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俺様はハブ遣い
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50 :跡部景吾
2009/08/10 19:20
さて、知人からこの日記を引き継いだ跡部景吾(>>2参照)だ。
恋人の平古場凛と共に最後まで書き綴って行こうと思う。
俺の家に遊びに来た金色小春が外で携帯を落としたらしい。
部活がこれから始まるっつう時に金色からの着信があった。
>俺「はい。」
>？「もしもし。」
>俺「………はい？」
いきなり明らかに金色じゃねぇ声で「もしもし」と言われ硬直した。
>？「あ、携帯届けに来たんやけど。忍足謙也言います。」
>俺「は！？」
>？「小春今家居るんやろか。拾った人から連絡来て預かってんけど。」
>俺「！！…多分家に居る。」
住所教えて届けてもらった。金色のダチらだったからまだ良かったが、携帯落とすとかアイツ馬鹿か。
帰宅したら二人が居た。
>金色「ごめんなさぁ～い、携帯落としちゃった！(てへっ)」
>俺「……(ぷちっ)」
言うまでもなく金色の頭引っ掴んで忍足に下げ一緒に謝った。
こっちの地域分かんねェからあいつ二時間彷徨って家に来たらしいし。方向音痴過ぎるだろうとツッコミどころ満載だ。面白いけどな。
で、凛が何やらクソ可愛い事言ってやがる。そしてうちなーぐちじゃねぇ言葉で書かれてるから何だか変な感じだがこれも新鮮で良いな。(笑)
付き合い始めてまだ日が浅い俺らだが、俺からしたら過ぎた一か月はあっという間だった気がする。お互い「跡部」「平古場」と呼び合ってた頃が懐かしい。
付き合ってまだ一か月と少しと言えど思い出の品が沢山ある。プレゼントしたブレス気に入ってるみたいで良かったぜ。
凛は真面目にボケたりたまにスゲェ男らしかったり、素直じゃなかったりいきなり素直だったり。甘えたかと思えば甘やかす。俺が暑がるとわざとひっついて伸し掛かる。
一緒に居て飽きない奴だ。何時間話してても退屈せず楽しい。 人前で惚気んのが恥ずかしいとか言ってたしまさか↓の日記で聞けるとは思わなかった。
俺も愛してる。
もっともっと沢山デートしような。
いつかうちなーぐちをマスターして凛とちゃんと(？)会話してみせる。
…の前に誤字をどうにかしたい。
凛のダチの甲斐と交えて茶をしたが本当に酷かった。凛にスゲェ笑われた。
誤字りたくてしてんじゃねぇよ！(笑)
シェフと打とうとしたら“主婦”と打ったのがツボだったらしい。
く……ッ。
俺様もまだまだだな。
海外生活長かったんだから仕方ねぇだろ(言い訳)
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49 :平古場凛
2009/08/10 15:59
わんから書いてもゆたさんかや(きょろ)
よし、早速日記書いてみるし。方言は…もし誰か見てわからん奴居たら悪いから使わんでおくか。
って事で、改めて今日から交換日記スタートなんだけど何書けば良いのか悩む。あ、今日の事じゃないんだけど、部活中雷落ちて停電になると言う騒ぎになった…雨だから各種筋トレとなり体育館で晴美のスパルタ受けつつやってたら突然辺りが真っ暗になりざわめきだす中
#裕次郎「雷落ちたば！ヘソッ…何がどうなって……あがっ」
ハでな音がしたから多分コケたな(笑)
#知念「裕次郎危ないからあんまり動くなよ、コケても知らんどー」
#裕次郎「言うの遅い！」
………。
#永四郎「五月蝿いですよ、たかが雷や停電で騒がないでくれませんか」
#わん「やーは地震来たら静かやしや」
#永四郎「………(睨)」
#わん「ハッ…わん知念のとこ行ってくる」
思わず出た言葉に後悔した今日この頃、ゴーヤー食わすよって言葉が出ない程ヤバいのか…見てみたい気するけど、怖い…色々と。で、知念の所へ行ったら何故か懐中電灯渡され何故わんに渡すのかが不思議。
しかも、一個しかないやつを渡されたら何も出来んだろ……仕方なく大人しく待機。…まさか、これを狙ってたとか？裕次郎程フラつき癖ないんだけど。
まぁ、停電も15分位で終わって明るくなった館内に目が眩んだのは言うまでも無く。
で、部活後に薔薇園で景吾とデート。夜のライトアップされた場所もまた雰囲気出てて綺麗だった、その中で見る恋人も違う感じで映るからドキドキするし。
薔薇を一本貰い「白い薔薇だ」っと喜んだんだけど枯れてて凹み…優しい彼奴は「ドライフラワーで枯れても魅力は無くならない」って言っていた、花言葉は【生涯を誓う】と言うらしい。まさにわんの気持ち通りだな、一生涯かけて惚れさせた責任取ると誓った後にこれだし(笑)
デートは短い時間で終わったから書くことがないっ…景吾、これからもいっぱいデートしような。
愛してる。
これからも、ずっと一緒に…
