TETSUYA
🧡💛
しばたブチ切れ大脱走の巻は俺の誠心誠意の謝罪により事なきを得たことここに報告致します。てつやだ。本日より天才の根源発売中です!皆買ってね!今日だけ宣伝だけさせて!こっから本題書くから!
日記を見て慌てた僕は謝罪文を練りながら彼の部屋をノックしました。しばらくして部屋の奥から留守番電話サービスが流れ発信音の後にメッセージを残すのをご遠慮されました。僕はそれを無視して謝罪文をドアの向こうへ読み上げたところ、しばゆーから生の返事が返ってきて…彼の話聞いて大反省しつつ平謝り。
というわけでして。彼の心のやわいところを一言で一撃必殺してしまった僕は彼に暫し距離を置かれていたわけなんですが。良くない。非常に良くなかった。変な羞恥心というか何か気に障ること言ったかなってのを誤魔化しに使った言葉がまぁクズっぽいというか、彼を蔑ろにしてしまったんですね。それが彼の地雷だったようで。
僕は僕なりに“僕のように”振舞ったつもりでも、本当の僕ではなくて。誤魔化さないでいたきちんとした理由はそこにあって。それをちゃんと説明した上で蔑ろにする台詞を吐いてしまったこと、他不快な気分にさせたことなど僕が悪かった所は謝り、その上で下手に刺々しくなどせず素直に彼を愛そうと心に決めた夜でした。
彼がワ゜ーってなってても別にね、ほっとくってのが常ではあるんです。無理に追っかけても余計に傷付けたりしたから。でも、今回は彼には感謝してます。日記を残してくれて、僕の話を聞いてくれて。喧嘩とか言い合いとか嫌いなのにね。ありがとう。
#→ここから
改めて気付かされたのは彼の純粋な部分。
厭世家な彼が見せた僕への純粋な気持ち。
自分に興味がなくなったならいっそ僕を解放しようとして離れてる間ずっと悩んでくれていた。
自分が一番って顔しつつ二番目に僕の事考えてくれるし優しいんですよね。実際。
でもその僕がしばゆーに対して興味がなくなったって思ったことでぐっさり刺されて痛い思いしてて。
ただの軽口って思えないほどに僕のこと真剣に好きで居てくれてたんだなと思ったわけです。
#←多分ここまで勘違いポイント(てつやによる追記)
これはさぁ大事にしてやらんと。と、クズてつやは奥の方にしまっとくことにしました。
こんないい話風に書いてますけど、僕ら付き合ってないんですよ。不思議や〜ん。