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┗メフィストフェレス -Mephistopheles-(422-431/500)
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431 :
忍足侑士
2009/02/15 00:10
この前の日記の続きも書きたいんやけど、今日は別のことを書くな。
こないだ、あいつがちぃと拗ねたことをしてきた時があってん。
# 好きだから拗ねる
なんて嬉しい言葉もくれたりして…。
俺は鈍感やから、つい、あいつの想いが汲み切れへんくて、そうじゃない、ってなることもある。
やけど、誤解やニュアンスのすれ違いもその都度その都度にちゃんと解決しとる。
そないなことがあった翌日。
俺は朝起きてあいつを抱き締めて朝の挨拶をして…。
歯ぁ磨いて/髪型/キメて眼/鏡かけて。(なんやどっかの歌の歌詞のようやから検索よけな/笑)
慌てて家を出て、めばちこはできてへんかったけど…。
ケータイ忘れてん…。(汗)
まぁ、今までも何回かあってん。
出会うて2年。まぁ、通算したらおそらくひと月に1回あるかないかくらいの頻度や。
連絡なくて、寂しいやろけど、あいつかて午前中も昼休憩も帰る前にもメールこぉへんかったら、さすがに俺がケータイ忘れたん気づくやろ…て思うて…。
いちんち授業受けて帰ってんやんか。
そしたら…。
あいつ、部屋の真ん中のソファで蹲っててん。
その、今にも消え入りそうな小さなったあいつの背中が切なくて、寂しげで、思わず駆け寄って抱き締めてん。
ケータイ忘れたことを話して、いちんちごめんなて言うたらあいつは嫌われたんやないかって不安になってた、なんて言うて。
# バカッ!鈍感ッ!!眼鏡ッ!!
て、どなりながら、…愛の告白をしてきてん。
俺んこと、嫌いやったら不安になんかならへん、今度ケータイ忘れたらブッ殺す、なんて物騒なコト言うてきながらも、しっかりと俺の腕ん中にしがみついてきて…。
精一杯のあいつからの愛情表現に俺はただ、ただ、愛しさがこみ上げてくるばかりで。
俺を好きでいるあいつはたまに余裕をなくす。
あいつを好きでいる俺はたまに余裕をなくす。
好きやから、ヨユウなんて見してられへんのやな。
好きやから、ジッタバタしてまう時もあんのやな。
景吾、好きやで。
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430 :
跡部景吾
2009/02/13 21:52
普段小さい事は気にしねェ俺でも、流石に全く不安や不満を感じねェと云えば、嘘になる。
一人では居たくねェ時、思い浮かぶのは──…。
>Ich bin mysteriös
意図的に距離を置いていた訳じゃねェ…只、もしかしたら環境が変わって、今迄通りじゃ負担になっちまうかもしれねェと…頭の片隅にチラついていたのは事実かもしれねェ。
最近冷たくねェか、距離を置こうとしてンのか、と、問われて初めて気が付いた。
今迄通りで良いンだ、と、心配した、と云われて、胸の奥に引っ掛かっていた霧が嘘みてェに綺麗に晴れた。
気持ちが不安定になり、少々不安を感じ始め、気付けば無意識に向かっていた部屋。
家主は見当たらなかったが直ぐに戻ってくるだろうとソファに横になり勝手に寛ぐ。
…が、昼を過ぎても現れない待ち人に、今日は逢えなかったかと部屋を後にした。
午後、学校へ戻り部活を早めに終わらせて迎えの車を呼ぶ。
アレからの連絡は、未だ、無い。
時間が経つにつれハッキリと形を成し始めた、不安。
表現し難いマイナスの思いを抱えた侭辿り着いた自室のドアの前に、意外な姿を見留めて立ち止まった。
色とりどりのガーベラ、其れから可愛らしい霞草の花束を肩に担いだ、俺より僅かに高い身長。
昼間、逢いたくて頼りたくて、…逢えねェと諦めた、大切な友人。
驚きに「如何した、」と聞くのが精一杯の俺に「急に逢いたなったんや」と。
此れは、俺の台詞。
俺の、素直に言葉に出来ねェ気持ちを、此の男はいとも簡単に、俺の代わりに音にしてくれる。
だからなのか、俺は自分の気持ちが上手く言葉に出来ねェ時、必ず脳裏に浮かぶのは、彼の、顔。
視界が急に華やかに賑やかに、色とりどりの花で埋め尽くされ反射的に受け止めた花束。
