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592.小さな箱庭
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本音をぶちまけてしまえば、寂しくて寂しくて縋って泣き喚きたい。 おはよう、 行ってきます、 ただいま、 おやすみ、 くらいは言いたいし言われたい。 もっと束縛したいし求めて欲しい。 でも、それらは全て叶わないことだと解っている。 口にするだけ淋しさも虚しさも増して心を蝕んでいく。 だから言うのを止めただけなんだ。 素直に吐き出して追いかけていた間、距離を感じていたのは確かで、叫んで届かなかった分はすべて言霊となって自分を苛んだ。 そして届かなかったと思っていた分は以前のように実は彼をも傷つけていたのかもしれない…そう思った。 ならば、自分も彼も傷つかないためには黙るしかないだろう? ……なんて、すべては独りよがりだ。 自分という存在のくだらなさに辟易する。 この日記も書いている間に何回も意識を失って書き始めてから何時間かかっていることやら。 寒さが身に染みる。 眠っていたのに身体は震えているし手足が氷のようだ…僕、もしかしたら爬虫類なのかな。
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