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556.薔薇色ノスタルジア
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己の醜さに、塞ぐ、鬱ぐ。 <font color=red>――…眼を、心が。</font> 幼い頃に夢視たきれいなもの、は、どう足掻いても僕の手には届かなかった。 そんな事はとうに解っていた筈なのに、時折こうして締め付けられる。 暴かれ、貶められ、汚される事には慣れたと、思っていたのに。 狂おしい程に恋情というものに惹かれるのは、そのきらきらと光る美しさを欲すが故でしょうか。 <font color=red>――然れどこの身の罪も醜さも変わらぬというのに。</font> いっそ地獄の業火にでも身を投ずれば、罪を贖えるのでしょうか。 恋や愛を手にするには、この身は相応しく無いのでしょうか。 ……なんて、少々センチな気分です。冬はいけませんね、独り身が長いと冷えた風が堪える。 こんな日は湯に浸かって温かいココアでも飲んでゆっくりと寝ましょうか。人肌なんて贅沢なものは望めませんしね。
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