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┗Mr.Shangri-La(41-50/500)

||||||記入
50 :宍戸亮
2008/10/20 17:48

Mr.シャングリ・ラ
>天国に逝っても、
>>揺らすのを止めてなんかあげない。

お前は今でも俺に触りたいと思っていてくれる?あの一夜が、こびりついて片時も離れねえんだよ。意味もねえ思考をエンドレスで繰り返しちまう。あの時、強引にでも奪っちまえば今は変わっていた?あの時、お前に言えなかった言葉を伝えられてりゃ、今は変わっていた?…愚問でしかねえわ、全く。空回りすんのはいつだって得意な俺だけどよ。未だに触りてえと思ってくれてりゃ、良い。もしもあの夜に戻れたなら、少しばかり強引にだとしても構わねえ。天国に連れてってやる。腕の中で可愛い子守歌を啼いて聴かせて。揺篭を揺らしてあやしてやっから。
#天国は何処に在る?
――…俺の腕の中に。天国の色を知りてえんだろ、お嬢さん。放送事故起こしながらも、にゃんにゃんしてみろって。可愛かったぜ、喰っちまいたい程に。御覧の通り、相変わらずのセクハラ発言は絶えず。どんなお前でもお前ってだけで慾情出来っから。あ゛?可哀想なオツムだって?――上等。本望だ。

(08.10.20)

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49 :忍足侑士
2008/10/20 01:37

Mr.シャングリ・ラ
>俺の幸せは、
>>君の幸せの側に在る。

お月さまが泣けば、ざらつく舌で雫をそっと舐めとりたいし、お月さまが愛でるものを欲しがったなら、一番に駆け付けて其の膝を独占したい。愛でられたいっちゅう下心は勿論、在るけれども。何よりもお月さまが幸せそうに笑う姿を近くで見たい。多分、この感情にラベルを貼るなら【愛しい】なんやろう。与えられるものならば、お前が欲しがっているものを全て与えたい。出来ないと解っていても切に思う。無我愛なんて俺には到底出来へんのやけど。ただただ愛しい、と伝えたい。

(08.10.20)

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48 :忍足侑士
2008/10/19 23:50

Mr.シャングリ・ラ
>少し冷静になって、
>>好きを解剖してみよう。

気付いたことが在る。俺はお月さまが好きだけれども。狭義の意で好きな訳やないんやろう。きっと、今の甘苦い好きが昇華されても。気の抜けたコーラみたいな好きが残る。感情なんて曖昧模糊で不確かで、常に比重も成分も変わり続けるもんやけど。お月さまの人間性に惹かれているから。いつかその隣に誰かが居座ろうとも、変わらず逢いたいて思う。懐いているさかい。また少し、違う意味でも。動物が懐いたようなもん。甘苦い好きが抜けると同時に俺の首輪は親愛に代わる。図々しくも、御節介を焼きたくなる。嗚呼、善い人やから。居心地がええから。笑ってる様子を見ていたいから。驕りだとしても、少しでも側にいて見守りたいと思う。だから、消えたりせんよ。其の好きが昇華されたからといって、どうでもええ訳ない。手に入らないなら、どうでもええ、なんて思えるレベルで懐いた訳やない。変わらずに穏やかなもんを、控え目に傍らに置いておきたい。受け取るも、手で払うんも自由やから。そっと、置かせて。

(08.10.19)

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47 :忍足侑士
2008/10/19 21:50

Mr.シャングリ・ラ
>君の優しさに、
>>付け込んでいる。

狡い男、で堪忍。其れでも、俺は逢いたくて。酷い男、なんや。多分、恐らく君が自称するよりも遥かに。逢いたくて逢いたくて聞き分けのない、狼だから。振り千切らんばかりに尻尾振って飛び付こうとするやろう。隙在らば、くっつこうとするやろう。躾のなってないもんやから。従順そうに見えても決して犬にはなれない。犬の振りした狼なんや。喰らい付きたくて、しゃあない。今じゃ、俺の頭の方が可哀想なことになってしまっている。駆け寄る準備ならいつだって。勢い余って体当たりしてもうたら、堪忍。酷い男でも狡い男でも良い。逢いたいんや。…嗚呼、なんて素晴らしいエゴの塊。けれども未だ、傷付けたくないと思うのも確かで。

(08.10.19)

