だと思う。うちの明那は怖いのが微塵もダメ。夜は暗いままトイレに行けないし、たまにトイレまでを同行することだってある。俺も別にホラーが得意なわけじゃない、正直いって苦手な部類ではある。だけどそれの比じゃないくらい明那はビビり。こういうこと書くと怒られそうなんだけども。怖いもの見たさで観たくなっちゃう時とか、話したくなっちゃう時でさえビビらせないようにしたりしてる。なんてったって嫌われたくはないからさ。人の嫌がることはしないに限るもんね？


と、まあいつも通り長くなっちゃったから一旦切る。もしかしたら追記があったりなかったりするかも。

夜になると決まった時間に眠くなるのは明那のおかげで、明那のせいでもある。寝るかどうかは別として前よりもうんと寝付きが良くなったし正直いえばいい事づくめ。そんな毎日。

少しだけ暖かくなってきて、まあもういいかなって、暖かいもこもこの靴下を履くのをやめてみた。
ただ単純に素足にスリッパじゃ寒いからっていう理由だから勘違いしないで欲しいんだけど。何でもないけどあげますって同期に押し付けられた、男が履くのにはなんとも可愛らしすぎる靴下。まあ見る分にはなんか犬の顔付いて可愛いし、暖かいし誰に見られるわけもないからいいかと思って（ここで明那に見られるとかそういうのは一旦置いておく）普段使いしてるうちに愛着がわいてしまった。
話を戻すとそう、履くのをやめてみたんだけど落ち着かなくなってしまって結局履いたよね。それと比べたり物と同等にするのはどうかと思うけど、明那の「おやすみ」や「おはよう」がないと落ち着かない。一緒に寝ないと落ち着かない。明那が休みの日を除く。これはもうかなり前から。最初はそんな感じでも無かったし、律儀な方じゃないし出不精だし連絡不精なんだけど、今は暇さえあれば顔を合わせるし「おはよう」から始まって「おやすみ」で終わる至極真っ当な生活を提供されている。相変わらず寝起きが悪いのは変わらない。ちなみに。

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言わずもがな甘いものが好きなんだけど、食感とかで苦手になるものがたまにあって。ASMRとかでよく見かける琥珀糖、宝石みたいでずっとどんなものが気になって食べてみたんだけど……その時は「甘い！」ってテンション上がったのに後々「これ俺が1番苦手な食感の食べ物じゃん」って思い知らされた。それで琥珀糖切る動画を見た時に食感を思い出してちょっと気持ち悪くなってしまった。見た目は好きなのに中身が無理って複雑。

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ハリーポッター、超有名作品。今まで一度も見た事がなく「今更見始めるのもな」をずっと引き摺り続けてようやく明那と一緒に見ることになった。というか、俺がお願いした。一緒に見てって、このままだといつになっても観ようという気にならないから。明那はハリポタ大好きらしく終始楽しそうだったし俺も結構最初からこの作品面白いな…みたいな感じで興味津々で見てた。さすが。明那の解説と共に本編はあっという間に終わった。シリーズはこれも言わずもがなたくさんあるからまだまだ楽しめそう。明那からすれば俺はスリザリンらしいよ。なんで？って聞いたらかっこいいやつが入るとこ！って言われたのに、後々「悪いやつはみんなそこ」みたいなこと本編で言ってて思わず「え？」ってなっちゃったんだけど。ずる賢いんだって。まあ心当たりが無いとは言えなくて肯定も否定もできない。正直。また今後の楽しみが増えてよかった。

コンビニのちいさなカップのショートケーキを買ってきた明那が、俺に餌付けするみたいに口に運んでくれたのだけでも割と満たされたのに最後の最後に明那の好物のいちごを半分こして俺にくれたのが嬉しかったという話。それをどうしても記録しておきたかった。俺はその仕草だけで胸がいっぱいになったのと「俺が受け取っていいのかな」なんて卑屈になったせいでそのいちごを受け取れなかったけど、受け取れなかったからこそ嬉しかった気持ちを伝えたかった。ちなみにもう本人には直接俺の気持ちを伝えた。喜んでくれたし照れたりもしてた。満足。そうやって好きを分け与えてくれる優しさに惹かれたんだなと改めて自覚したよ。




春は溶けて/indigo la End