花言葉なんか分からねェが、可愛かったからと付け足された言葉に、己の腕の中へ視線を落とす。
「…神秘。ガーベラの花言葉は神秘、だ」
御前だ、と…直感した。
辛い時にはさり気なく傍に居て、欲しい言葉を惜しみなく聞かせてくれる。
今迄何度も、どうして分かるンだ、と驚かされ続けた程、…此れを神秘と呼ばねェで何が神秘だ。
今、此の境遇自体が神秘的に思えて、相手とガーベラをダブらせた。(だからペンペン草とか云うンじゃねェ、)
情けねェ位落ちた俺に何時もの様に優しく差し伸べてくれる手を、俺は迷わず取り、縋る気持ちで握り締める。
大丈夫だと繰り返される言葉に、不思議な程穏やかになる心。
大丈夫だ、と、ほんの数秒前迄如何にもならなかった気持ちが安堵する。
ソファで1人、アレの帰りを待つと急に賑やかになった室内。
慌ただしく駆け寄り抱き締められ、掛けられた言葉に、…彼奴の云った通りだ、と、感嘆せずには居られねェ。
感謝、なんて言葉じゃ表現しきれねェ白石への絶対的な信頼の気持ち、
其れから、俺はこんなにも不安だったンだ、と…恐ろしく鈍感なパートナーへの俺なりの愛情表現(伝わり難いのは何時もの事、)の意味を込めて。
>怖がって、目を逸らして居たのは俺だけ
>鳥は何時でも、バルコニーで待っていた、呼び掛ければ直ぐに応えられる様に
リビングの中央に飾られた、『神秘』と『清心』が今も目映く微笑んでいる。
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429 :
忍足侑士
2009/02/11 01:24
# 出会うた頃
好きになった。
きっとこの子が最後の恋愛やて思うた。
はじめて抱いた日にそう感じた。
ちゅーか、
「ヤバイ、ハマったかも」
て言われた瞬間に腹が決まった。
こいつの傍にいよう、て。
# 日記を書いてくれていた
俺以外の奴らともようさん連絡とっとるあいつを見て微笑ましく思うてた。
俺のことをいろいろと日記に書き記してくれてた。
あいつの綴る言葉に、言い回しに、胸がほっこりあったかくなったり、きゅんてしたり、ぎゅうって締め付けられるよな想いを感じるようになった。
# プロポーズした頃
勢い余って…てのも半分。
やけど、しっかり腹も決まってた。
こいつとずっと歩んで行く決意が出来てたから。
景吾がたまらなく好きやったから。
やから、あいつを大事にしよう、一生守ろうて、そう決めた。
# 一緒に暮らしはじめて
あいつと朝におはようて挨拶して、眠る直前まで話し続けて…おやすみな、て言うて一緒に眠る。
当たり前の日常に景吾がいることが当たり前になり…あいつなしではいられんくなって…。
景吾が好きなんや、ってつくづく感じて。
まいんちしやわせを感じとる。これは現在進行形。
# 景吾と二人きりで式を挙げた
二人きりで、式を挙げた。
俺、こいつのことが好きなんやなぁ、ってしみじみしながら、白い…ドレスやなくて…中性的なスーツを着るあいつを眺めながらそう思た。
# 二人でむかえるいちねん目
それから一年、一緒におったのに…まだまだ知りたいて思うことがたくさんあって。
まだまだ足りひんくて。
俺はずいぶんと欲張りさんになったんやなて思うようになった。
まいんちまいんち、連絡した。
まいんちまいんち、挨拶した。
まいんちまいんち、抱きしめた。
一日たりとも欠かしたことはあらへんかった。
交わしたメールの回数が…気がつけばいちまん回を軽く飛び越えた。
一瞬たりともあいつのことを忘れへんと二年間過ごした。
好きやー好きやー、て壊れたおもちゃのように繰り返す俺に、…あいつはちゃんと答えてくれる。
俺、ホンマ、こいつでよかった。
景吾に巡り会えてよかった。
# 出会うてにねん目
お互いの想いをがっつり話し合うた。
# そして、付き合うてにねん目の今日…。
心の底から愛し合うて…またいちねん、一緒に生きてこな、て約束できたと思う。
その付き合うてにねん目記念の熱い夜の話はまた次に。(ニヒヒ)
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428 :
跡部景吾
2009/02/11 00:20
>L'essentiel est invisible pour les yeux.
