阿呆だなと思えども止まらないんだから仕方ない。時間の許す限りお前を抱きたいし馬鹿になりたい。
お前自身の手でお前を慰めることにすら張り合ってしまうのだからもう馬鹿なのかもしれんが。口の中も余す所なく触れて、厚い舌の奥から垂れる唾液が落ちるのも勿体ない。舌を摩ってやるだけでとろりと蕩ける眼が可愛くて、爪先まで丸めてしまう敏感な身体を虐めてやりたくなる。少しずつもどかしさを覚えてきたらしい乳首を吸ってやりたいし触れるだけ熱くなる腹を撫でるのはもう俺の癖だ。最初と比べると形を変えた孔の縁も穿たれることも媚びる事も知った胎の中なんぞ気持ちよくて仕方がない、そんなに、…こんなに変わったお前の身体は全て俺のせいだという事実で頭がどうにかなりそうになる。可愛い、愛しい、もっと気持ちよくなってくれ、もっと俺の名前を呼んでくれ、もっとだ。溺れるなんぞ、ずっと知らなかった。