250 :
亜久津仁(恋人)
2011/11/12 08:39
起きたら部屋の外にデッケェ蜜柑が転がってたンだけどよォ。オイ、何の厭がらせだ千石。――テメェは俺に遠慮許り為やがるが、如何云う心算だ。如何せ俺に尽くそうってンなら、外で丸まってンじゃなくて布団に入って湯湯婆代わりに為るくれェの事は為ろよ。
…散々文句を云ったが、テメェが自信の無ェ様な行動を為るのは結局は俺が原因なンだろうな。愛の句なんざ軟派なモンは紡がねェし、外に連れ出す事も為ねェ。其れでもテメェは文句1つ云わねェし、健気に尽くそうと為て呉れやがる。――まァ、可愛いンじゃねェの?…ケッ、知らねェ。
愛してるぜ。
…滅多に云って遣らねェから、今の句を精々大事に耳の穴に収納しときな。一先ずデケェ蜜柑は俺のベッドに回収為とく。
>祝、250。
残りの半分もテメェの信ずる様に綴りな。