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┗水彩絵の具(33-42/71)
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42 :
千歳千里
2009/11/02 23:34
華奢な体にはよく凍みるだろうな、
白い息が白いとわかったのは、暗い空のおかげ
狭いシングルベッドで、二人寄り添って体温を分け合ったいつか
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41 :
千歳千里
2009/10/31 23:42
そうしたいと、願う気持ちが何処にもない。
燃やして灰になってしまいたいのは自身だけで、自身が愛した綺麗なもんは、…
嗚呼…
そうな…、
俺が大事にしとったもんには、なんの罪もなかったとに。
お前が闇に囲まれたなら、花になるのは到底無理なはなしばい。
嗚呼、俺ば一度、真っ暗闇で、星がみたい。
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40 :
千歳千里
2009/10/29 19:08
分身？今はいないようなもんだ、
尋ねてきた相手に言った一言は嘘だった。
俺はまだここにいる。
みっともない、姿と魂がまだここにある。
あの時言われたとおり、俺はどうしようもない嫌悪感や喪失感を忘れようと新しい花を探してた。
俺はこんな醜い奴だった。俺はこんな醜い奴だった。
枯れた花が忘れられない、枯れてもお前が一等綺麗。
なあ、なあ、なあ、
なあ、誰がお前をもう一度咲かせられるのか、
俺で無理なら、いっそ土下座してでも頼みにいこうか。
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39 :
千歳千里
2009/10/02 15:30
そうしてくれたら
お前が少しでも楽になれたかな、なんて
違う、俺ば頭がいかれてる。
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38 :
千歳千里
2009/09/28 12:36
…一ヶ月。
何も変わらんかったなあ。
なんにも。
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37 :
千歳千里
2009/08/28 19:09
振り返ることはしていない。
ただ、俺は後ろ向きで歩いてる。
気付いたのは夏の終わりと共に、秋風にのって空を舞う落ち葉を小さくなるまで見れたとき。
俺の前は後ろ向き。
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36 :
千歳千里
2009/08/19 23:38
さよなら
さよなら
もう
色を保ったまま、枯れていくキミを
引き止めることなんて出来ないただの朽ちた男
さよなら
握り締めた拳、ついこの間まで、キミの香りが宿っていた
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35 :
千歳千里
2009/08/18 23:11
道端で偶然摘み取った華が、大層気に入って、自分の部屋に飾った。
愛でれば愛でるほど、華は美しく色を発して、
晴れの日も雨の日も 俺の心を癒した
華はいつか枯れるもの？
華はタダの飾り物？
華は感情をもたない植物にすぎない？
朽ちているのは俺の方だ
くすんだ瞳では何も捕らえられない
その華の色や形や香りまで。
俺は愛でたはずだった。
一度摘み取った華を元の場所にそっと返すなんてできっこない。
摘み取ったことを後悔するでなく、己の朽ちる姿が醜くて、醜くて醜くて、、、、
水は綺麗だ。
天気もいい。
それでも俺はキミを枯らした
華はいつでも変わらない姿で色を放っていた
>朽ちた俺の目では、真実でないかもしれないが
>枯れても尚、美しくて、愛らしくて、たまらなく愛しい。
>キミは何のために、俺を癒してくれていた
>キミは何故、俺を愛してくれていた
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34 :
千歳千里
2009/08/11 21:03
お前の記憶にもういるかいないか、わからんばってん。
贈りたい言葉がある、最後だけん。
記憶っちいうのは、単純なもんで
喜んだり悲しんだり怒ったりしたとき、くっきりとしたモンが頭に焼きつく。
それは頭の中で何処か切り取られた映像として残って、思い出すたび再び記憶になる。
…好きなもんを記憶した。
嬉しい時間と、甘い時間、幸せな時間を記憶した。
――記憶を移すスクリーンが遠くなっていくのが解った。
…はっきりとした輪郭がぼやけて、うっすらとしていく感覚。
今まで知らず知らず失ってきた記憶は、心にも残っていないばってん、
其の記憶だけは失うのが怖いと思った。
…それで今。わかったこと。
きっとお前を忘れるときがくる。
…それでも俺は、忘れないことが１つある。
本気で愛した気持ちだけ、なくした記憶を捜して、さまよっとる。
お前を愛した気持ちは、他の誰に出会っても、俺から無くならんっちこと。
ずっとお前だけが俺の特別な存在だと言うこと。
花の様だったはかない記憶にはさよならをする。
一つ残った、永遠に枯れないながら、永遠に咲かない花は、臆病なんじゃなく、それは俺の一部。
ありがとう、ごめんな。
雅治。
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33 :
千歳千里
2009/05/10 12:45
なかなか、うまくいかんたい
どうしてこう…
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