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555.月蝕夜曲(終了)
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ここに書くのは惚気が中心って決めてたのに、うっかり夜中のテンションで違ったことを書くと駄目だ。 それは俺自身に隙が出来ていたということなんだろうけど。 そういう隙を突いて、俺の可愛い小鳥を囲う白い籠の周りを、ネズミ嫌いの猫がうろつき始めたりする。 ちょっと隙を見せただけでこれだ。いっそ笑えてくる。 あいつの、俺の知らない部分の過去は粗方聞いた。 (全てを聞いた、とは思っていない) 俺の、あいつの知らない部分の過去も、話すことにした。 (すっかり忘れてる部分だってない訳じゃないんだ) 俺はあいつの過去に妬いて、 あいつは俺の過去に妬く。 それでいいんじゃないかと思う。 俺はこれまで通り、俺の大切な可愛い小鳥を愛でるだけ。 恋愛なんて結局感情論、波に乗るように浮き沈みするのが当然だ。 #だから、負け犬の遠吠えよろしく外で煩く鳴いてる薄汚ない野良猫の割れ錆びた声に耳を傾ける暇なんてない。
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