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46 :忍足侑士
2008/10/19 18:18

Mr.シャングリ・ラ
>約束を、
>>違えてしまっても。

可愛らしい亀。お前が釣った亀やから、お前の名前を付けたかったんに。先に釘を刺されてもうたから。代わりに名前を付けて貰えば良かった。名無しのままやと可哀想や。瓶詰めのマリモに名前を付けようとは思うてへんけれど。時折、亀と視線がかち合って可愛らしい。彼がくれた亀やから、尚更。自由の為に残された両足はお前に逢いに行く為に駆け出したがって。自由を望みはしなかったのに。どうして、両足を残してしまったの?一時期だとしても確かに、脚を奪いたがっていたやろう。なんとなく、色々と嗅ぎ取れ始めた俺になす術はなく。約束を違えてしまったけれども。幸せ、を感じてしまったのも確かで。つくづく、困ったものだと思う。幾ら俺が足掻いても、徒労にしかならないと直感的に理解している。然れど、止められぬものは止められず。焦がれて焦がれて何時かは灰になってしまうのなら。甘んじて灰になろう。どうしても、変わらないのだから。思い出にもして貰えないけれど。多分、無かったことにされてしまうのだけれども。綺麗な終焉は無用、やから。中途半端な俺と優しいお前。きっと、救いようがない。彼を慈しむなら、止めるべきだと解ってはいるから。矛盾した本能と理性で足掻いている。申し訳なさと渇望と恋慕に塗れて。

(08.10.19)

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45 :宍戸亮
2008/10/18 19:13

Mr.シャングリ・ラ
>終わらせはしない、
>>――…真夜中の逃避行。

最初は俺がお前を。次はお前が俺を。それじゃあ、次はどっちからだ?生憎、俺は二度と逢わないなんざ言った覚えはねえんだって。俺からは逢いに行かないっつっただけ。お前が嫌がってんのか解んねえんだから、仕様がねえだろ。馬鹿なんだよ、俺は。社交辞令とか綺麗ごとじゃあ、理解出来ねえ。本心じゃねえと納得出来ねえ。もっとシンプルに。難しいこととか解んねえし。圧迫感とか与えたくなかった。…、ほんっと馬鹿。激ダサ。一度だけ、お前の口から幸せだったと、聞くことが出来た。あの夜、確かにお前は言った。其れが嘘だったのか、あの後、俺を捜したのはただ確認したかっただけなのか、そこに俺が思っていたモンは果たして皆無だったのか。今じゃ、やっぱ解んねえけどよ。お前は寸劇を演じただけかもしれねえ。だけど、俺は、素面だったぜ。偽りはない。感情に行動に、ちゃちな寸劇等、皆無。そんな無粋なモンが入る隙間が在っか。お前を置いて何処かに行く訳ねえ。虹は駄目だ、とお前は言った。ならば、星に願おう。流れ星を捕りに行こう、二人で。朝は御呼びじゃねえの。夜が明けなきゃ良い。後ろを振り返ったら負け、だ。駆け抜けろ。全力で。

此処は終着地点じゃねえ。線路がねえ?んなモン、無くたって走れる。何度だって言ってやっから。此処は終着地点じゃねえんだよ。お前があんま愚図愚図してっと、また俺から攫いに行く。小難しいモンなんて振り払って二人だけの逃避行を。着いて来るか否かは、お前の自由だからよ。

真夜中の逃避行を、俺は走り続けている。

此処は終着地点じゃねえ。お前がいねえとこで脚を止めて堪るかっつーの。

此処を終着地点にしてやっかよ。ばか。走れ、走れ。着いて来い。あの夜の夢を、続きを見せてやる。

(08.10.18)

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44 :忍足侑士
2008/10/18 14:25

Mr.シャングリ・ラ
>食べられないなら、
>>代わりに俺を食べて。

あまやかな心臓を舐めたい。飴玉みたいに御口の中で、そっと転がして。間違って鋭い歯で止どめを刺してしまわないように、優しく嬲って慈しむから。食べてしまいたいのを我慢して、舌でやわらかく包み込もう。時折、柔らかな肉の誘惑に負けて緩く刃を食い込ませてしまうのは御愛嬌。だって狼だから、今にでも喰い散らかしたいの。嗚呼、骨の髄までしゃぶっていたい。

掃除機なんかで吸わないで。どうせなら、そう。食べて。掃除機よりも君の身体の血肉になりたい。沢山、咀嚼して味わい尽くして、よ。そして味を占めたなら、もっと食べて。

【腐乱仕切った俺の愛慾を食べて、や】

(08.10.18)

