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そして最期の一筆を。
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33 :
柳蓮二
2012/06/23 01:46
太股が無くなってしまったら頗るバランスの悪い身体が出来上がると思うのだが、如何だろうか。四肢を失ったとしても彼奴は傍に居ると言った。然しながら彼奴が五体満足で在る間は俺も同じ状態で居たい、従ってこの太股を捧げるならば代わりに彼奴の一部を頂かなくてはならない。
嗚呼、だが然し。小指やら心臓よりも正直彼奴の身体その物が欲しいと光の速さで前言撤回。不変の二文字が相応しい様に思う。故に腐敗する事の無いよう十二分に考慮した上で一升瓶一杯分のホルマリンに浸すのだ。―…此処まで好き勝手に捲し立てておきながら彼奴が息絶えるその時は俺もまた生を放棄したいと切実に願って止まない。これには愈々困り果てた。
柳蓮二は99%のジレンマと1%の矛盾で構成されている。ちゃちな肉塊ではとても収まりきらない為、彼奴への愛情は別次元。
如何考えても彼奴が好きだ。
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