※利用規約※ / 利用方法 / Q&A / 文字色
Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
※表紙は「キャラクター名(ジャンル名)」で統一して下さい。※

スレ一覧
┗151.芸術的な嘘をきみに【保存】

||次|1-|||
1 :口_十(に_じ_さ_ん_じ)
2023/05/14(日) 16:25

 

「 嘯くことが得意なので 」
半完/虚実/今昔物語嘘語/一人多役/成人指定/閲覧自己責任/ >>2
 

[スレ削除][編集][コピー]

27 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2024/01/06(土) 01:23

 

夜明け前の窓辺で増えた煙草の本数に漏れた溜め息が紫煙に混ざる。
 

[削除][編集][コピー]

26 :口_十
2024/01/04(木) 21:09

 

毎年何がめでたいんだろうと思いながら、右に倣って明けましておめでとうを言う。何がめでたいんだろう。30歳になったらこの世からリタイアしたがっている男が口にする台詞じゃないんよなぁ。でも、日々忙しく充実した毎日を過ごせているのは間違いなく誰かの支えあってのことだから。普通に生きていたら経験できないことばかりで、それは間違いなく僕のためになっている。

明けましておめでとう。
今年も走ります。いつか来るその日まで。
 

[削除][編集][コピー]

25 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/10/06(金) 21:43

 
何もいらないなって言いながら煙草吸って、やっぱ何もいらないは嘘だわってなった。

アンタ以外いらないわ。
 

[削除][編集][コピー]

24 :葛_葉
2023/05/17(水) 23:12

 

人より長い生を受けていると終わりまでもが大分長い。不老でもなけりゃ不死でもないから死ぬ時は死ぬとしても大分長い先にあるその時を思えば多少なりともうんざりする瞬間はある。俺にだってある、それくらい。見送ることの方が圧倒的に多いからってのが理由ばかりじゃないが快義に偏ってんのはまぁまぁ自覚済み。どっかの国の文豪先生も言ってましたねぃ。「さよならだけが人生だ」とか「さよならだけが人生ならば人生なんていりません」とか何とかかんとか。いりませんまで言うと世を儚みすぎだけどさぁ、ふと思い出した一言を誰が言ったんだっけとか、あの時あの場所にいたのは誰だっけとか。そういう風に確かに在ったはずのものが遠くなる瞬間は、あんま感じたくない……かもしれないと思わなくもない。昨日食った飯なんて寝て起きたらすぐ忘れて思い出しもしねぇのにな。
 

[削除][編集][コピー]

23 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/05/15(月) 08:48

 

イカレた場所に生きてるとささやかな日常にホッとしたりするんだけど、そのささやかな日常もよくよくと考えたらイカレてたりするのかもしれないとか思い始めたある日の昼下がり。飯行くかって約束を果たすべく任務終わりのボロッボロな姿でレスのところへ行ったら中から爆発音と一緒に「やってしまったあ〜〜〜〜!!!」なんて声が聞こえて、平和すぎない?って思った感覚なかなかヤバイ気はしてる。結果、出てきたレオスもボロッボロだったから俺たち並ぶとなんかじゃない???って。とてもじゃないけど店に飯食いに行ける状態じゃないからデリバリー頼んで寒空の下で震えながら二人飯したけど笑ってる場合じゃなくて。ある意味本当に外で飯食ってる。それはそう。そうじゃない。何作って失敗したのよって聞くとまた長い講釈が始まるから黙ってた俺偉すぎ。まぁ勝手に喋り始めたからてきとうに相槌打ったけど。薬品の名前出されてもわからん。ただ、煙草吸いながら曇った空見上げたらなんか笑えてきたから感謝はしてる。イカレたエンの片隅でたまにはこんな日も悪くないっしょ。
 

[削除][編集][コピー]

22 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/05/14(日) 17:21

 