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48 :手塚国光
2008/09/14 02:12
鈍感でデリカシーの無い彼奴。
俺も人の事は謂えないが、
彼奴よりかは人の心を見抜けられる。
些細な言葉でも人を傷付けられると謂う事、
言葉の中に含まれている深い意味、
平然とした表情の裏に隠された感情、
其れに気付かない彼奴は相当なのだろう。
男前過ぎるのも少々厄介な物だな。
出来れば俺が此れから教えて行きたいのだが、
彼奴は理解出来るのだろうかが不安だ。
何せ彼奴は本当に男気の強い奴だからな。
まぁそう謂う彼奴だからこそ好きに成った。
最初は俺も彼奴の思考が判らず常に擦れ違って居たが、
今漸く彼奴の事が判り理解出来た。
俺に足り無い部分を満たし、
彼奴に足り無い部分を俺が満たす。
そんな関係が俺達には丁度良い。
今夜は逢えなかったが、
心は常に彼奴の傍だ。
>愛してるぜ…一時も忘れねえ…たまらねえ程熱い想いで愛してんぜ
御前を思い出す度に胸が締め付けられる程、俺も愛しているぞ。
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47 :手塚国光
2008/09/13 05:27
誰もが悩みを抱えて生きている。
誰にも謂えぬ自分だけの宝物の様な悩みを。
吐き出せば何かを失ってしまった感覚が走る。
大切な己の部分を失ってしまった様な。
其の代わりに得る感情は不安。
拒絶されるのでは無いかと言う恐怖。
悩みの重さに因って色々と変わる。
重ければ重い程胸に仕舞い込みたく成ってしまう。
だが若し其の大切な悩みを他と分かち合えたら？
拒絶されずに受け止めて呉れたら？
其の瞬間重たい悩みは二人の悩みと変わる。
話して善かったと思える様に成る。
二人なら押し潰されそうに成ったとしても支えられる。
二人の悩みだからこそ大切に出来る。
其の様な悩みはきっと誰もが持って居ると俺は思う。
俺は彼奴の有りの侭が好きだ。
彼奴の悩みも不安も何もかもが愛しい。
誰にも触れさせぬ心に触れさせて呉れた歓びは果てし無い。
だからこそ有り難う。
>愛してるぜ…好きだ…どんなお前もな
俺も鈍感な御前を愛している。
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46 :手塚国光
2008/09/12 10:12
彼奴は何時寝て居るのだろうか。
少しばかり心配だ。
何時も夜明け迄俺と居て呉れるのは嬉しいが、
彼奴の躯もそろそろ限界っを迎えているのでは無いだろうか？
今日の深夜も俺の所為で彼奴は１時間でも善いから逢おうと言って呉れたのだが、
メールで御休みと謂われるだけでも俺は充分安心出来ると返した。
俺の強がりで本当は凄く嬉しかったのだがな。
其れで彼奴と逢ったのだが、
相変わらず優しく抱き締めて呉れて、
疲れて居るにも関わらず俺に笑顔を向ける。
一日中不安がっていたのが馬鹿みたいに思えた。
愛しい彼奴は俺の安定剤みたいな役割の様だ。
メールでも直接でも愛の言葉は絶えない。
常に愛していると謂って呉れる彼奴に惚れ直す。
少しでも俺が不満を感じる事が有れば彼奴は精一杯俺を慰める。
俺は彼奴の気持ちには応えているつもりだが、
伝わっているのかが心配だな。
俺も同じ優しさで彼奴を安心させたい。
早く彼奴の余裕に追い付きたい。
俺も彼奴に何千回も愛していると熱い想い込めて伝えたい。
少々話が重たく成ってしまった所で彼奴がテストをしないかと言って来た。
其れが結構面白いテストでな…張り切って応えてみた。
彼奴の結果は彼奴を隅々迄知って居るかの様な結果。
俺のは結構以外だったが彼奴は当たってると言ってたな。
其の後俺の友人から教えて貰った受け攻めチェックなのだが、
結果に唖然してしまった。
俺は完攻めだと謂うのに「貴方は強気受け」。
…俺が強気受けとか有り得ないだろう？
彼奴の結果は「鬼畜攻め」。
かなりのSで苛めたり焦らすのが好きだと。
余りにも当たり過ぎて居て正直驚いた。
少々身の危険を感じさせる結果でも有ったな。
だが、俺は彼奴にならば何をされても構わないだろう。
>何度言おうと足りねえ…愛しいお前が俺の全て熱くするぜ…わかるか。
あぁ、判って居る…俺も同じく御前の全てが俺を熱くさせて居るのだからな。
今日は昨日より更に愛しているぞ、跡部。
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45 :手塚国光
2008/09/11 10:30
何時も逢う時は前持って一言伝えている俺達だが、
昨夜はメール一通のみで跡部に呼び出された。
柄では無いが少々焦り乍ら彼奴の元へと向ってしまったな。
彼奴の事に成るとつい冷静差を失ってしまう。
困った物だ。
友人からの電話は入ったので１０分待てとの事。
内容は恋愛相談。
