fluffy、 - 日記帳

#( びりびり、 )

黙々と紙を破り続けて数十分。漸く全部破り終えたと息吐いて後ろを振り返ったら、襖の影から山崎が覗いてやがった。また副長に呪いでもかけてんのかと思った、なんて俺も小さく見られたもんでさァ。あのヤローを呪うならこんなちまちましたヤツじゃなくて、もっとド派手なのを選んで目の前で一発堂々とやるっつーの。まァ影でこそこそやって物陰からこっそり反応を窺うってのも、面白いっちゃ面白いんだけどねィ。

それよりも今は漸くデケェヤマが一つ終わったばっかでヘトヘトなもんで、暇な時間が出来た時は呪いよりも睡眠に費やしてやす。
体調管理も務めの内でさァ。…なんでィその目は。なァザキ、ケツからあんぱん食えるか試してみねェ？あ、もう経験済み？そりゃ失礼。