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┗Mr.Shangri-La(442-451/500)
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451 :
忍足侑士
2009/06/29 00:11
Mr.シャングリ・ラ
>滑稽と皮肉と、
>>一層心地良いシュール。
語ることは片付けることやから。或る意味、生きて蠢いている其れを冷たいビーカーに詰めて蓋を閉めるようなものなんやろう。標本と、生きて羽ばたく蝶の差。知っているから口にする俺と、知っているから口にしない差。小手先の悪足掻きやろうが、しないよりは幾分マシなんよ。敢えて其れを手繰って色を上塗りするか、否かの差で。恐らく、その点でいけば真逆。やからこそ、きっと想像が出来なかった。其れは致命傷で。結局は、そう。繋がることはない、と解っていた。否、想像出来ない時点でもう繋がれないことを知っていたんか。終わりは最初から最期まで透けて見えていた、んやろう。懸命に目を背けて足掻いたけれども。タイミングは大事で、如かして其れが全てな訳でもない。一度機会を失しても、次を待構えればええ話。じっと瞬きせずに見つめていればええ話。其れが出来なかった、俺には其れだけの技量が無かったっちゅう話。他にも諸々、技量も器も足りなかった。そういう訳なんやろう。ただ一寸、笑いたかっただけの話。一層、清々しい位に笑ってしまいたい。乾いた笑い声は痺れる心地良さを齎し、刻む自身へのアイロニーは滑稽さから笑いを掻き立てる。
…相変わらず、趣味の悪い俺やこと。
(09.06.29)
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450 :
忍足侑士
2009/06/09 19:58
Mr.シャングリ・ラ
>気付けば、
>>梅雨の気配。
雨。…この時間帯のこの薄暗さ、窓に斜線を掛ける雨粒にヘッドライト。気怠くて、好きやと思う。窓硝子に仄か映る姿もまた乙、やろう。綺麗やなあ。綺麗。朝よか夜が好きで、夜が近付けば胸高鳴る小さな子なんよ。明るいとこよか暗いとこが好き。夜の浮かれ気に駆け出したなる。嗚呼、其れに夜は人気が少なくてええ。何処に行っても人だらけ、其の事実にうんざりするときが在って。勿論、其の人だらけの中に自らが含まれることは知っとるんやけどな。人がいない、人の子一人と見ない場所に行きたくなるんも仕様が無い。人の干渉を、影響を、直接的に何も受けない場所に行きたくなることもあるやろう。人が居れば、感応した己が居る訳で。剥ぎ取った己の、最もシンプルな出で立ちでいたいときがある。誰も何も、無い場所に行ってみたい。限り無く、無に近い場所とは何処やろう。森の中、奥深くに一人で行くべきやろか。なんて、冗談。雨の日は、取り留めのない遊戯に興じたなるだけ。
(09.06.09)
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449 :
忍足侑士
2009/06/09 00:30
Mr.シャングリ・ラ
>日々、
>>でした。
月日が過ぎ去る、その早さに驚いた。気付けば後一ヵ月程で、一年。既に袂は別れ、完全なる別の道を歩んでいるんやけれども。いつかまた、其の先が重なる可能性が無いと思っている訳でもない。酷く、難しいやろうけれどなあ。元来、袂が一緒やった訳でもなく。ただ単に、俺が躍起になって袖を振り回していただけの話。そないな姿に憐れさか幾許かの好奇心か、微かに袖を触れさせてくれていただけで。嗚呼、もうそろそろであの夜、否、朝から一年になるんやろうか。正確な日付は覚えていないんやけども。ただ初めて逢ったときのことは、覚えている。きっと、忘れることはない。忘れない。…、何もかもが鮮やかで激しゅうて甘苦い日々やった。新鮮やった、初めても沢山やった。
早い、なあ。早い。…早い。
(09.06.09)
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448 :
忍足侑士
2009/06/01 20:31
Mr.シャングリ・ラ
>でっかいワンコとノラネコ、
>>二匹の御話。
でっかいワンコは、ノラネコの側が御気に入り。無闇やたらに鼻先をノラネコの身体に押し付けては、尻尾ぶんぶん。ノラネコが嫌がりつつも拒絶しないことを知っとるから安心して突撃。執拗にノラネコの周りをぐるぐる、一種のマーキング。偶に猫パンチが飛んでくるも爪はちゃあんと仕舞われとって、きゅん。ノラネコ曰く、でっかいワンコは捨て犬らしい。実際には捨てられてへんのやけれども、言い得て妙っちゅう。無愛想ながらに面倒見がええ、ノラネコ。ノラネコの側は無理に背伸びすることも、着飾ることもせんでええから尚更、心地がええんかもしれへん。意識しないでええ、自然体。良い意味で肩の力が抜けとるっちゅうんかな。そないな感じ。
(09.06.01)
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447 :
忍足侑士
2009/05/25 09:38
馬鹿らしくて唄う気も失せてしまったよ、
(カナリアはそう言って飛び立った、んやて)
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446 :
忍足侑士
2009/05/25 00:30
Mr.シャングリ・ラ
>音のない、
>>リフレイン。