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43 :宍戸亮
2008/10/18 03:44

Mr.シャングリ・ラ
>お嬢さんが逢いに来てくれるのならば、
>>甘んじてラプンツェルの役割を演じよう。

高い塔に閉じ込められても、お前が逢いに来てくれるのならば喜んで其処に居座ろう。どうか、俺を所有してくれよ。お前以外を眸に映したくないから。自由にさせないで、閉じ込めて。独占して、よ。逢いたい、触りたい。いつだって、お前に逢いたくて触れたくて体温を感じていたくて仕様が無くて。身体に色を滲ませた本人が恋しくて。記憶を漁って縋っては縮こまって寝てんだ。なあ、灰になってしまったら肌身離さず持っていて。そして、お前が同じく灰になるなら一緒に混ぜて。本当は、食べて欲しい。取り込んで、食べて。食べて。一つになりたい、もう離れたくねえ。耐え切れない。天国に連れてってやる、よ。お前を腕の中に掻き抱きたい。お前になら、急所を裂かれたって構わない。痛くたって構わない、それ以上に嬉しいから。
口移しで種を頂戴。いつかまた、俺の部屋に来て。切っ掛けが必要なら創る。独りで腹上死、する前に逢いに来い。このままじゃあ、恋煩いで死ぬ。憤死する。確実に独りで天国に逝っちまうだろーが。ばか。…ばか。結局、お前の為だってエゴだらけの理屈で雁字搦めになったって。本能は誤魔化せねえ。早く、早く逢いに来い。其ればかり、だ。勢い余っちまって、下剋上しちまったじゃねえかよ。出てくる気、なんて無かったのに。お前の涙見る前に俺が泣いちまってるし。嗚呼、勝負に負けた。激悔しい。早くアキレス腱を触りに来い。切っちまっても、お前がいてくれるなら必要ねえ。今なら触る必要が在る筈だ、と自惚れてやる。残り香、残しに来い。堕ちたのは俺で。余裕なんて在る訳ねえだろ。んなモン在っかよ。いつだって一杯一杯だ。届け、届け。俺は熊と違ってどうも更に情熱的で嫉妬深いらしい。あ、アレよか未だ素直っつーのも在っかもな。俺に気付けよ。気付けっつーの。チクショウ。部屋片付けんのお前の役目だろ、散らかってくばっかなんだよ。優しさなんて要らねえ。つか、俺の何処を見てマテの出来る狼なんだ。我慢弱いっつったのによ。早くしねえとプール閉まっちまう。だから、届けってんだ。愛情の押し付けはしねえから。俺が、お前を笑わせてえの。傲慢なことを言えば、俺がお前を幸せにしてえ。俺が、お前を喜ばせて笑わせて幸せにしてえ。かすみ草のお礼に両手一杯の白百合で埋めてやっから。
#【I present you Lily.】
お前が欲しがるなら、喜んで大事な両足を捧げよう。お前さえいりゃ、必要ねえモンだ。どうか、届け。

(08.10.18)

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42 :忍足侑士
2008/10/17 18:21

キスがしたい。
鼻先に、触れるだけのキス。
御行儀良くしてたら撫でてくれる?
(体当たり、えい。飼い犬は飼い主の寵愛が欲しくて日々色々と必死、)

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41 :忍足侑士
2008/10/17 16:03

Mr.シャングリ・ラ
>彼が忘れてしまったものを、
>>掌で転がして眺めている。

熱気篭る夜の話。彼も忘れているであろう、夜の話。御察しの通り、俺は確信犯で。識ってた、よ。恐らく、直感的にお前が蝶々で在ったことを嗅ぎ取っていたんやろう。目を離した隙に消えてしまう、と幾度となく感じた。せやから必死、やった。なあ、お前がいない合間に星空の、暁が見える場所を俺の縄張りにしてまうよ。俺は未だに紫陽花に見える?お前が覚えていなくても、俺は覚えとる。お前が忘れてしまおうと、俺は覚えとる。彼にだって、逢いたかった。触りたかった。触れたかった。あの夜を忘れてしまった彼。それでもええから。俺が、覚えとる。最初だけは随分と楽しそうに相手してくれとった、な。そして隙だらけやった。警戒が強くなかった、気さくやった。其れが全部、俺が赤の他人で在った証拠であろうとも。片手で数えられる位にしか逢えなかったんやけれども。髪に触れる手から逃げれなかったのは、惹かれていたんやろうね。心地が良かった。
#「倒れてくれたら好きになっちゃうかも?」
彼が冗談で言った言葉。倒れたくらいで好きになってくれるんなら、幾らでも倒れよう。どうせなら、お前に覆い被さって倒れたいところやけど。多分、そないなことをすれば、またデコピンが飛んでくる。俺はきっと其れが嬉しくて堪らなくて。咽喉を鳴らして笑うやろう。今度はデコピン代に何を強請ろう?また、関係性が欲しい、て強請りたい。あの夜と変わらぬ、やり取りだけど。自覚している分、俺のが性質悪い。次はもっと穏やかな関係性を。次こそは楽しそうな、お前が見たいから。
#「ええ奴過ぎて損するタイプ」
俺がお前に贈った言葉。俺みたいに諦めて奔放になれば楽やろうに。損な、性質や。ぐっと、耐えて耐えて堅い貝の様に口を噤んで。堅い貝殻の中は、とても繊細で脆いんやろう。せやからこそ、外壁が堅い。俺がお前を本能的に嗅ぎ取ると同時に、お前は俺を本能的に嗅ぎ取ってた。お前が気付いた様に子供を抱えて隠しとるん。無邪気で甘えたな子供をそっと抱き締めて隠してる。

なあ、イイコにしとったらまた御褒美にガムくれるやろうか。御褒美を頂戴。撫でて、触って。従順にお腹見せて寝転がるから。

(08.10.17)

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