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101.しょぼらじお。
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彼女とデートしてしまった。 と、思っているのは私だけかしら…。 数日前の話。 あの子から連絡あって、もう夜中で遅い時間帯なのにお祭り行こうだなんて。 明日は平日よ? 大丈夫なのかしら…。と思いつつも、ちゃっかり乗り気な私。 途中寝てしまったらどうしようと思いつつも、気づいたら身支度を終えて、お祭りをしている屋台の通りまで走ってた。 慣れない下駄で走るのは痛かったわ。浴衣も走れば乱れるし、動きづらいといったら…ね。 でも、気づき遅れたのは間違いなかった。きっと、彼女は帰ってしまったのではないかと。 こんな日に私を誘うなんて、思っていなかったものだから…勝手に、何かを期待していたのかもしれない。 だけど遅れた。走ったけどきっと、もう遅いのよ…そう半分諦めていたら、「ル*カさん」って呼び声。 彼女が…ミ*クが笑って待っていたわ。 その時、また何かを期待したのは秘密。 落ち着いて、私はいつも通りを装うことにする。 平常心よ、平常心…。いつも通りにすればいいのよ、冷静冷静。そう、思っていたのに。 ミ*クが照れて笑うから、愛らしくするから。 …本当に、困った子よね。 凄く、愛しくなってしまう。 >きっと彼女は大人な私を望んでいる。けど、本当はまだまだ貴女と同じ子供なの。 >好きなこの前でじっとしていられない乙女心、貴女にもこの気持ち分かるかしら? 一緒にかき氷を食べれて幸せよ。かき氷、あーんってしてくれた時は普通だったのに、私がやって返したら凄く顔を真っ赤にするの。 私もちょっと緊張だったけど、それ以上に素直に顔に出す彼女はやっぱり可愛い女の子だわ。 #別れ際に思わず前髪をなでてしまった。私があの時、もし振り返っていたら、ミ*クはどんな顔をしていたのかしら? また、彼女らしく照れていたら、嬉しいのかも。
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