古傷は相変わらず、偶に痛む。感覚がぶり返しては、其のときの感情をなぞる訳で。リフレイン。自分にとっても一区切りついた話なんやろう。地続きの話では、ない。掛ける言葉も思う言葉も本来、持たない筈なんやけれども。言葉がない割には噛み砕けない石礫が転がとって座り心地が悪いから、無い言葉を捻り出そう。…寂しいくらい、今の俺には言葉が何も無いんやけどなあ。いつか、言葉になる日が来るんやろうか。漠然と来ない気がしとって。結局、今日やって震える唇の隙間からは情けない空気の掠れた音が出てきただけなんやろう。
…ついぞ見ない幻、でした。
そう、簡単に纏めれば思春期は二度も来ません、っちゅう話。
(09.05.25)
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445 :
忍足侑士
2009/05/16 21:13
Mr.シャングリ・ラ
>指先でなぞる、
>>以前の形。
雨が降ると古傷が痛む。鈍い痛みと共に思い出すのは随分と色々な記憶で。きっと、月日を重ねる度に其れは増えていくんやろう。其れは何も悪いことやない。痛みを知っているからこそ、気付けることも在る。俺の身体に在る傷は、互いに触り合った結果で。やからこそ、同じだけ傷を付けた結果でもある。其れは確かに、確かに悪いことやないけれども。今でも、未だ鮮度の落ちない感情が意味するものは。笑い飛ばせるようなものでは、未だない。始終、感じている訳でもない。古傷、なんよ。大切な古傷。愛しい古傷。不意に疼いては、御庭に夕立を降らせるだけ。千切れたフィルムの御話。
(09.05.16)
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444 :
忍足侑士
2009/05/16 10:16
#Thanx! From 続/香/夜/の/穹＆ぼ/くたち/がつ/くる /永/遠。
頃合を見計らっとったら、遅くなってもうた。堪忍、バトンおおきにな。
>その昔、「I LOVE YOU」を夏.目.漱.石が『月がキレイですね』と訳し、二.葉.亭.四.迷は『わたし、死んでもいいわ』と訳したと言います。さて、あなたなら「I LOVE YOU」をなんと訳しますか？もちろん「好き」や「愛してる」など直接的な表現を使わずにお願いします。
其の涙全部、頂戴。一滴も零さず、呑ませたって。
(涙一滴さえ、俺の。やから、俺が居ないところで零したらアカンよ。全部、全部舐め取るさかい)
>お疲れ様でした。15人の方に回して下さい。
生憎、アンカーで。
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443 :
忍足侑士
2009/05/04 01:37
真綿の揺篭。
(恋しくて、嗚呼)
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442 :
忍足侑士
2009/04/26 19:13
#Thanx! From ベ/ラ/ド/ン/ナ
矢張り九割以上の確率でリターンしてくるなあ、と改めて感心してもうた。御強請り、キャッチ。
>あいつってこんな雰囲気バトン<
#作成:3丁目シャ/ンゼ/リーゼ
これはこのバトンを回した方の雰囲気を考えてみるというバトンです。さて、其の方の雰囲気というものを答えてみましょう。
>注意<
答えるだけでは面白みが半減なので、理由のいる箇所は答えとその理由をちゃんと述べるようにしましょう。
>Q.1 貴方の名前は何ですか？
イヌ科のヒト、忍足侑士。……らしい、で。
>Q.2 これは何方から回ってきましたか？
ベ/ラ/ド/ン/ナの日吉、から。
>Q.3 では、回した方の雰囲気について答えてもらいましょう。回した方とはどのような関係ですか？
柔らかな陽射しを受けて煌めく森の中、切り株の上に一人で座っている小さな女の子。周りには小鳥や小鹿などの森の生き物達がいて。きっと、彼らに守られているんやろう。綿あめみたいにふわふわしとって、陽射しを受ける度に小さく煌めくんよ。おひさまに愛されとる子、やと思う。日向の匂いが、する。たんぽぽ、みたいや。
因みに関係は、チョップスティック。
>Q.4 では、其の方を一言で表すと？（例：優しい、キモ可愛い等）
甘えん坊。
小さな身体を目一杯伸ばして、占拠しようと奮闘しとるところが愛らしい。
>Q.5 ふむ、じゃあ食べ物に表すと？（例：ケーキ、さくらんぼ等）
綿あめ。ふわふわしとって甘い。
>Q.6 Q.5で答えられた食べ物は好きですか？
大好き、やで。縁日では必ず買うとるよ。
>Q.7 では、分かりやすく其の方を漢字１文字で表してみましょうか。
陽。
きっと彼の本質はおひさま、なんやと思う。身体の奥底に柔らかな灯火を抱えとって。熱過ぎず冷た過ぎず、三十七度くらいの温度。恐る恐る、奥底へと指先を浸してみたら優しく包まれた。俺とは違う、生き物。
>Q.8 では、質問をする事が無くなってきたので適当に質問したいと思います（←）
>ある日、貴方が其の方に抱きつきました。さて、其の方はどう反応すると思いますか？
一瞬驚いた後に、はにかむ。
>Q.9 どうにか１０まで質問したいので更に質問しますね。
>其の方に、１番して欲しい事を３つ強請って見て下さい。
三つに絞り切れ、へん。…悩む。直接言うさかい、保留にしたって。
>Q.10 お疲れ様でした、どうにか１０問行けましたよ。キリが良い数が良いですからね。さて、このバトンで楽しく遊んで下さるような方に回してみましょう。(何人でも可)
生憎、アンカーで。
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