薔薇を、ガラスで覆ったのは、決して束縛したかったからじゃねェ。
冷たい風に晒されねェ様に…誰かに喰われちまう事の無ェ様に。
大切な薔薇を護る為、だったンじゃねェかな…
出逢った奇跡を、2年間の想いを大切に綴じ込める。
明日から又、新しい軌跡を作る為に。
>Va revoir les roses.
>Tu comprendras que la tienne est unique au monde.
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427 :
忍足侑士
2009/02/10 00:28
実は別の日記書いててんけどなぁ。
予定変更を余儀なくされてん。
やぁって…なぁ…。
あんまりにも景吾が可愛すぎなんやもん。
今日の昼休憩ん時…。
生徒会室で二人で話しててん。
俺が最近、あんまりにもあいつに向かって好きや好きやて伝えるもんやから、あいつは「最近好きだってよく言うけどどうした」て聞いてきてん。
やから俺は「理由があらへんかったら好きて言うたらあかんの?」て答てん。
んで、帰ってきたらな。
甘えるよに、挑発するよに…風呂上がりのあいつはお気に入りのバニラの香りを纏いながら…ソファに座る俺の膝に跨がって…キスしてきてん。
あまりに積極的なあいつに帰ってきたばかりの俺はドギマギして…「どないしてん?」て聞いたら、「どうもしねぇ、それともいやなのか」って言うてきた。
なんや、昼間の会話が逆転してもうたなぁ、なんて思いながら相手の咥内に舌を差し入れ…。
あいつが差し出したあいつの白い首筋に噛み付いて、舐めて、吸い付いて、キスして…真っ赤で目立つ痕をつけて…。
しやわせそうに小さく甘い声を漏らすあいつをぎゅっと抱きしめて。
好きや、って伝えるのも…
キスを迫ってダイタンな行動してくんのも…
# 結局、理由なんていらんのやな、って思ったり。
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426 :
忍足侑士
2009/02/08 22:20
# どんくらい
どんくらい景吾が好きかて最近考えた。
俺な。ケータイの電話帳400件あるうち、なんやかやでちゃんと繋がってんのはたぶんその4分の1くらいやろなぁ。
中には誰が誰だかわからへんやつもおったり。
ほら、部活の交流会とかでメアド交換してそのままになってもうたり。
この街の奴は景吾しか連絡先しらんから、ケータイの中の電話帳はガッコの奴か、大阪の時の友達か、小学生ん時の奴か、部活の奴か…まぁ、そないな感じ。
やけど…。間違いなく、ようさん入っとるアドレスん中で…いっちゃん連絡しとるのはあいつ。
いっちゃん時間をさいとるのも
いっちゃん大事に思うとるのも
いっちゃん俺を大事に扱ってくれんのも
あいつ。
最近、ふと思い出して棚から取り出して手にした児童文学。
誰しもが知っとるあの児童文学に、俺の気持ちがしっかりと表してあった。
# 他にようさんいる他の誰よりも違うと、特別やと認識して
# 他の何よりも時間を割いて
# いろんなモノを見るとそいつのことを思い出しす
なるほど。そーゆうことか。
俺が景吾を大事に思う理由が明確に本に記されていて…。
本を手にしながらクスリと笑って…再び本を棚に戻した。
景吾が呼んどる。行かな。(くるっ)
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425 :
忍足侑士
2009/02/07 22:48
# はじめてのおつかい(笑)
俺の景吾は筋金入りのお坊ちゃまやねん。
あ、皆知っとったやんな。このことは。
あいつ、やろうと思えばなんでも出来るやつやねんけどな。
まぁ、周りに世話焼いてくれる奴が俺以外にもようさんおるしな。
樺地やら執事やらメイドやら生徒会の後輩やら…。
いろいろやってもらってるらしいねん。
そないな景吾が…。
# 俺1人で___デビューはまだまだ早かった(ドキドキ)
なんて言うて、頬を赤らめて興奮した面持ちでいたんや。
俺に…俺のためにすることを自分でしたい言うて…あいつははじめてのおつかいをしてくれてん。
俺、ホンッマ嬉しくて。
あいつが愛おしくて。
なんちゅーか、改めてあいつとの繋がりと出会いとあいつの存在に感謝してもうた。
それにしても___を初体験とはなぁ…。
どんだけお坊ちゃまやねん。(笑)
っつー突っ込みは心の中にしまいつつ。(笑)
けーご、めーっちゃ好き。やで。
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424 :