少しばかり妬かせたく俺の恋愛相談も訊いて呉れるかと彼奴に言ったら…
幾らでも訊いて呉れると謂い返されてしまった。
丸で俺達は恋愛して居ないかの様に。
正直少しばかり落ち込んでしまった。
だが彼奴は冗談を冗談で返したらしい。
其れを見破れなかった俺は相当な子供なのだろうな。
彼奴の大人ぶりには頭が下がる。
其処から祭り会場へと移動したのだが…
彼奴の浴衣姿に思わず見蕩れてしまった。
雲鬢花顔とは彼奴の事を言うのだろうな。
美しい夜空さえ色褪せて見えてしまう美しい彼奴の姿。
胸の高鳴りが何れ程彼奴に惚れているかを語る。
混ざり合う互いの体温は余りにも心地良く、
彼奴から与えられる愛撫の一つ一つに反応示す俺の躯。
意地の悪い口調に含まれた愛情を聞き入れ乍ら乱れて行く思考。
我武者羅に彼奴を求める俺は相当気色悪かっただろう。
其れを可愛いと言える彼奴は徒者では無いな。
幸せに満ちた夜明けに一つの不安が芽生えた。
若し彼奴が俺から離れてしまったら。
若し彼奴が俺以外の誰かを愛してしまったら。
想像してみて身が引き裂かれそうな程の恐怖を覚えた。
今なら未だ間に合うのか？
今俺が彼奴から離れれば此の不安も薄れるのだろうか？
俺に彼奴から離れる勇気が有るのだろうか？
彼奴を失ってもまた何も無かったかの様に過ごせるのか？
答えは否。
此の恐怖心を抱き乍らも俺は彼奴の傍に居たい。
不安で仕方が無くとも俺は御前を手放したくは無い。
此れから始まる恐怖と俺の-戦い-
愛情から得る物は幸せだけでは無いと言う事だな。
>あぁ、愛してんぜ…可愛いお前がどうしようもねえほど…俺を熱い想いにさせる…
俺もどうしようも無い程愛しているぞ…跡部。
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44 :手塚国光
2008/09/10 03:27
今日は逢えなかったが、寂しく無かったのは何故だろうか。
あぁ、矢張り想いが通じているからこそなのだろうな。
数日前迄は俺から離れようと思って居たのだが。
諦め様と何度も悩んだのだが…彼奴の一言で二度と諦めぬ決心をした。
単純だろうか？
単純でも善いのでは無いのか？
確かに俺達の関係は単純では片付けられないが、想う気持ちは単純に「愛している」。
俺を此処迄虜にした彼奴が憎たらしい。
憎たらしい程俺は御前に溺れてしまった。
自業自得…こうなる事は随分と前から予測していた事。
彼奴を一目見た時から多分こう成るとは感じていた。
優しい彼奴の心を独占出来る事、幸せと思う。
凛々しい彼奴の躯を縛れる事、光栄に思う。
此の侭ずっと一緒に居られたら良いのだがな。
>愛してんぜ…好きだと…何度言っても足りねえ…。
あぁ、俺も愛している…何度言っても足り無い。
愛しているぞ、跡部。
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43 :手塚国光
2008/09/09 06:23
今日は…幸せな日だった。
何ヶ月もの片想いが漸く両想いへと変わった。
そうだ、俺は彼奴の言葉をずっと待って居た。
偽りの無い彼奴の言葉を。
>愛してるぜ…
>あぁ…好きだ、たまらなくな…愛してんぜ
脳天を貫く程の甘い科白に俺は言葉を一瞬失った…。
ああ、俺も愛している。
彼奴を一番、誰よりも愛している。
俺を最愛と言う彼奴が愛しい。
俺を堪らなく愛してると言う彼奴を愛している。
俺は彼奴を何よりも本気で愛すだろう。
愛している、跡部。
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42 :手塚国光
2008/09/08 03:57
彼奴は俺に容赦しないつもりなのだろうか。
確かに彼奴専用の受けと成るとは言ったが…初心者にアレは如何かと思うぞ？
いや、別に未だ何もしては居ないが…言葉で攻められると反応に困る。
鏡張りの部屋で一体何をするつもりなのかは…否、判っては居るが…。
口付けも何もかも彼奴がリードするばかりで戸惑ってしまう。
少しは俺にもさせては呉れないだろうか？
…させては呉れるだろうが…多分余計な事迄遣らされそうだな。
受け身とは大変なのだと実感して居る。
如何相手を興奮させるか…有る意味自分との勝負だな。
まさか彼奴が鬼畜だとは思わなかった。
油断をしてしまった様だ。
俺も気合いを入れねば成らないな。
彼奴が愛し過ぎて狂いそうだ。
跡部…。
>
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41 :手塚国光
2008/09/07 07:55
>虹色の言の葉
吾を君愛す。
御前を想い、思い出した虹色。
御前が触れた箇所が熱い。
脳天を貫く甘い科白が今も余韻と成り残って居る。
俺は御前を愛している。
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