なんてことはなかったはずの会話だとか向けられた視線の一つだとか言葉もなく置かれていたアレとかソレとか。後になってから気づくことって本当に多い。俺が思うよりずっと態度に出てたんじゃない?って笑ってやろうにも本人がいないとか。もうなんか、なんかじゃない?昔といえるかもわからない過去がそうやってふとした瞬間に顔を出すのは、今じゃなければ気づけなかった俺に復讐してるのかもしれない。
 

[削除][編集][コピー]

21 :口_十
2023/05/14(日) 17:01

 

>>20230411
電線の五線譜の上で烏が音符の真似事をする。
 

[削除][編集][コピー]

20 :葛_葉
2023/05/14(日) 17:00

 

>>20221015
剥き出しの感情に触れると、ああコイツも生きてんだな、と思う。いつもは笑った顔に隠された本心が激情として出てくると少し安心する。怒りでも、哀しみでも、憐憫でも、冷徹でも。作り物や誤魔化しじゃない本心を見て、確かに揺れ動く心がそこにあるんだと確認している。バカみてぇだよなぁ。実際にこんなこと言ったらバカなの???って言われて煽られるだけ煽られる気しかしないから口が裂けても絶対に言わん。俺が勝手に心配して勝手に確認して勝手に安心して。ただそれだけのことで本人には何も関係無い。いや、出所を考えたらまったく関係無い訳じゃないんだけども。なんだ、あれだ、自己満足ってやつ。
 

[削除][編集][コピー]

19 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/05/14(日) 16:58

 

>>20220906
誰かの賑やかしに一役買えればいい。ただそれだけの理由だったはずのものが、思っていたよりもずっと嬉しかったのは、少なからずこの日が俺にとっても特別だったからじゃない?って。煙草の一本、一吸いすらやたらと美味い。生まれ落ちた日に良い気分で眠れたし、良い気分で朝を迎えた。
 
一年越しの誕生日、ありがとう。また一年よろしく頼みます、と。
 

[削除][編集][コピー]

18 :代_黒_灰
2023/05/14(日) 16:55

 

>>20220904
夏の終わりを見送る。毎年僅かも好きにはなれないし、特に何かをする訳でもないけど、この時期はいつもほんの少しだけさみしくなる。夕暮れに混ざるひぐらしの声に秋を見る。それじゃあまた、来年。
 

[削除][編集][コピー]

17 :ア_レ_ク_サ_ン_ド_ル・ラ_グ_ー_ザ
2023/05/14(日) 16:53

 

>>20220820
遥か高く飛んで、眼下のものなんて豆粒のように見えていた。余りにも見慣れていたものに今更惹かれるはずもない。抱えた人間の重みなんてお前くらいしか知らない。知るはずもない。空から見る景色に目を輝かせるなんざ。飛べないお前を連れて行くのはいつも俺だった。

それを、なんだってか。目の前で綺麗に笑いながら俺よりも高く飛びやがって。俺が豆粒の中の一つになったんじゃねぇのか、お前の中で。そこから見える景色はどうよ?


「僕の目にはいつだって────しか見えていないよ」
 

[削除][編集][コピー]

16 :口_十
2023/05/14(日) 16:50

 

>>20220801
お前のようにはなれないと悟った25時。それは絶望でもあるし、安堵でもある。浅く微睡みを繰り返す暗い部屋で雨の音だけが響いている。今も。
 

[削除][編集][コピー]

15 :代_黒_灰
2023/05/14(日) 16:49

 

>>20220728
陰影が強くなる夏。蒸した空気に混ざる湿った土と草の匂い。生を嘆いて転がる蝉の死骸。接触の悪い蛍光灯に群がる蛾。スーパーの入り口でクーラーボックスの中に沈んでいたラムネ。水滴がアスファルトに落ちて黒いシミを広げる。目の前の、陽炎。

逃げ水が追いかけてくる。目眩がするほどに、すべてはまぼろし。夏が終われば消えるだけの。それだけだ。
 

[削除][編集][コピー]

14 :不_破_湊
2023/05/14(日) 16:48

 

