日記一覧
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凍った泪
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5 :
忍足侑士
2011/10/31 12:23
昨晩、跡部から初めての電話があった。
いっつも俺からばっかで、初めての事。
それはほんまに唐突で、メールでの事前連絡もなく。
風呂上がりで、まだ服も着てへんまま、表示に慌てて電話出たら。
…跡部がはぁはぁしとった。
何かあったんやと思て多少声荒げて聞いたら、なんや、ただの帰宅途中か。
焦るやないか。
拍子抜けしてしもて、普通に話した。
今の状態云々やなく。
それは跡部も一緒やったみたいで、俺があんまり普通やから拍子抜けしたんやと、後から聞いた。
そらそうやろ。
跡部からの初めての電話で、嬉しい気持ちのが勝ってたんやから。
結局…他愛のない話して、計六時間近く話してたな。
あんだけ饒舌な跡部初めてで、ちょっと驚いた。
多分、気遣ってくれてたんやろな。
アホな話ばっかして、もっこりと肛門と、なんとかのしんしか覚えてないとか。
跡部の心意気に、またしても男前やと感心させられた。
俺も電話しながら堂々と便所行ってる場合やないな。
離れさせようとしてた心は、いつの間にか跡部に引き寄せされて、気付いたら元通りや。
俺の我儘に付き合うんは、ゆっくりでええ。
ゆっくりでええから、跡部のあの可愛い拗ね癖、他の奴には見せんといてや。
はっぴーはろうぃん。
心、取り戻したで。
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