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339.Sugarbath
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過去を振り返る、…なんてあんまりしたくないんだけどな。 勘違いしないでよ。もちろん感情に素直で可愛い君と出逢ってからは総じて幸せ。 だけど、それまでも視野に入れて考えれば…波のある一年だった。 人を信じようとも努力して、裏切られ…何度目だろうと自嘲していれば、そんな僕を守りたいと泣かれたこともあった。 それでも揺らがなくなってしまった心が悔しくて年上の相手とゲームをしてみたり、…けど、それもただの退屈凌ぎに過ぎなかった。 取り繕って笑って、お決まりの愛を吐き捨てるだけの毎日。プライドだけは高いせいで、必死にもなったりしたけど…根本的なところでは、いつだって冷めてた。 だけど、君と出逢えてからは…たった一通のメール、たった数行の文章に一喜一憂するってことを覚えた。 今までだったらなんだって考えも無しに吐き出されていた言葉を、君に対しては一字一句間違ないように紡ぎ出したいとも思った。 君が軽く口にする一言さえ、疑い無く信じれた。 …どうして、だろうね。 出逢ってたった三ヶ月と少し。それだけの逢瀬で君は、僕の過去を…闇よりそんなこともあったと思い返せる暖かいものにしてくれた。 同じ手の平の大きさ、 君の手の温もり、 口では恰好つけなのに、不器用だったりヘタレだったりするところ、 どんどん僕を魅了していってくれてさ。 ──参ったよ、 終わり良ければ全てよし、って言うなら、年の瀬が良ければ全てよし、にもなるのかな。 君のおかけで、僕の一年はいいものになった。 ねぇ、──感謝してる。 心から、本当に出逢えてよかったと。…あの大多数な人間の居る中から君を見付けられた日から、まだあと一日残る今年いっぱいも来年も、君と一緒に過ごす日々を大事にしていきたい。 永遠なんてものは存在してないから、願わないけどさ。…出来る限りはずっと、 傍に居て。 また道を間違えてしまわないように、手を繋いでいて。 このまま…来年もよろしく。 愛してる。…君だけに、これからも紡いでいくことを約束するよ。
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