忍足侑士
2009/02/07 00:13
前々回の日記の続き。
景吾の両腕をベッドにくくりつけて、多少乱暴に抱いた俺。
イカせへんようにあいつの自身を握り締めたままベロや指先で刺激したり、ひとつんなってから思っきしあいつを揺さぶったり突き上げたり。
イッても抜かへんとそのまま突き上げ続けたり。
俺の下でクネクネ身をよじらせながら快感に溺れてくあいつの愛しいこと…。
綺麗やのにやらしくて…めちゃくちゃで。
快感を表す、…意味をなさない言葉が、音が、あいつの形のええ唇からぽろぽろこぼれ落ちて。
…ホンマは事細かにどないなふうに俺の下で鳴いてくれたんかとか書きたかってんけどなぁ。
あいつ、恥ずかしいて言うてめっさ怒るやろし、何より…自慢したい気持ちもあるねんけど、誰にも聞かせたない気持ちもあるから…ナイショにしとくな。
あ、けど、景吾にもろた言葉で嬉しかった言葉を一個だけここに書いとくわ。
あいつ、なんべんもなんべんも俺に揺さぶられて…最後は気を失うように…せやけどめっさ穏やかにしやわせそに眠ってもうた。
そん時、俺の名前を呟きながら…
# …ゆ、し……ゆう…
こう言うて眠りについた。
いちんちの最後の瞬間に見て感じること…それが俺やったんやなぁ、て思うとホンマめっさ嬉しくて愛しくて、たまらん。
あいつは、普段とは違う表情を…セックスん時に見してくれるんや。
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423 :
忍足侑士
2009/02/06 02:08
昨日の続き、はまた明日…なんていうてたのに、なんや日にちが空いてまった。
いや、これには海よりもふかーい理由があるねん。
景吾と出会うて2周年迎えて、二人で過ごしとったら、金曜になってまった。(笑)
※モチロン、ガッコはお互い行ってますさかい、ご心配なく~。
んで、こないだの続き書こうかな、て思うててんけどちぃと今日は別のコト、書きたなってもうた。
おとついは景吾に出会うてぴったり2年目。
3年目に突入やねん、俺ら。
イロイロあったなぁ、なんて思うて。
イロイロはどっか行ったりいろんな話ししたり、景吾といろんな時間を共有した、ってだけで…まぁ、「イロイロあった」言うても、揉め事起こしたりとか、修羅場があったり…とかやなくて…。ぶっちゃけ1回も別れよう離れよう、なんて思うたコトはないねんけどな。
# ********
景吾と出会うまでの俺は、相手の気持ちを察する、…ちゅーか…。
# 良く言えば空気読む、悪く言えばヨケイなこと言わへん
て言うんかな…?
なんとなし一緒にいればわかるやろ?ちゅーか、わかってや。
ってな感じで自分の想いを言葉にせん人間やったと思う。
それで、お互いすれ違って傷つく、なんてことも…景吾と出会う前はあった。
この街でも、ガッコのトモダチとかでもそういうことがあった。
せやけど、景吾は…、景吾はちゃうかった。
自分の想いをまっすぐに伝えてくる。
…と、同時に俺が口篭って言えへんかったこともちゃんと言葉にせんとわからん、って言うて聞いてくれる。
お互いの想いをしっかり伝えあうことがダイジって考えるあいつ。
目に見えないココロをカタチにするのは、目に見えないけれども確かに相手にも理解できる形式…いわゆるコトバにココロを変換したればええ。
あいつと付き合うようになってから知ったコト。
最初は正直戸惑うた。
今まで考えていたことを押し黙ってまうことが多かった俺。
そないな俺にまっすぐにぶつかってくれるあいつ。
落ち込むコトもあったし。ちぃとだけ俺ってダメダメやなぁぁ、って自信なくすこともあった。
けど、最近は、自信なくしてもすぐに復活できるよになったし、ちゅーか、めっっったに落ち込んだりせんくなったし…なによりちゃんと自分の想いを言葉にして伝えられるよになった。
俺、大進歩やろ?
今まで2年間、俺は景吾と出会うて変わったって思う。
モチロンええ方に。
景吾とこれまで以上にもっともっともっと、近づけるように自分の気持ちをちゃんと伝えて。
景吾の気持ちをちゃんと聞いて。
お互いでお互いを分かり合える…
そないなパートナーでありたい。
# 2年前出会うてくれておーきに。
# 3年目に入った俺らはまた、もっともっともっと、お互いをわかり合うてこな。
ちゅーか、書いたの推敲して書き直そうとして、消したら…番号抜けてまった…。(汗)
そないなコト、知らなへんかったから、番号飛んでてもご愛敬で。
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