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14 :ひ
2013/03/01(金) 17:24:40

【名護】絶滅が危惧されていた南大東島の「大東犬」を守ろうと、純血種の保存研究に取り組んでいる人がいる。2010年に結成された「だいとうけん保存会」の初代会長に就いた宮城保雄さん(59)が保存に力を注ぐようになったのは、友人から新築祝いにとプレゼントされたのがきっかけだったという。
 大東犬は南大東島へ約100年前に移住した人々によって持ち込まれたもので、足が短く、がに股で、耳はピンと立ち、白色に茶色の円形模様が特徴。
 宮城さんは、市内で不動産業を営む傍ら市名護でウサギやリス、チャボなど約10種類の動物を飼う「なんちゃって動物園」を無料開放している。大東犬も純血種で雄の「ムーム」(6歳)と、75%の血が混ざっているという雌の「阪」(4歳)、「阪」の娘の「神」(2歳)の3頭を飼っている。ムームは体高約30センチ、体重は約9キロ。雌2頭はそれよりひと回り小さい。
 宮城さんが、大東犬と出会ったのは2005年。新築祝いに友人からプレゼントされ「本当に変わった犬だった。今では普通の犬を見ると足が長すぎて変な感じがする」と話す。図鑑などで調べて絶滅が危惧されていると知り、繁殖の研究に取り組んだ。
 宮城さんが研究を始めたころは南大東島に5頭生息、このうち1頭が死んで4頭になっていたが、純血同種の掛け合わせに成功し、2頭を島に提供。また、2008年には純血雌雄から生まれた雄1頭を沖縄市の「沖縄こどもの国」へ提供した。
 宮城さんは「飼うのが目的ではなく、貴重な犬だから増やさなければならないと研究を重ねた」と振り返る。現在、ムームのきょうだいは徳之島に2頭、名護市内で1頭飼われている。娘の佑奈さん(大北小4年)は「小さいけど散歩のときの力は強い」と愛犬たちを見つめた。(玉城学通信員)

(Win/MSIE, ID:8Liizko20)
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