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Lily.
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97 :日吉若
2009/03/15 02:16

誰も居ない真っ白な教室で、クリーム色のカーテンが風に靡くのを。
まるで、テレビのニュースでも観るみたいに眺めてた。
開いた窓から聴こえる声は夢を蝕むラ*ラバイ。

#「僕が僕じゃなかったら、君を傷つけることなどなかったの?」
校庭を走る君を眺める瞳はこんなに、熱を帯びているのに。

〔 Honeycomb 声*走る*また明日 〕

不器用にも程がある、と拳を握り締めたくなることはよくある。
近過ぎる距離、…-それこそキスが出来そうな距離-…だと、如何せん、上手に優しく出来なくなったり無駄に喋り過ぎて美観を損なったりしてしまう。
都度、優しくて甘い言葉を貰っても素直に甘えることが出来ない。
"でも"、とか、"だって"とか本当に子供の言い訳みたいなことを並べてしまう。
近頃は人払いをしていて(とは言え、元々俺の携帯メモリーは極度に少ない。)、考える機会が増えて思うのだけれど多分、多分俺は臆病なんだ。
認めたくなかったしこうして書き連ねている今も腹立たしくて仕方無いのだけど。
だから甘やかすなと口癖みたいに詰る、言い訳の数は減らずとも其の甘い言葉は少しずつ、然し確実に身体に沁みて往くから。
毎日挨拶を交わしていたら声が聴けない日は不貞寝をするし、そもそも拗ねる。拗ねている、と自覚しているが為に余計に自身に苛立つ悪循環。
…本当、仕様のないオトコですね。


手の届かない距離だと、愛おしく思う。
教室から校庭を眺めた時、其処に居てくれたならきっと名前を呼べたのに。
(そして、其の距離では俺の魔法は決して届かない。)

[引用]

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