>>20220724
耳障りのいい、聞き心地のいい上澄みの綺麗事を並べて夜を越す。ロックグラスに沈殿した不純物には蓋をして見ないふり。

酒を浴びた後の吐き溜まりがドス黒い。実際はこんなもんって?俺に指差してんのは俺自身やぞ。笑かすな。
 

[削除][編集][コピー]

13 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/05/14(日) 16:46

 

>>20220717
積もり積もった灰皿の山に埋もれた溜め息が重い。グラスの底へ沈殿する憂鬱はアイスコーヒーと上手く混ざらない。どっちも苦い。苦いなら苦いなりに偏らずに混ざってくれれば飲みやすい、きっと。不純物は重いのよ、どうしようもなく。人の感情も、同じく。一匙でこんなに味が変わっちゃうんだからさ。
 

[削除][編集][コピー]

12 :口_十
2023/05/14(日) 16:41

 

>>20220707
夜から光が落ちていくのは死んだ星が泣いているからなんだって。そうやって最期まで命を燃やし尽くして一体どこへ消えるんだろう。死んだ後のことなんて知らないよっていうみたいに、あるいは、まるで最初から存在しなかったみたいに跡形もなくなってさ。無数の星の中のひとつに過ぎないから流れてようやく見つけてもらえるのに、見つけてもらった時にはもう終わり。おしまい。それを嘆くひとなんてどこにもいやしない。そういうもの。

消えた星はどこへ行くんだろう。いつかの屋上のコンクリートで、寝転んで見上げた夜からばらばらと雨のように降ってくる光に埋もれながら、呟かれたそれに何も言えないまま口を閉じた。答えられない。知る由もない。気が遠くなるほどの時間の中にいた星のことなんて。本当に泣いていてもどうすることもできない。こんな話をさせてしまったことにただ後悔した。

叶わないから願わない。それが傷つけることになるなんて思わなかった。
 

[削除][編集][コピー]

11 :壱_百_満_天_原_サ_ロ_メ
2023/05/14(日) 16:39

 

>>20220613
わたくしの夢。わたくしの、大切な夢。大それたことだと思いますかしら?でもね、それをずっと叶えたくて、ずっとずうっと、身の内で温めて後生大事に抱えてきたんですの。この世にはたくさん怖いことがありますわ。嫌なこともつらいことも、たくさん。笑えないって思う日、もう駄目だと落ち込む日、どうにもならなくて膝を抱える日だって。それでも人を恨むよりも、憎むよりも、塞ぐよりも、笑顔でいられることを考えた方が何百倍も素敵なことでしてよ。笑っている顔は誰をも可愛らしく見せますもの。……ね、お前には無理だなんて言わないでくださいましね。ほんのひと粒でいいんですの。わたくしの欠片が、どこかの誰かに一瞬でも届いて、笑う種になってくださるなら。わたくしの夢、わたくしの願い、わたくしの生まれた理由。やっぱり大それたことだと思いますかしら?
 

[削除][編集][コピー]

10 :ロ_ー_レ_ン・イ_ロ_ア_ス
2023/05/14(日) 16:37

 

>>20220612
一服するたびに口元に伸びてくる手を握り返した。火傷するからやめろ、なんて尤もらしいことを言ってさ。わからないならわからないままでいてほしかった。煙草がうまいなんて知らなくていいのよ。やるせなさを飴玉で誤魔化せているうちは、まだ。
 

[削除][編集][コピー]

9 :葛_葉
2023/05/14(日) 16:36

 

>>20220521
脳死した会話の中に混ぜた本当にいつ気づくんですかねって賭けてみたところで答えなんて知る由もない。この口から離れた後のことなんて、誰も。そういうもんっしょ。自分同士で賭け事をしても勝敗はつかない。一生。
 

[削除][編集][コピー]

||次|1-|||

[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP
2 :口_十
2023/05/14(日) 16:27

 
移設、再掲。
書くことに特に変化はない。

表紙にもある通り虚実混ざった嘘語り。
フィクションかノンフィクションかは誰も知らない。